滅殺

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*市場調査部によると、滅殺に相対する立場からすると非常に不愉快なシステムであるとされた。使われるとほぼ確実に負けるうえに、実際に[[ゲーム]]が終わるまで時間がかかり、その間逆転の機会がほとんど無いという問題点が指摘されている。巨大クリーチャーにしかつけられないデザインの狭さや、調整の難しさも問題視されており、そのため[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]には滅殺そのものを持つカードは収録されていない([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/preparing-battle-part-1-2015-09-07 参考1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0015692/ 翻訳])([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/storm-scale-zendikar-and-battle-zendikar-2016-11-21 参考2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018047/ 翻訳])。
 
*市場調査部によると、滅殺に相対する立場からすると非常に不愉快なシステムであるとされた。使われるとほぼ確実に負けるうえに、実際に[[ゲーム]]が終わるまで時間がかかり、その間逆転の機会がほとんど無いという問題点が指摘されている。巨大クリーチャーにしかつけられないデザインの狭さや、調整の難しさも問題視されており、そのため[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]には滅殺そのものを持つカードは収録されていない([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/preparing-battle-part-1-2015-09-07 参考1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0015692/ 翻訳])([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/storm-scale-zendikar-and-battle-zendikar-2016-11-21 参考2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018047/ 翻訳])。
 
**しかし例外的に、滅殺に相当する能力を持つ[[バーラ・ゲドを滅ぼすもの/Bane of Bala Ged]]が収録されている。
 
**しかし例外的に、滅殺に相当する能力を持つ[[バーラ・ゲドを滅ぼすもの/Bane of Bala Ged]]が収録されている。
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**「攻撃をトリガーにして除去を行う」ようなクリーチャーは大昔から存在している。ただしそれらの多くは例えば[[煮沸するサラマンダー/Scalding Salamander]]のような[[火力]]型すなわち対クリーチャー限定だったり、例えば[[アージェンタムの鎧/Argentum Armor]]のように1攻撃で1パーマネント限定だったりと範囲が限られている。
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***言ってみれば、滅殺は土地を含めて複数のパーマネントを除去していくため、通ってしまうと立て直しが効かなすぎるというのが問題なのだろう。
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==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|滅殺}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|滅殺}}

2021年8月10日 (火) 13:35時点における版

滅殺/Annihilator
種別 誘発型能力
登場セット エルドラージ覚醒
CR CR:702.86

滅殺(めっさつ)/Annihilatorは、エルドラージ覚醒で登場したキーワード能力。この能力を持つクリーチャー攻撃したときに誘発する誘発型能力である。


Ulamog's Crusher / ウラモグの破壊者 (8)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

滅殺2(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)
各戦闘で、ウラモグの破壊者は可能なら攻撃する。

8/8


Eldrazi Conscription / エルドラージの徴兵 (8)
部族 エンチャント — エルドラージ(Eldrazi) オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+10/+10の修整を受けるとともに、トランプルと滅殺2を持つ。(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)


定義

滅殺 N/Annihilator Nは「このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーパーマネントをN個生け贄に捧げる。」を意味する。

解説

ルール

  • クリーチャーが複数の滅殺を持っている場合、それらは個別に誘発する。
  • 滅殺が誘発し解決するのは攻撃クリーチャー指定ステップである。そのため、これにより生け贄に捧げたクリーチャーでブロックすることはできない。
  • プレインズウォーカーに攻撃した場合も誘発する。
    • 滅殺によりそのプレインズウォーカーが生け贄に捧げられても、依然として攻撃したクリーチャーはプレインズウォーカーを攻撃したままである。

その他

  • エルドラージ覚醒の無色エルドラージ・クリーチャーはすべて滅殺を持っている。それ以外のクリーチャーで滅殺を持つものはない。
  • 9年半前のインベイジョンには滅殺/Annihilateという名前のカードがある。lateとlatorで違うので注意。また、読み方にも注意(滅殺/Annihilateのページおよび変な読み方を参照)。
  • AnnihilateではなくAnnihilatorであるため、「滅殺」ではなく「滅殺者」と訳したほうが正しいかもしれない。
  • 市場調査部によると、滅殺に相対する立場からすると非常に不愉快なシステムであるとされた。使われるとほぼ確実に負けるうえに、実際にゲームが終わるまで時間がかかり、その間逆転の機会がほとんど無いという問題点が指摘されている。巨大クリーチャーにしかつけられないデザインの狭さや、調整の難しさも問題視されており、そのため戦乱のゼンディカー・ブロックには滅殺そのものを持つカードは収録されていない(参考1/翻訳)(参考2/翻訳)。
    • しかし例外的に、滅殺に相当する能力を持つバーラ・ゲドを滅ぼすもの/Bane of Bala Gedが収録されている。
    • 「攻撃をトリガーにして除去を行う」ようなクリーチャーは大昔から存在している。ただしそれらの多くは例えば煮沸するサラマンダー/Scalding Salamanderのような火力型すなわち対クリーチャー限定だったり、例えばアージェンタムの鎧/Argentum Armorのように1攻撃で1パーマネント限定だったりと範囲が限られている。
      • 言ってみれば、滅殺は土地を含めて複数のパーマネントを除去していくため、通ってしまうと立て直しが効かなすぎるというのが問題なのだろう。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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