ヴィダルケンの枷

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[[打ち消す|カウンター]]が弱体化させられていたため、長い間青単色の[[デッキ]]は姿を消していたが、[[卑下/Condescend]]の登場によりパーミッションを組むことが可能となり誕生した。
 
[[打ち消す|カウンター]]が弱体化させられていたため、長い間青単色の[[デッキ]]は姿を消していたが、[[卑下/Condescend]]の登場によりパーミッションを組むことが可能となり誕生した。

2011年2月20日 (日) 02:09時点における版

ヴィダルケンの枷(Vedalken Shackles)は、スタンダードフィフス・ドーンが参入してから登場した単色パーミッションコントロールデッキ真面目な身代わり/Solemn Simulacrumを採用している以外は、ほとんどノンクリーチャーに近い構成で、フィニッシャーは相手から奪うことが多い。

概要


Vedalken Shackles / ヴィダルケンの枷 (3)
アーティファクト

あなたは、あなたのアンタップ・ステップにヴィダルケンの枷をアンタップしないことを選んでもよい。
(2),(T):あなたがコントロールする島(Island)の数以下のパワーを持つクリーチャー1体を対象とする。ヴィダルケンの枷がタップ状態であり続けるかぎり、そのクリーチャーのコントロールを得る。


カウンターが弱体化させられていたため、長い間青単色のデッキは姿を消していたが、卑下/Condescendの登場によりパーミッションを組むことが可能となり誕生した。

当然として親和デッキに滅法弱いが、逆にアンチ親和デッキは通常のパーミッションビートダウンに勝てない側面を持っていた。「環境最多の親和が25%。ならば他の75%に対しては有利に戦える」というものすごい理屈で誕生したデッキで、当初は「No Affinity」(親和なんていない)とも呼ばれていた(流石に完全に開き直るのは無理だったか、無効/Annul機械の行進/March of the Machinesといった親和対策カードサイドボードに満載である)。

序盤はマナ漏出/Mana Leak等の打ち消し、及び残響する真実/Echoing Truth等のバウンスで時間を稼ぎ、島/Islandの数が増えてきたらヴィダルケンの枷/Vedalken Shacklesで奪ったクリーチャーブロッカーにしてアドバンテージを稼ぐ。相手をコントロールしきったら、ヴィダルケンの枷や袖の下/Briberyで奪ったクリーチャー、又はクリーチャー化した隠れ石/Stalking Stonesなどでとどめを刺す、というのが基本的な動き。

禁止カードにより親和が消滅した後は、神河物語潮の星、京河/Keiga, the Tide Star曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorといった優秀なフィニッシャーを得て、ビッグ・ブルーとしてメタゲームの一角をなした。

サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (8) 2 曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
4 呪師の弟子/Jushi Apprentice 3 すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All
4 尖塔のゴーレム/Spire Golem 4 選別の秤/Culling Scales
呪文 (27) 2 残響する真実/Echoing Truth
4 無効/Annul 2 旅行者の凧/Journeyer's Kite
4 マナ漏出/Mana Leak 1 最後の言葉/Last Word
4 邪魔/Hinder 1 巻き直し/Rewind
3 最後の言葉/Last Word
2 巻き直し/Rewind
4 ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles
4 ブーメラン/Boomerang
2 知識の渇望/Thirst for Knowledge
土地 (25)
20 島/Island
4 隠れ石/Stalking Stones
1 嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well

参考

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