九つの命/Nine Lives

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2020年12月8日 (火) 22:18時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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Nine Lives / 九つの命 (1)(白)(白)
エンチャント

呪禁
発生源1つがあなたにダメージを与えるなら、そのダメージを軽減し、九つの命の上に具現(incarnation)カウンターを1個置く。
九つの命の上に具現カウンターが9個以上あるとき、これを追放する。
九つの命が戦場を離れたとき、あなたはこのゲームに敗北する。


「A cat has nine lives(に九生あり)」ということわざを体現するエンチャント。その名の通り、9回ダメージ軽減してくれるが、9回目のダメージを受けると敗北してしまう。

Lich卓絶/Transcendenceの流れを汲む延命カード。従来のこの系統のカードが「ライフN点分の延命」となっているのに対して、こちらは「ダメージN回分」となっているのが特徴。1回ごとのダメージが大きいほどに延命効率が高くなるので、高パワーの少数精鋭のフィニッシャーに頼るような相手には非常に有用な延命手段となる。逆に小さいクロックを刻んで来る相手には若干効率が悪くはなるが、仮にすべて1点ダメージだとしても9点分の延命になるので、かつての凡人の錯覚/Delusions of Mediocrityファイレクシアの非生/Phyrexian Unlifeのライフ10点分の水増しとさほど効率は変わらない計算になる。上記の性質から、横並べするアグロ系のデッキよりは、コントロールミッドレンジ系のデッキ相手の方が延命ターンは長くなりやすい。

あなた自身にダメージライフロスやライフ支払いを要求するペナルティ能力を持つ、いわゆるスーサイドなカードとは相性がよい。ダメージならこれの能力で軽減できるし、ロスや支払いは軽減はできないがリスクが大きく減少する。戦慄衆の指揮/Command the Dreadhordeなどの大きな数値を要求されるものとコンボを狙っていきたい。逆にペインランドのように細かく何回もダメージを与えてくるものはディスシナジー気味であるため注意。

呪禁があるため解呪/Disenchantなどで割られてあっさり台無しとなる危険性が減っているが、代わりに戦場を離れた際に即敗北となる厳しめのペナルティ能力がついており、バウンス明滅などでカウンターの数をリセットして繰り返し延命するような使い方はできない。素直な使い方はしやすくなったが、悪用する余地は減っていると表現できる。とはいえ対象を取らない形のエンチャント除去は天敵で、幸い基本セット2021には浄化の輝き/Cleansing Nova平穏/Tranquility系統のカードも共存していないが、スタンダード内でもファリカの献杯/Pharika's Libationなど危険なカードはあるため注意が必要。メインデッキに入れるにはリスキーな効果だが、対策を持たない相手には非常に刺さるのでサイドボードに忍ばせて相手を選んで投入するとよい。

対戦相手コントロールを渡し、その状態で除去すれば勝利できる。猫好きなら無害な申し出/Harmless Offeringコンボを狙いたいところだが、この場合は呪禁が逆にデメリットとなるため、除去手段に工夫が必要。この場合は上述した天敵が最良のコンボ相手となる。

ヒストリックでは厳粛/Solemnityとのコンボによりダメージによる敗北に蓋をし、ギデオンの介入/Gideon's Interventionでエンチャント除去手段も封じ込めた後孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguardエメリアの呼び声/Emeria's Call殴り勝つロックデッキが登場した[1][2]

ルール

  • 軽減効果発生源1つにつき1回行われるため、複数のクリーチャーから同時に戦闘ダメージを受けた場合はクリーチャーの数だけ具現カウンターが置かれる。
  • ダメージが軽減できなくても、具現カウンターは置かれる。
  • 9個以上具現カウンターが置かれていると追放される能力状況誘発型能力である。崇高な天啓/Sublime Epiphanyなどで打ち消しても、条件を満たしている限り何度でも誘発する。
    • ただし、追放されたときに敗北する誘発能力を打ち消せば敗北しない。
  • 複数の九つの命をコントロールしているならば効果の適用順序をあなたが選ぶ。結果的には複数の九つの命のどれかを選んで具現カウンターを置くことでダメージをゼロにできるので、九つの命を複数置くことでさらに延命できる。

イラスト

中央にイエネコが描かれ、空には別の生を歩んでいるであろう8匹のの顔が描かれている(イラスト)。

空に描かれた8匹の猫はいずれもマジック:ザ・ギャザリング歴代の猫キャラクターである[3][4]。上段左から

下段に移って左から

が描かれている。

参考

  1. プリズン:ロックデッキの歴史(ヒストリック&古のスタンダード)(マジック日本公式サイト 2020年12月7日)
  2. (ヒストリック)『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ 参加全選手デッキリスト(マジック日本公式サイト 『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップイベントカバレージ)
  3. @abigbatPaul Scott CanavanのTwitter)
  4. The legendary cats of Nine Lives(Cards Realm)
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