一日のやり直し/Day's Undoing

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全[[プレイヤー]]の[[手札]]と[[墓地]]をリセットする[[呪文]]。かの[[Timetwister]]の直系[[リメイク]]であり、[[マナ・コスト]]も同じだが、[[あなた|自分]]の[[ターン]]を強制的に終了してしまうデメリットがついている。
 
全[[プレイヤー]]の[[手札]]と[[墓地]]をリセットする[[呪文]]。かの[[Timetwister]]の直系[[リメイク]]であり、[[マナ・コスト]]も同じだが、[[あなた|自分]]の[[ターン]]を強制的に終了してしまうデメリットがついている。
  
[[引く|引いた]]7枚の[[カード]]を先に使えるのは[[対戦相手]]。ターン強制終了にともないこのカード自身が[[追放]]されてしまうため再利用は難しく、[[引く|ドロー]]に関する[[誘発型能力]]も機能しない。何らかの[[コンボ]]に応用するのではなく、高速で消費した手札を補充するまっとうな使い方が主になるだろうか。
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[[引く|引いた]]7枚の[[カード]]を先に使えるのは[[対戦相手]]。ターン強制終了にともないこのカード自身が[[追放]]されてしまうため再利用は難しく、[[引く|ドロー]]に関する[[誘発型能力]]も機能しない。よって、何らかの[[コンボ]]に応用するのではなく、高速で消費した手札を補充するまっとうな使い方が主になる。
  
自分のターンでなければターン終了の効果が出ない事を踏まえ、[[急かし/Quicken]]から繋げて相手のターンに[[唱える]]のもあり。この場合は一日のやり直しが追放されることもないため、使い回しも可能となる。
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しかし、相手にも手札の補充を許すため、単純に[[アドバンテージ]]を得るのが難しい。自分の手札が空で相手の手札が多い時に使うのが最も効果的だが、自分のみがカードを使用出来ていると言う状況は、有利な状況である場合が多い。このカードでダメ押しする必要が薄いどころか、迂闊に相手の手札に[[全体除去]]を呼び込んでは目も当てられない。「呼び込んだ手札を先に使えない」と言う点がかなり大きく、使い所の難しいカードである。
  
もしくは更に重い[[ペナルティ能力]][[スタック]]に乗った状態で急かしから唱え、[[もみ消し/Stifle]]のように扱うと、デメリットはある程度緩和出来るかもしれない。
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[[急かし/Quicken]]などと組み合わせて[[瞬速]]を与え、相手のターン終了時に[[唱える]]手もある。この場合はターン終了や追放のデメリットが発生せず、相手より先に手札を使う事が可能となる。ただし2枚コンボとなる上に直接勝ちに繋がらない点には注意が必要。どちらのカードも単独で有効に活かせるデッキでなら、自然に採用出来る。
  
 
*[[カード名]]の”''Undoing''”は「やり直し」と同時に「破滅」という意味もあり、仏語版などはそちらの意味で訳している。過去の風景と比べると荒廃しきった現在を描いている{{Gatherer|id=398652|イラスト}}の雰囲気からするとダブルミーニングなのかもしれない。
 
*[[カード名]]の”''Undoing''”は「やり直し」と同時に「破滅」という意味もあり、仏語版などはそちらの意味で訳している。過去の風景と比べると荒廃しきった現在を描いている{{Gatherer|id=398652|イラスト}}の雰囲気からするとダブルミーニングなのかもしれない。
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==ルール==
 
==ルール==
 
ターン強制終了についての基本的なルールは[[時間停止/Time Stop #ルール|時間停止/Time Stop]]を参照。
 
ターン強制終了についての基本的なルールは[[時間停止/Time Stop #ルール|時間停止/Time Stop]]を参照。
*前の[[状況起因処理]]から[[ターン]]終了の手順が始まるまでに[[誘発]]した[[誘発型能力]](例えば[[カード]]を[[引く]]ことにより[[スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelage]]の能力が誘発したり[[ライブラリー]]を[[切り直す]]ことによって[[心因検査器/Psychogenic Probe]]の能力が誘発したり等)は[[スタック]]に置かれる事は無く、[[クリンナップ・ステップ]]に入った後で何かする事も無い。これは日本語のリリース・ノートには記載されていないが英語版には載っており、ルール・マネージャーの[[Matt Tabak]]も[https://twitter.com/TabakRules/status/613760840093728768 自身のtwitter]で総合ルールが更新されると述べている。
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*前の[[状況起因処理]]から[[ターン]]終了の手順が始まるまでに[[誘発]]した[[誘発型能力]](例えば[[カード]]を[[引く]]ことにより[[スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelage]]の能力が誘発したり[[ライブラリー]]を[[切り直す]]ことによって[[心因検査器/Psychogenic Probe]]の能力が誘発したり等)は[[スタック]]に置かれる事は無く、[[クリンナップ・ステップ]]に入った後で何かする事も無い。これは日本語のリリース・ノートには記載されていないが英語版には載っており、ルール・マネージャーの[[Matt Tabak]]も[https://twitter.com/TabakRules/status/613760840093728768 自身のtwitter]で「総合ルールが更新される」と述べている。
*[[墓地]]と[[手札]]にカードが1枚も無い[[プレイヤー]]もライブラリーは切り直す。
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*[[墓地]]と[[手札]]にカードが1枚も無い[[プレイヤー]]も、ライブラリーは切り直す。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[神話レア]]

2015年7月12日 (日) 15:10時点における版


Day's Undoing / 一日のやり直し (2)(青)
ソーサリー

各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたのターンであるなら、ターンを終了する。(このカードを含め、スタック領域から呪文や能力をすべて追放する。あなたの手札の最大枚数になるまで手札を捨てる。ダメージは消え、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終わる。)


プレイヤー手札墓地をリセットする呪文。かのTimetwisterの直系リメイクであり、マナ・コストも同じだが、自分ターンを強制的に終了してしまうデメリットがついている。

引いた7枚のカードを先に使えるのは対戦相手。ターン強制終了にともないこのカード自身が追放されてしまうため再利用は難しく、ドローに関する誘発型能力も機能しない。よって、何らかのコンボに応用するのではなく、高速で消費した手札を補充するまっとうな使い方が主になる。

しかし、相手にも手札の補充を許すため、単純にアドバンテージを得るのが難しい。自分の手札が空で相手の手札が多い時に使うのが最も効果的だが、自分のみがカードを使用出来ていると言う状況は、有利な状況である場合が多い。このカードでダメ押しする必要が薄いどころか、迂闊に相手の手札に全体除去を呼び込んでは目も当てられない。「呼び込んだ手札を先に使えない」と言う点がかなり大きく、使い所の難しいカードである。

急かし/Quickenなどと組み合わせて瞬速を与え、相手のターン終了時に唱える手もある。この場合はターン終了や追放のデメリットが発生せず、相手より先に手札を使う事が可能となる。ただし2枚コンボとなる上に直接勝ちに繋がらない点には注意が必要。どちらのカードも単独で有効に活かせるデッキでなら、自然に採用出来る。

  • カード名の”Undoing”は「やり直し」と同時に「破滅」という意味もあり、仏語版などはそちらの意味で訳している。過去の風景と比べると荒廃しきった現在を描いているイラストの雰囲気からするとダブルミーニングなのかもしれない。

ルール

ターン強制終了についての基本的なルールは時間停止/Time Stopを参照。

参考

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