ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact

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Jace, the Living Guildpact / ギルドパクトの体現者、ジェイス (2)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+1]:あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見る。それらのうちの1枚をあなたの墓地に置く。
[-3]:他の土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-8]:各プレイヤーは自分のライブラリーに自分の手札と墓地を加えて切り直す。あなたはカードを7枚引く。

5

基本セット2015で登場した5枚目のジェイス忠誠度能力ライブラリー操作バウンスドロー手札破壊

+1能力
ディミーアの魔除け/Dimir Charmの3番目のモードに似た自分ライブラリー操作
次のドローの質を上げられるが、直接的なカード・アドバンテージを得ることはできず、操作できる枚数も少ないため単体では強力な能力とは言い難い。-3能力や-8能力を起動するための忠誠カウンターを貯める目的で起動するのが主な使い方となる。
例によって墓地を利用するカードや、クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixなどのライブラリーの一番上を参照するカードと相性が良い。この能力を主軸として運用する場合は、それらシナジーを形成するカード群と併用したい。
-3能力
虚空の罠/Void Snareとほぼ同等のバウンス。
土地以外のどんな種類のパーマネントにも触ることができるのは便利だが、これ単体では一時凌ぎにしかならない点には注意が必要。忠誠度の消費が大きく、繰り返し使用するのも難しい。どちらかと言えばビートダウン系のデッキテンポを得るのに向いている。
-8能力
自分だけが手札を回復できるTimetwister対戦相手からしたら手札をすべて失うので機知の終わり/Wit's End相当。
大きなハンド・アドバンテージを得られる能力であり、特にコントロールデッキに対しては致命的な打撃を与えることができる。自分の手札は回復できるため、起動の目処が立ったら打ち消し除去を惜しまずに使ってジェイスを守り切りたい。ただし盤面に影響を与えるわけではないので、ビートダウンデッキ相手だと使ってもそのまま押し切られる恐れもある。そのため忠誠度が溜まっていたとしても、-3能力でボード・アドバンテージを稼ぎにいく選択肢も考慮したい。
  • 墓地のカードがライブラリーに戻るというのはデメリットでもあることにも注意。確率はそう高くないにしても、墓地にあった致命的なカードをトップデッキされて敗北、なんてパターンも考えられる。

歴代ジェイスと比べてややクセが強いものの、青単信心等の攻撃的なデッキとの相性は悪くない。このカードを中心に攻めるのではなく、攻め手の一つとして展開し、対戦相手にじわじわとプレッシャーを掛ける運用法が望ましい。発売直後の評判はぱっとしなかったものの、プロツアー「マジック2015」スタンダード部門ではこれを採用したデッキが幾つか上位に入賞し注目を集めた。

関連カード

サイクル

基本セット2015プレインズウォーカーサイクルリリアナ・ヴェス/Liliana Vess紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster再録

他にも、多色カード頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predatorが存在している。

ストーリー

ラヴニカ/Ravnica暗黙の迷路/The Implicit Mazeを解いたことで、ギルドパクト/Guildpactそのものの体現となったジェイス/Jaceギルド/Guild間の調停者として大部分の時間をラヴニカで過ごしているが、同時にガラク/Garrukエルドラージといった多元宇宙/Multiverseの脅威にも目を光らせている。

詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。

参考

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