テレパシー/Telepathy

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2010年1月10日 (日) 15:43時点における58.93.131.30 (トーク) - whois による版
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Telepathy / テレパシー (青)
エンチャント

あなたの対戦相手は、手札を公開した状態でプレイする。


対戦相手手札公開情報にするシンプルなエンチャント。あらゆるデッキにおいて、相手の手札を把握することは戦略上非常に重要である。しかも見せるのは対戦相手だけで、自分が持っているカードがこれによって知られることは無い。そして、たった1マナ戦場に出すことができる。

しかし弱点は多く、まず相手の手札に干渉することができず、見るだけだということ。2枚目からは何の役にも立たず腐るということ。そしてとりあえずはカード・アドバンテージを確実に失ってしまうことである。つまり、直接ゲームに影響する能力はなく、完全に戦略上のサポートしか行わない珍しいカードだといえる。

一見トーナメントレベルに達しているとは思えないが、ヴィンテージクラシックでデッキの種類を問わず、積まれることがある。 通常は1枚挿しだが、コンボデッキなどはサイドボードを含めて複数枚投入する事も。もちろん2枚目以降をForce of Willの餌として利用できる前提である。

コンボデッキでは安心してコンボをスタートすることができるし、ビートダウンコントロールデッキに入れたとしても、相手の手札の情報まで含めた判断を行うことで、結果として1枚以上のアドバンテージを得ることは可能ということであろう。

また上のフォーマットではForce of Willを初めとするピッチスペルが幅を利かせているため、戦場の状況だけで安全性を読み切れないこと、 カード枚数のアドバンテージではなく、質のアドバンテージやテンポ・アドバンテージが最も優先される環境であることなどが、使用される他の要因として挙げられるだろう。

参考

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