分隊

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の3版が非表示)
3行: 3行:
 
|英名=Squad
 
|英名=Squad
 
|種別=[[常在型能力]]<br/>[[誘発型能力]]
 
|種別=[[常在型能力]]<br/>[[誘発型能力]]
|登場セット=[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]<br>[[指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]]
+
|登場セット=[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]<br>[[指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]]<br>[[Fallout統率者デッキ]]
 
|リーガル=legal
 
|リーガル=legal
 
}}
 
}}
14行: 14行:
 
#「この[[クリーチャー]]が[[戦場]]に出たとき、分隊[[コスト]]が支払われていた場合、分隊コストが支払われた回数1回につき1体の、これの[[コピー]]である[[トークン]]を[[生成]]する。」という誘発型能力
 
#「この[[クリーチャー]]が[[戦場]]に出たとき、分隊[[コスト]]が支払われていた場合、分隊コストが支払われた回数1回につき1体の、これの[[コピー]]である[[トークン]]を[[生成]]する。」という誘発型能力
 
==解説==
 
==解説==
『[[Wikipedia:ja:ウォーハンマー40,000|ウォーハンマー40,000]]』における帝国の数的優位を表した[[メカニズム]]。
+
クリーチャーに同種の援軍がついてくる[[メカニズム]]。
  
[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]では[[構築済みデッキ]]『[[帝国の軍勢/Forces of the Imperium]]』に収録された[[カード]]のみがこれを持ち、[[]][[]]、[[黒]]に存在する。[[指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]]では[[緑]]の[[Galadhrim Brigade]]が登場した。
+
[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]では[[構築済みデッキ]]『[[帝国の軍勢/Forces of the Imperium]]』([[白青黒]])に収録された[[カード]]のみがこれを持ち、『[[Wikipedia:ja:ウォーハンマー40,000|ウォーハンマー40,000]]』における帝国の数的優位を表している。[[指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]]では[[緑]]の[[Galadhrim Brigade]]が登場した。[[Fallout統率者デッキ]]では[[シーザー万歳/Hail, Caesar]]([[赤白黒]])のテーマの1つとして採用された。
  
*既存の[[複製]]とほぼ同じ挙動をするメカニズム。ほとんど[[同型再版]]のキーワード能力をあえて新設したのは、「複製」という語句の持つ意味合いが「部隊の兵力を増やす」という[[フレイバー]]性にそぐわなかったためであろう。
+
*単独での挙動は[[複製]]とほぼ同じだが、細かい相互作用はまったく異なる。大きな違いはコピーするタイミングが[[スタック]]上か[[解決]]されて[[戦場に出る|戦場に出て]]からかという点。こちらは[[打ち消し]]1枚で対処されてしまう、[[謙虚/Humility]]や[[倦怠の宝珠/Torpor Orb]]で妨害されるといった弱点がある一方、[[呪文]]や[[能力]]を[[コピー]]することでトークンを倍加させることが可能、[[パンハモニコン/Panharmonicon]]等で追加で誘発させられるといった利点もある。
**大きな違いはコピーするタイミングが[[スタック]]上か[[解決]]されて[[戦場に出る|戦場に出て]]からかという点。こちらは[[打ち消し]]1枚で対処されてしまう、[[謙虚/Humility]]や[[倦怠の宝珠/Torpor Orb]]で妨害されるといった弱点がある一方、解決されるのを確認してから分隊コストを支払える、[[踏み倒し]]などで唱えることなく戦場に出ても機能する、[[パンハモニコン/Panharmonicon]]等で追加で誘発させられるなどといった利点もある。
+
  
 
==ルール==
 
==ルール==
25行: 24行:
 
*何らかの理由で[[戦場]]に出た時点で分隊[[能力]]を失っていた場合、[[コピー]]は生成されない。
 
*何らかの理由で[[戦場]]に出た時点で分隊[[能力]]を失っていた場合、[[コピー]]は生成されない。
 
*戦場に出た時のコピー能力は分隊コストを支払った回数だけ個別に[[誘発]]するのではなく、一度の誘発にまとめられる。
 
*戦場に出た時のコピー能力は分隊コストを支払った回数だけ個別に[[誘発]]するのではなく、一度の誘発にまとめられる。
 +
*スタック上の分隊を持つ呪文がコピーされた場合、分隊コストを何回支払ったかという情報もコピーされる。戦場に出たコピーの誘発型能力も元の呪文と同じ数のトークンを生成する([[コピー可能な値#スタック上のオブジェクトのコピー]])。
 +
 
==参考==
 
==参考==
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/designing-warhammer-40000-commander-decks-2022-09-19 Designing the Warhammer 40,000 Commander Decks]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036373/ 『統率者デッキ:Warhammer 40,000』をデザインする](Feature [[2022年]]9月19日 [[Ethan Fleischer]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/designing-warhammer-40000-commander-decks-2022-09-19 Designing the Warhammer 40,000 Commander Decks]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036373/ 『統率者デッキ:Warhammer 40,000』をデザインする](Feature [[2022年]]9月19日 [[Ethan Fleischer]]著)

2024年3月10日 (日) 00:10時点における最新版

分隊/Squad
種別 常在型能力
誘発型能力
登場セット ウォーハンマー40,000統率者デッキ
指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ
Fallout統率者デッキ
CR CR:702.157

分隊(ぶんたい)/Squadは、ウォーハンマー40,000統率者デッキで登場したキーワード能力。これを持つ呪文スタックにある間に働く常在型能力と、戦場に出たときに誘発する誘発型能力からなる。


Ultramarines Honour Guard / ウルトラマリーン・オナーガード (3)(白)
クリーチャー — アスタルテス(Astartes) 戦士(Warrior)

分隊(2)(この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたは望む回数の(2)を支払ってもよい。このクリーチャーが戦場に出たとき、その回数に等しい数の、これのコピーであるトークンを生成する。)
あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

2/2

目次

[編集] 定義

分隊[コスト]/Squad [cost]は次の2つの能力を意味する。

  1. 「この呪文唱えるための追加コストとして、[コスト]を望む回数だけ支払ってもよい。」という常在型能力
  2. 「このクリーチャー戦場に出たとき、分隊コストが支払われていた場合、分隊コストが支払われた回数1回につき1体の、これのコピーであるトークン生成する。」という誘発型能力

[編集] 解説

クリーチャーに同種の援軍がついてくるメカニズム

ウォーハンマー40,000統率者デッキでは構築済みデッキ帝国の軍勢/Forces of the Imperium』(白青黒)に収録されたカードのみがこれを持ち、『ウォーハンマー40,000』における帝国の数的優位を表している。指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキではGaladhrim Brigadeが登場した。Fallout統率者デッキではシーザー万歳/Hail, Caesar(赤白黒)のテーマの1つとして採用された。

[編集] ルール

追加コストに関する基本的なルール追加コストを、コピーに関する基本的なルールはコピーおよびコピー可能な値を参照のこと。

  • 何らかの理由で戦場に出た時点で分隊能力を失っていた場合、コピーは生成されない。
  • 戦場に出た時のコピー能力は分隊コストを支払った回数だけ個別に誘発するのではなく、一度の誘発にまとめられる。
  • スタック上の分隊を持つ呪文がコピーされた場合、分隊コストを何回支払ったかという情報もコピーされる。戦場に出たコピーの誘発型能力も元の呪文と同じ数のトークンを生成する(コピー可能な値#スタック上のオブジェクトのコピー)。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif