眷者の装飾品/Bonder's Ornament

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(レアリティーが間違っていたので修正)
 
(6人の利用者による、間の8版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Bonder's Ornament}}
 
{{#card:Bonder's Ornament}}
  
{{未評価|統率者2020}}
+
変則的な[[引く|ドロー]][[能力]]を持つ[[マナ・アーティファクト]]。数ある[[マナリス/Manalith]]の[[上位互換]]の1つである。
 +
 
 +
過去の[[カード]]では[[拡大鏡/Magnifying Glass]]と近く、単体ではそちらより高性能である。特徴的なのは、眷者の装飾品を[[コントロール]]している全[[プレイヤー]]がカードを引くという点。[[対戦相手]]もこれを使っているならカードを引かせてしまうデメリットになる一方で、[[双頭巨人戦]]などでは[[チームメイト]]のアシストとして利用できる。また、[[統率者戦]]などの[[無差別戦]]では[[政治]]的交渉の材料にもなる。総じて、[[多人数戦]]の醍醐味を味わいたいプレイヤー向けのカード。もっとも、確率的に言えば大抵の場合自分だけが恩恵を受ける事になるため、[[ドローソース]]不足に悩んでいる統率者戦[[デッキ]]などであれば深く考えず採用して構わない。
 +
 
 +
[[統率者2020]]の[[構築済みデッキ]]はすべてこのカードが含まれているため、構築済みデッキ同士で[[ゲーム]]を行う場合は重要な駆け引き要素になる。後述の通りチェックは[[解決]]時に行われるため、上手く対戦相手に[[起動]]させるよう誘導し、[[対応して]][[除去]]を撃つことで自分だけ丸儲けするテクニックを覚えておきたい。
 +
 
 +
[[コモン]]なので[[パウパー]]でも使用可能だった。[[フリッカー・トロン]]では序盤は[[色マナ]]の安定、中盤以降は[[ウルザランド]]からの大量の[[マナ]]をドローに変換、とデッキに噛み合った動きを見せていた。
 +
 
 +
*眷者の装飾品をコントロールしているかのチェックは[[起動型能力]]の[[解決]]時に行う。[[対応して]]これを除去されるとドローできないため注意。
 +
*自分だけが使う分には[[ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome]]よりも優れている。
 +
 
 +
==禁止指定==
 +
[[2022年]]1月20日に、[[パウパー]]において[[禁止カード]]に指定された。[[フリッカー・トロン]]の息切れを防ぎ、[[サイドボード]]の5色のカードすべてをプレイできるようにしていることが問題視された<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/january-20-2022-banned-and-restricted-announcement January 20, 2022 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035733/ 2022年1月20日 禁止制限告知]</ref>。
 +
 
 +
==脚注==
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[イコリア/Ikoria#眷者/Bonder|眷者/Bonder]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[イコリア/Ikoria#眷者/Bonder|眷者/Bonder]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:統率者2020]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:統率者2020]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[コモン]]

2023年7月28日 (金) 17:48時点における最新版


Bonder's Ornament / 眷者の装飾品 (3)
アーティファクト

(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
(4),(T):《眷者の装飾品/Bonder's Ornament》という名前のパーマネントをコントロールしている各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。


変則的なドロー能力を持つマナ・アーティファクト。数あるマナリス/Manalith上位互換の1つである。

過去のカードでは拡大鏡/Magnifying Glassと近く、単体ではそちらより高性能である。特徴的なのは、眷者の装飾品をコントロールしている全プレイヤーがカードを引くという点。対戦相手もこれを使っているならカードを引かせてしまうデメリットになる一方で、双頭巨人戦などではチームメイトのアシストとして利用できる。また、統率者戦などの無差別戦では政治的交渉の材料にもなる。総じて、多人数戦の醍醐味を味わいたいプレイヤー向けのカード。もっとも、確率的に言えば大抵の場合自分だけが恩恵を受ける事になるため、ドローソース不足に悩んでいる統率者戦デッキなどであれば深く考えず採用して構わない。

統率者2020構築済みデッキはすべてこのカードが含まれているため、構築済みデッキ同士でゲームを行う場合は重要な駆け引き要素になる。後述の通りチェックは解決時に行われるため、上手く対戦相手に起動させるよう誘導し、対応して除去を撃つことで自分だけ丸儲けするテクニックを覚えておきたい。

コモンなのでパウパーでも使用可能だった。フリッカー・トロンでは序盤は色マナの安定、中盤以降はウルザランドからの大量のマナをドローに変換、とデッキに噛み合った動きを見せていた。

[編集] 禁止指定

2022年1月20日に、パウパーにおいて禁止カードに指定された。フリッカー・トロンの息切れを防ぎ、サイドボードの5色のカードすべてをプレイできるようにしていることが問題視された[1]

[編集] 脚注

  1. January 20, 2022 Banned and Restricted Announcement/2022年1月20日 禁止制限告知

[編集] 参考

QR Code.gif