伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium

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Pyxis of Pandemonium / 伏魔殿のピュクシス (1)
アーティファクト

(T):各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを裏向きで追放する。
(7),(T),伏魔殿のピュクシスを生け贄に捧げる:各プレイヤーはそれぞれ伏魔殿のピュクシスによって追放された自分がオーナーであるカードをすべて表向きにする。その後、その中のすべてのパーマネント・カードを戦場に出す。


豪快な効果を持ったアーティファクト。一つ目の起動型能力でお互いのライブラリーの一番上カード追放し、二つ目の起動型能力で追放されたカードのうちパーマネント・カードであるものをすべて戦場に出す

カードは裏向きのまま追放されるため、洞察のランタン/Lantern of Insightなど一番上を公開するものがなければ自分対戦相手もこの箱に何が閉じ込められたのかを窺い知ることはできない。あまりに不安定な効果のため、占術などで追放するカードの質を上げるといった工夫が必要だが、追放した直後にこれ自体を割られてしまったら元も子もない。

むしろ対戦相手が行う占術などのライブラリー操作を妨害する使い方で潜在的アドバンテージを得た方が利口かもしれない。または恒久的なライブラリー破壊カードとして使う道もあるだろう。

ETB能力を持ったカードやパーマネント・カードを多めに採用することで、不安定さをある程度ケアできる。特にアスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodelを始めとする信心関連のETB能力持ちと相性がよく、追放したカードによっては1ショットキルも可能。ただし対戦相手がそれらのカードを使っている場合もあり、注意が必要。

リミテッドでも概ね同じことが言えるが、自身のカードプールがあまりにも貧弱だったときに、その格差を埋めるためにカードをどんどん追放していくという使い方もある。やはり運任せだが、こちらの見劣りするカードで相手の強力なカードを追放できれば儲け物。

モダンではランタンコントロールにおいて追加のライブラリー破壊として採用されている。

[編集] 脚注

  1. Theroses Are Red (and White, Blue, Black, and Green), Part 2/テーロス、それは赤き者(とか白とか青とか黒とか緑とか)その2Making Magic 2013年10月4日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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