破滅の目/Eye of Doom

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2014年2月12日 (水) 00:00時点におけるGoyf (トーク | 投稿記録)による版
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Eye of Doom / 破滅の目 (4)
アーティファクト

破滅の目が戦場に出たとき、各プレイヤーは土地でないパーマネントを1つ選び、その上に破滅(doom)カウンターを1個置く。
(2),(T),破滅の目を生け贄に捧げる:破滅カウンターが置かれた各パーマネントを破壊する。


CIP能力破滅カウンターパーマネントの上に乗せ、その後起動型能力でそれらを破壊できるアーティファクト

土地でないパーマネントならばなんでも除去できる万能除去だが、自分だけでなくほかのプレイヤーもカウンターを置く権利があるという点が特殊。結果、2人対戦では普通に使うと2:1交換のアドバンテージ損、しかも自分のパーマネントの中で最も優秀なものが失われる結果となってしまう。対象を取らないので呪禁プロテクションにひっかからないという利点はあるし、土地以外のパーマネントを一切使わないデッキならば損失なしで使えるとはいえ、合計6マナ重いこともあり、かなり扱いづらい。素直に単体除去なり全体除去なりを用いたほうがいいだろう。

多人数戦の場合、必ずしも自分のパーマネントにカウンターが置かれてしまうとは限らないため、使い勝手が大きく変わるし、また面白味も出てくる。他のメンバーと結託し、一番有利な状況にある対戦相手を狙い撃ちするのが基本的な用途になるか。逆に言えば、自分が一番有利な時に使うと悲惨なことになるだろう。

  • とはいえ精神隷属器/Mindslaverなどを使用されない限りプレイ起動の権利は自分にあるので被害を被るのは基本的に一番有利な対戦相手ということになる(自分が一番有利な状況にない場合)。
  • 一気に勝負を決着されなければ自分が敗北するまでに自分が一番有利な状況にない場合は確実にくる。そう考えるとなかなかのカードのように思えるが、使用した本人はカードを一枚使用しているのでカード・アドバンテージはほとんど取れない点は注意が必要である。
    • 更に言えば、幾許かのパーマネントを破壊すれば一番有利な状況のプレイヤーが交代する状況ではそれに対応するプレイヤーのパーマネントも標的にされる。また破滅の目を設置した本人のパーマネントを選択することで破滅の目の起動を抑制できる状況ならば有利な状況にあるプレイヤーはそうする可能性も高い。総じて言えば自分が一番有利な状況にない場合でも得られるカード・アドバンテージの期待値は相当よくない(むしろマイナス)と分かるだろう。
  • カウンターを移動させるカードと組み合わせると、少し効率がよくなる。増殖させてからさらに移動させたりしても面白い。

参考

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