ブロックされない

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(4人の利用者による、間の4版が非表示)
3行: 3行:
 
#(''can't be blocked'') 主語が示すクリーチャーの[[攻撃]]を、クリーチャーは[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]で阻止できないことを意味する文章。厳密には「[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]でそのような[[攻撃クリーチャー]]をブロックする指定ができない」ことを意味する。
 
#(''can't be blocked'') 主語が示すクリーチャーの[[攻撃]]を、クリーチャーは[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]で阻止できないことを意味する文章。厳密には「[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]でそのような[[攻撃クリーチャー]]をブロックする指定ができない」ことを意味する。
 
#1の[[効果]]を含む能力や、そのような能力を持つクリーチャーの総称。基本的にどのクリーチャーにもブロックされないものを指し、特定のクリーチャーにはブロックされるものは含まないことが多い。
 
#1の[[効果]]を含む能力や、そのような能力を持つクリーチャーの総称。基本的にどのクリーチャーにもブロックされないものを指し、特定のクリーチャーにはブロックされるものは含まないことが多い。
#(''Unblockable'') [[基本セット2014]]より前に存在していた、1のルール文章内での言い回し。「~はブロックされない(is unblockable)」と表現された。[[基本セット2014]]発売に伴う2013年7月の[[オラクル]]更新で1の表記に変更され、現在は[[銀枠]]でしか使われていない表現となった。
+
#(''Unblockable'') [[基本セット2014]]より前に存在していた、1の[[ルール文章]]内での言い回し。「~はブロックされない(is unblockable)」と表現された。[[基本セット2014]]発売に伴う2013年7月の[[オラクル]]更新で1の表記に変更され、ルール文章では使用されなくなった。
 
#*この英単語から、ブロックされない[[能力]]やクリーチャーは「'''アンブロッカブル'''」とも呼ばれる。
 
#*この英単語から、ブロックされない[[能力]]やクリーチャーは「'''アンブロッカブル'''」とも呼ばれる。
  
14行: 14行:
 
「ブロックされない」能力は単体では最もシンプルかつ最強の[[回避能力]]と言える。基本的に[[青]]の能力であり、[[小型クリーチャー]]に多い。
 
「ブロックされない」能力は単体では最もシンプルかつ最強の[[回避能力]]と言える。基本的に[[青]]の能力であり、[[小型クリーチャー]]に多い。
  
[[除去]]の少ない[[リミテッド]]では非常に強力な能力として認識される。[[構築]]や[[エターナル]]でもこの能力そのものは強力であるが、[[コスト・パフォーマンス]]の良いクリーチャーが少ないため、この能力を持つクリーチャーが使用されることはあまり多くない。
+
[[除去]]の不足しがちな[[リミテッド]]では非常に強力な能力として認識され、古来より重宝されている。[[構築]]や[[エターナル]]においても強力であるが、この能力を持つクリーチャーは能力と引き換えに[[コスト・パフォーマンス]]に難を抱えたものも多く、積極的に採用されることは少ない。
  
*回避能力のうち、[[威嚇]]、[[畏怖]]、[[土地渡り]]の[[上位互換]]。
+
*回避能力のうち、[[威嚇]]、[[畏怖]]、[[土地渡り]]、[[威迫]]、[[潜伏]]の[[上位互換]]。
 
*[[飛行]]、[[シャドー]]、[[馬術]]については相手のそれらを持つクリーチャーをブロックできないので、上位互換とはならない。[[プロテクション]](クリーチャー)と比べた場合、戦闘だけ考えれば[[下位互換]]だが、こちらはプロテクションと違い味方クリーチャーからの[[起動型能力]]などによる支援を受けられる。
 
*[[飛行]]、[[シャドー]]、[[馬術]]については相手のそれらを持つクリーチャーをブロックできないので、上位互換とはならない。[[プロテクション]](クリーチャー)と比べた場合、戦闘だけ考えれば[[下位互換]]だが、こちらはプロテクションと違い味方クリーチャーからの[[起動型能力]]などによる支援を受けられる。
 
*ブロックされないクリーチャーであっても、[[まばゆい美貌/Dazzling Beauty]]や[[光の幕/Curtain of Light]]で「[[ブロックされているクリーチャー|ブロックされている]]」状態にしたり、[[瞬間群葉/Flash Foliage]]でそれを「ブロックしている」状態のクリーチャー・[[トークン]]を出したりすることはできる。
 
*ブロックされないクリーチャーであっても、[[まばゆい美貌/Dazzling Beauty]]や[[光の幕/Curtain of Light]]で「[[ブロックされているクリーチャー|ブロックされている]]」状態にしたり、[[瞬間群葉/Flash Foliage]]でそれを「ブロックしている」状態のクリーチャー・[[トークン]]を出したりすることはできる。

2018年10月7日 (日) 10:48時点における最新版

ブロックされないとは、

  1. (can't be blocked) 主語が示すクリーチャーの攻撃を、クリーチャーはブロックで阻止できないことを意味する文章。厳密には「ブロック・クリーチャー指定ステップでそのような攻撃クリーチャーをブロックする指定ができない」ことを意味する。
  2. 1の効果を含む能力や、そのような能力を持つクリーチャーの総称。基本的にどのクリーチャーにもブロックされないものを指し、特定のクリーチャーにはブロックされるものは含まないことが多い。
  3. (Unblockable) 基本セット2014より前に存在していた、1のルール文章内での言い回し。「~はブロックされない(is unblockable)」と表現された。基本セット2014発売に伴う2013年7月のオラクル更新で1の表記に変更され、ルール文章では使用されなくなった。
    • この英単語から、ブロックされない能力やクリーチャーは「アンブロッカブル」とも呼ばれる。

本項では主に2について解説する。


Phantom Warrior / 幻影の戦士 (1)(青)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion) 戦士(Warrior)

幻影の戦士はブロックされない。

2/2


Cloak of Mists / 霞の外套 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーはブロックされない。


[編集] 解説

「ブロックされない」能力は単体では最もシンプルかつ最強の回避能力と言える。基本的にの能力であり、小型クリーチャーに多い。

除去の不足しがちなリミテッドでは非常に強力な能力として認識され、古来より重宝されている。構築エターナルにおいても強力であるが、この能力を持つクリーチャーは能力と引き換えにコスト・パフォーマンスに難を抱えたものも多く、積極的に採用されることは少ない。

[編集] 参考

QR Code.gif