恐るべき存在/Terrifying Presence

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2012年5月18日 (金) 08:02時点における221.187.129.31 (トーク) - whois による版
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Terrifying Presence / 恐るべき存在 (1)(緑)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。このターン、それ以外のクリーチャーが与えるすべての戦闘ダメージを軽減する。


濃霧/Fogの亜種の1つ。対象としたクリーチャー1体を除く戦闘ダメージを無効にする。

一方的にダメージ通すことで戦闘の結果をかなり自分に有利に操作できる。相討ちになるところを一方的に倒してしまったり、対戦相手の総攻撃をいなしつつ1体を返り討ちにしたりできる。

必ずクリーチャー1体を対象にしなくてはいけないため、状況によっては何も軽減できない無意味なカードになる可能性もある。とはいえ、対象は戦闘に参加していないクリーチャーでもかまわないし、対戦相手のものでもかまわないため、戦場システムクリーチャーあたりを適当に対象にしてしまえば、最低でも1マナ重い濃霧として機能する。

リミテッドでは「戦場に対戦相手のクリーチャー1体だけしかいない」という状況はほとんど想定できないので、腐ることはまずない。しかし構築ターボフォグ系のデッキを組む場合、ノンクリーチャーもしくは少数精鋭のフィニッシャーを用いる形が多く、1体ぶんは軽減しないという性質が有利に働くことがあまりないのがネック。ビートダウン・デッキの隠し味として使うのがいいだろう。

  • 若干ニュアンスは異なるが、単体で強力なフィニッシャーと相性がいいため、「単騎」システムのカードと言える。
  • 対象を取る呪文共通の欠点として、立ち消えが起こる点に注意。特にアヴァシンの帰還には明滅があるので可能性が高い。明滅を有するが相手のときは、対戦相手のクリーチャーを対象にするのは避けたほうがいいだろう。
  • 対戦相手が害霊/Malignusコントロールしているなら、それを対象にするのが無難(どうせ軽減できないため)。自分がコントロールしているなら、それ以外を対象にして2体ぶんのダメージを通すのがよいだろう。

参考

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