セラからの翼/On Serra's Wings

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[[セラ/Serra]]が授ける[[伝説の]][[オーラ]]。+1/+1[[修整]]と3種の[[キーワード能力]]を与え、[[伝説のクリーチャー]]にもなる。
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[[セラ/Serra]]が授ける[[伝説の]][[オーラ]]。+1/+1[[修整]]と3種の[[キーワード能力]]を与え、[[伝説のクリーチャー]]になる。
  
[[強化]]オーラとしては一級品。[[リミテッド]]/[[構築]]問わず、この3種のキーワード能力の組み合わせは強力であり、特にリミテッドでは圧倒的な支配力を有する。伝説化させる[[能力]]が付いているが、[[ペナルティ能力|デメリット]]として働くことはまずなく([[#ルール]]参照)、[[伝説のソーサリー]]を[[唱える]]助けになるなど、メリットと見なしてよいだろう。リミテッドでは[[白]]を使うなら確実に採用したい[[カード]]であり、[[スタンダード]]構築でも[[呪禁オーラ]]のような[[デッキ]]を作るなら真っ先に候補に挙がるだろう。
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[[強化]]オーラとしては一級品。[[リミテッド]]/[[構築]]問わず、この3種のキーワード能力の組み合わせは強力。特にリミテッドでは[[ダメージレース]]で大きな支配力を有する。伝説化させる[[能力]]が付いているが、[[ペナルティ能力|デメリット]]として働くことはまずなく([[#ルール]]参照)、[[伝説のソーサリー]]を[[唱える]]助けになるなど、メリットと見なしてよいだろう。リミテッドでは[[白]]を使うなら確実に採用したい[[カード]]
  
強いて弱点を挙げるとするなら、[[伝説のエンチャント]]である点と[[P/T]]への修整が最低限という点か。特に後者に関しては気を使う必要があり、[[熊 (俗称)|熊]]程度のクリーチャーに[[つける|つけて]]も大きな脅威にはなれない。ある程度のP/T、そして可能なら[[除去耐性]]を有するクリーチャーを準備しておきたい。
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弱点を挙げれば、[[伝説のエンチャント]]である点と[[P/T]]への修整が最低限という点。特に後者に関しては気を使う必要があり、[[熊 (俗称)|熊]]程度のクリーチャーに[[つける|つけて]]も大きな脅威にはなれない。ある程度のP/T、そして可能なら[[除去耐性]]を有するクリーチャーを準備しておきたい。
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[[スタンダード]]では、これを用いた[[白緑ビートダウン/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期#セラからの翼型|セラからの翼型セレズニア・ミッドレンジ]]で採用されている。
  
 
*{{Gatherer|id=442916}}に描かれている人物とステンドグラスは、[[セラの報復者/Serra Avenger]]の{{Gatherer|id=288762}}の構図を模しているかのようによく似ている。
 
*{{Gatherer|id=442916}}に描かれている人物とステンドグラスは、[[セラの報復者/Serra Avenger]]の{{Gatherer|id=288762}}の構図を模しているかのようによく似ている。
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**ステンドグラスのような翼を授けられた[[人間]]、というモチーフは[[オルゾヴァの贈り物/Gift of Orzhova]]({{Gatherer|id=366339}})とよく似ており、効果自体も類似している。
 
*[[フレイバー・テキスト]]には[[万物の歌/Song of All]]の詩の一節が記されている。第524篇には続きがあり、[[ウルザズ・サーガ]]版[[セラの抱擁/Serra's Embrace]]のフレイバー・テキストに続いている。
 
*[[フレイバー・テキスト]]には[[万物の歌/Song of All]]の詩の一節が記されている。第524篇には続きがあり、[[ウルザズ・サーガ]]版[[セラの抱擁/Serra's Embrace]]のフレイバー・テキストに続いている。
  
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==ルール==
 
==ルール==
*[[あなた]]が伝説である[[パーマネント]]と同名の伝説でないパーマントを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していても、[[レジェンド・ルール]]でどちらかを[[墓地]]に置く必要は無い。レジェンド・ルールは伝説かつ同名のパーマネントを2つ以上コントロールしていた場合にのみ適用される。[[レジェンド・ルール]]の項も参照。
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*[[あなた]]が伝説である[[パーマネント]]と同名の伝説でないパーマネントを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していても、[[レジェンド・ルール]]でどちらかを[[墓地]]に置く必要は無い。レジェンド・ルールは伝説かつ同名のパーマネントを2つ以上コントロールしていた場合にのみ適用される。[[レジェンド・ルール]]の項も参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[セラ/Serra]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[セラ/Serra]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[アンコモン]]

2021年9月3日 (金) 20:31時点における最新版


On Serra's Wings / セラからの翼 (3)(白)
伝説のエンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは伝説であり、+1/+1の修整を受けるとともに飛行と警戒と絆魂を持つ。


セラ/Serraが授ける伝説のオーラ。+1/+1修整と3種のキーワード能力を与え、伝説のクリーチャーになる。

強化オーラとしては一級品。リミテッド/構築問わず、この3種のキーワード能力の組み合わせは強力。特にリミテッドではダメージレースで大きな支配力を有する。伝説化させる能力が付いているが、デメリットとして働くことはまずなく(#ルール参照)、伝説のソーサリー唱える助けになるなど、メリットと見なしてよいだろう。リミテッドではを使うなら確実に採用したいカード

弱点を挙げれば、伝説のエンチャントである点とP/Tへの修整が最低限という点。特に後者に関しては気を使う必要があり、程度のクリーチャーにつけても大きな脅威にはなれない。ある程度のP/T、そして可能なら除去耐性を有するクリーチャーを準備しておきたい。

スタンダードでは、これを用いたセラからの翼型セレズニア・ミッドレンジで採用されている。

「セラの精霊はブリンドリを高みに引き上げ、均衡の維持を命じた。」
「万物の歌」、詩編五二四

(出典:セラからの翼/On Serra's Wings)
尋常でない力を授かり、その戦闘でブリンドリは光と憤怒の天使となった。
万物の歌、第524篇

[編集] ルール

[編集] 参考

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