破壊的細工/Destructive Tampering

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[[アーティファクト・クリーチャー]]や[[機体]]が多用される[[カラデシュ・ブロック]]の[[リミテッド]]では除去枠を兼ねて採用しやすい。[[睨み合い]]の状況を打破し得る、[[エンドカード]]にもなり得る良[[コモン]]と言えよう。
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*{{Gatherer|id=424849}}で破壊されているのは[[領事府の砲塔/Consulate Turret]]({{Gatherer|id=424918}})。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:霊気紛争]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:霊気紛争]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]]

2022年11月29日 (火) 23:03時点における最新版


Destructive Tampering / 破壊的細工 (2)(赤)
ソーサリー

以下から1つを選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・このターン、飛行を持たないクリーチャーではブロックできない。


アーティファクト破壊と、地上クリーチャーへのブロック制限の2つのモードを持つソーサリー

マナ・コスト的にちょうど溶解/Smelt地鳴りの踏みつけ/Seismic Stompといったところ。モード化した都合でコスト重くなってしまったが、アーティファクト対策とブロック制限というニッチな効果を1枚に収めた結果、メインデッキから採用しやすくなっている。

霊気紛争登場時のスタンダード環境奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkキランの真意号/Heart of Kiranといった強力なアーティファクトがメインデッキから積まれているデッキが多く、そういったカードに対してはクリーチャー除去としても機能する。特にキランの真意号は警戒ブロッカーとして立ちふさがるも飛行を持つためブロック制限が機能せず、機体であるためソーサリーの火力では除去しづらく、対クリーチャー火力では搭乗役のプレインズウォーカーを焼けない、などの観点から単純なアーティファクト破壊で対策したくなるカード。3マナソーサリーという遅さは気になるが、アグロ系デッキの最後のひと押しに役立つため、白赤ビートダウンサイドボードに収まっている。

アーティファクト・クリーチャー機体が多用されるカラデシュ・ブロックリミテッドでは除去枠を兼ねて採用しやすい。睨み合いの状況を打破し得る、エンドカードにもなり得る良コモンと言えよう。

[編集] 参考

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