前駆軟泥、エーヴ/Aeve, Progenitor Ooze

提供:MTG Wiki

2021年10月30日 (土) 17:17時点におけるKam (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Aeve, Progenitor Ooze / 前駆軟泥、エーヴ (2)(緑)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ウーズ(Ooze)

ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、これを、このターンにこれより前に唱えられた呪文の数と同じ回数コピーする。あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
前駆軟泥、エーヴがトークンであるなら、これは伝説ではない。
前駆軟泥、エーヴは、これ以外であなたがコントロールしているウーズ(Ooze)の数に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。

2/2

WHISPERのテキストには誤りがあります。ストームの注釈文の「あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。」は「コピーはトークンになる。」と読み替えてください。

ストームを持つ伝説のウーズ。嵐によって撒き散らされ伝説でなくなった分体と本体はそれぞれ自軍の他のウーズの数だけ+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るため、次第にサイズを増していくウーズが次々と戦場に降り注ぐことになる。

クリーチャーを出す形でのストームフィニッシャーとしては騒鳴の嵐/Chatterstorm巣穴からの総出/Empty the Warrensが競合相手として挙げられるが、それらに比べ重さや生産効率の悪さがやや目立つ。一方で出てくるクリーチャーのサイズが一定でなく、ストームを多く稼ぐほど先太りしていくという他にない強みがあり、決まった時の制圧力は高い。構築ではストームの天敵である狼狽の嵐/Flusterstormをかわしたり、嵐の乗り切り/Weather the Storm回復量を上回ったりできる貴重なストーム呪文という事で、サイドボードからメインのフィニッシャーと交換する形で採用される。

  • 初のストームを持つパーマネントカード
    • 構築で使用できないカードを含めるならKrosan Adaptationに続く二例目。
  • ストームによって生成されるコピーは1つずつ解決される。あなたが他にウーズをコントロールしていないならまず2/2のエーヴが戦場に出て、対応して前のエーヴを除去しない限り次に出るエーヴはカウンターが1つずつ増えていきオリジナルのエーヴが最も大きいサイズで戦場に出ることになる。
  • トークンが伝説性を失う常在型能力種類別第4種にあたる。激しい叱責/Dress Downなどでトークンが能力を失っても(第6種)、それより前に適用されているためトークンは依然として伝説ではなく、レジェンド・ルールでほぼ全滅とはならない。

ストーリー

エーヴ/Aeveは、何処かの次元/Planeに棲むウーズイラスト)。

初めは何もなく、ただ泡立つ原初のシチューがあるだけだった……稲妻が落ちるまでは。そのエネルギーの衝撃はまさに、この次元最初の生命であるエーヴという存在に命を与えるのに必要なものだった。この次元のすべての生物は、もともとこの粘液状の生命体から生まれたものだと信じる者さえいる。

その最初の落雷から何十億年もの時が経ち、生命はあらゆる形態で多様化し繁栄している――それでも今なおエーヴは生き続けている。変わることなく、信じられないほど古いままで。

  • モチーフは地球における生命の起源の説の一つだろう。原始の海は有機物が蓄積した「スープ」であり、落雷などをきっかけにその有機物から生命が誕生した、というものである。

登場作品・登場記事

参考

QR Code.gif