モミール・ベーシック

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2012年5月23日 (水) 00:05時点における218.218.174.232 (トーク) - whois による版
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モミール・ベーシック/Momir BASICとは、Magic Online認定フォーマットの1つ。Magic Online VanguardMomir Vig, Simic Visionary Avatar基本土地のみが使用可能なフォーマット。

要するにMomir Vig, Simic Visionary Avatarから出てきたトークンのみで戦うわけで、その性質から、構築リミテッドなどに比べ、運の要素が極めて強い。

Momir Vig, Simic Visionary Avatarが使用可能になって以来、主にカジュアル・ルームでプレイされていた物が正式にサポートされた。

目次

構築ルール

戦略

運の要素が大きいのは言うまでもないが、それでも基本となる戦略は存在する。ただし、それら基本とされていることでも、決して正確な計算に基づいたものではなく、また新しいセットがサポートされるたびに変わっていくことに注意。また、諸説存在する。

能力をX=1から起動しない
まず前提として、「土地のプレイ」「Momir Vigの能力を起動」の両方を行えるのは、手札が2枚以上残っているのが条件である。当然、より大きなマナ域でその状態を保持したいが、そのためには序盤は土地のプレイのみを行い、手札の消費を抑える必要がある。つまりその間は一方的にクリーチャーを展開されるリスクを犯すことになり、その兼ね合いがプレイングの大半と言っても良い。
1マナのクリーチャーに、盤面に大きな影響を与えるものは少ないため、カード消費を抑えてマナを伸ばす方が良い(マナ・クリーチャーの確率は概ね低い)。
  • 参考までに1マナ域のクリーチャーがマナ・クリーチャーである確率はほぼ1/19(5%程度)。2マナ域も同程度である。3マナ域では2.6%程度。
  • 以前はX=2から起動する(X=3では起動しない)ことが多かったが、現在では、比較的高確率かつ圧倒的な支配力を持つエルドラージ・クリーチャーのマナ域に繋げるため、アゾリウスのギルド魔道士/Azorius GuildmageがいるX=2で起動した後はX=5程度まで手札を保持することも多い。
基本土地は全種類投入
このフォーマットでは一切呪文を唱えることができないため、クリーチャーのサイズと能力だけで戦うことになる。
有用な起動型能力を持つクリーチャーは各色に存在するため、それぞれの色のマナを使えるようにしておく方が、戦場に出たクリーチャーが腐りにくい。
  • パンプアップ持ちの有効活用に、をやや多めに入れる。
    • 逆に土地渡りを考慮して序盤は沼などを置かないプレイングが重要になる。
  • も生息条件に関わるカードが多く比重は重く、逆に平地は起動型能力(必要マナが少ない)を使うことが少ないので数枚しか入れない事が多い。
  • デッキに使用する土地は基本氷雪土地が望ましい。基本氷雪土地を採用したことが完全にデメリットとなるクリーチャーはリム=ドゥールの軍勢/Legions of Lim-Dulぐらいのものであり、有効活用できるようになるクリーチャーのほうが多数であるからである。特に霧氷風の冷術師/Rimewind Cryomancerの存在は大きい。

その他

強烈なデメリットを持つなど、単純に使うようにデザインされていないクリーチャーを引き当てると、即敗北あるいは大幅に不利になることも多い。

それらのマナ域で、能力を一切起動しないわけにはいかないだろうから、基本的に対処の方法は皆無である。

X 出たクリーチャー 結果
3 田舎の破壊者/Countryside Crusher‎ 次の自分のアップキープライブラリーがすべて削られる。
4 荒廃の巨人/Desolation Giant 自分の他のクリーチャーが壊滅する(再生可能)。
5 地ならし屋/Leveler ライブラリーがすべて削られる。
荒廃の天使/Desolation Angel 自分の土地が壊滅する。
空を飲み込むもの/Sky Swallower 自分の他のパーマネントが全て対戦相手のものになる。
6 世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon 自分のパーマネントがこれだけになる。クリーチャーは状況起因処理で消滅。
7 触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable 誘発型能力で即死。
8 深海の生息者/Denizen of the Deep 自分の他のクリーチャーが壊滅する。
また、アヴァシンの帰還現在、X=13、X=14のクリーチャーは存在しない。クリーチャーの頭数が致命的なミスになるため、注意すること。

参考

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