ジェイスの敗北/Jace's Defeat

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[[反論/Gainsay]]にオマケがついた[[上位互換]]。[[対象]]の[[カード・タイプ]]を問わないため、サイクルの中でも扱いやすい一枚。[[占術]]を行える機会は限られるものの、反論そのものが優秀な[[サイドボード]]要員であるため、こちらも同様に青い[[デッキ]]のサイドボードとして有用。2[[マナ]]の[[条件付きカウンターカード|条件付きカウンター]]には[[否認/Negate]]など他の選択肢もあるため、[[メタゲーム]]を考慮して選択したい。
  
[[スタンダード]]では、青系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]や[[王神の贈り物]]のサイドボードにしばしば採用される。
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[[スタンダード]]では、青系[[コントロールデッキ]]や[[王神の贈り物]]のサイドボードにしばしば採用される。
  
 
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敗北サイクルの1枚目。[[アモンケット/Amonkhet]]の[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]と[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の決戦で、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]がボーラスに敗北する場面が描かれている({{Gatherer|id=430727}})。
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ジェイスはボーラスへの精神攻撃を試みたが、その精神は黒曜石のように滑らかで一様な壁に覆われ、入口は見当たらなかった。だが彼はボーラスの精神攻撃から逆に痕跡を辿り、壁に小さなひび割れを発見してそれを広げようとした――それが罠だと気づいた瞬間には時すでに遅く、彼の精神はたちどころにボーラスに掌握された。激しい苦痛の中、迫りくる精神の死を前に、ジェイスは無意識にプレインズウォークした<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/hour-devastation-2017-07-26 Hour of Devastation]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0019243/ 破滅の刻](Magic Story [[2017年]]7月26日 [[Ken Troop]]著)</ref>。
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*後にこのプレインズウォークは[[ウギン/Ugin]]の仕業であったことが明かされる。ウギンは[[ゼンディカー/Zendikar]]でジェイスと出会ったとき<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/revelation-eye-2015-10-14 Revelation at the Eye]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0015810/ 「目」での天啓](Uncharted Realms [[2015年]]10月14日 [[Kelly Digges]]著)</ref>、彼にこっそり魔法の仕掛けを埋め込んでいた。誰かがジェイスの記憶を読もうとしたなら、彼を[[イクサラン/Ixalan]]へ強制的にプレインズウォークさせるように<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/glimpse-far-side-sun-2018-01-17 Glimpse the Far Side of the Sun]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030151/ 太陽の向こう側](Magic Story [[2018年]]1月17日 [[開発部|R&D]] Narrative Team著)</ref>。
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==参考==
 
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*[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
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*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[アンコモン]]
 
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2024年1月22日 (月) 03:53時点における最新版


Jace's Defeat / ジェイスの敗北 (1)(青)
インスタント

青の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。それがジェイス(Jace)・プレインズウォーカー呪文であるなら、占術2を行う。


の敗北サイクルカウンタージェイスプレインズウォーカー対象とすれば占術2を行える。

反論/Gainsayにオマケがついた上位互換対象カード・タイプを問わないため、サイクルの中でも扱いやすい一枚。占術を行える機会は限られるものの、反論そのものが優秀なサイドボード要員であるため、こちらも同様に青いデッキのサイドボードとして有用。2マナ条件付きカウンターには否認/Negateなど他の選択肢もあるため、メタゲームを考慮して選択したい。

スタンダードでは、青系コントロールデッキ王神の贈り物のサイドボードにしばしば採用される。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

破滅の刻の敗北サイクル。いずれもアンコモン

自身と同じ呪文またはパーマネント対象とする色対策カード。対象が対応するプレインズウォーカー・タイプを持っている場合は追加のボーナスが得られる。

イラストではニコル・ボーラス/Nicol Bolasに敗北するゲートウォッチ/The Gatewatchの姿が、フレイバー・テキストではその際のボーラスの台詞が描写されている。

[編集] ストーリー

敗北サイクルの1枚目。アモンケット/Amonkhetゲートウォッチ/The Gatewatchニコル・ボーラス/Nicol Bolasの決戦で、ジェイス・ベレレン/Jace Belerenがボーラスに敗北する場面が描かれている(イラスト)。

ジェイスはボーラスへの精神攻撃を試みたが、その精神は黒曜石のように滑らかで一様な壁に覆われ、入口は見当たらなかった。だが彼はボーラスの精神攻撃から逆に痕跡を辿り、壁に小さなひび割れを発見してそれを広げようとした――それが罠だと気づいた瞬間には時すでに遅く、彼の精神はたちどころにボーラスに掌握された。激しい苦痛の中、迫りくる精神の死を前に、ジェイスは無意識にプレインズウォークした[1]

「ジェイスよ。おぬしにはもう少し期待していたのだがな。買い被っておったようだ。」
ニコル・ボーラス
  • 後にこのプレインズウォークはウギン/Uginの仕業であったことが明かされる。ウギンはゼンディカー/Zendikarでジェイスと出会ったとき[2]、彼にこっそり魔法の仕掛けを埋め込んでいた。誰かがジェイスの記憶を読もうとしたなら、彼をイクサラン/Ixalanへ強制的にプレインズウォークさせるように[3]

[編集] 脚注

  1. Hour of Devastation/破滅の刻(Magic Story 2017年7月26日 Ken Troop著)
  2. Revelation at the Eye/「目」での天啓(Uncharted Realms 2015年10月14日 Kelly Digges著)
  3. Glimpse the Far Side of the Sun/太陽の向こう側(Magic Story 2018年1月17日 R&D Narrative Team著)

[編集] 参考

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