種子中枢/The Seedcore
提供：MTG Wiki
| （5人の利用者による、間の5版が非表示） | |||
| 3行： | 3行： | ||
[[ファイレクシア：完全なる統一]]で登場した[[球層]]の1つ。[[ファイレクシアン]]・[[クリーチャー]][[呪文]]専用の[[色マナ]]を生み出すことができ、[[堕落]]を達成すると1/1クリーチャーを[[強化]]する[[起動型能力]]を[[起動]]できる。 | [[ファイレクシア：完全なる統一]]で登場した[[球層]]の1つ。[[ファイレクシアン]]・[[クリーチャー]][[呪文]]専用の[[色マナ]]を生み出すことができ、[[堕落]]を達成すると1/1クリーチャーを[[強化]]する[[起動型能力]]を[[起動]]できる。 | ||
| − | [[ | + | ファイレクシアン全般に対応する[[5色土地]]だが、[[閑静な中庭/Secluded Courtyard]]の存在を考えると差別化のために球層であることか堕落を活かす必要があり、専ら[[構築]]では[[毒性]]クリーチャー用土地として扱われている。 |
| − | + | タップのみで+2/+1のサイズ[[修整]]を掛ける堕落能力は非常に強力。対象は1/1クリーチャーであること以外に指定は無いが、最も使いたいのはやはり[[ダニ]]・[[トークン]]。3/2となると[[ブロック]]も素通しも難しいサイズになってくるので相手に与える負荷が一気に大きくなる。 | |
| + | |||
| + | [[スタンダード]]では、[[白緑ビートダウン/スタンダード/イニストラード：真夜中の狩り〜機械兵団の進軍：決戦の後に期|セレズニア・ポイズン]]に採用される。序盤に堕落を達成して、以降は種子中枢を構えながらダニを順次突撃させて[[チャンプブロック]]を強要するのが勝ちパターンとなっている。ダニは[[スクレルヴの巣/Skrelv's Hive]]や[[ミレックス/Mirrex]]などからいくらでも用意できるので、相討ちでもクリーチャー横並びの速度は大抵セレズニア・ポイズンが上回る。 | ||
| + | |||
| + | *[[ペンデルヘイヴン/Pendelhaven]]を想起させる強化条件だが、修整値の[[P/T]]がちょうど逆になっている。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
'''種子中枢'''/''The Seedcore''は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の球層/Sphereの1つ({{Gatherer|id=604094}})。9つある球層の中で最奥である第9層に当たる。 | '''種子中枢'''/''The Seedcore''は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の球層/Sphereの1つ({{Gatherer|id=604094}})。9つある球層の中で最奥である第9層に当たる。 | ||
| − | かつて[[メムナーク/Memnarch]]が座していた[[パノプティコン/Panopticon (次元カード)|パノプティコン/Panopticon]]であり、新ファイレクシアにとっては[[カーン/Karn]]の牢獄である「謁見室/the Throne Room」だった場所。[[エリシュ・ノーン/Elesh Norn]]はそこに[[世界樹/The World Tree]] | + | かつて[[メムナーク/Memnarch]]が座していた[[パノプティコン/Panopticon (次元カード)|パノプティコン/Panopticon]]であり、新ファイレクシアにとっては[[カーン/Karn]]の牢獄である「謁見室/the Throne Room」だった場所。[[エリシュ・ノーン/Elesh Norn (ストーリー)|エリシュ・ノーン/Elesh Norn]]はそこに[[世界樹/The World Tree]]の精髄を埋め、[[次元壊し/Realmbreaker]]として成長させ[[多元宇宙/Multiverse]]侵略の拠点とした。 |
==参考== | ==参考== | ||
| + | *[[5色土地]] | ||
| + | *[[非マナ能力を持つ土地]] | ||
*[[カード個別評価：ファイレクシア：完全なる統一]] - [[レア]] | *[[カード個別評価：ファイレクシア：完全なる統一]] - [[レア]] | ||
2024年1月29日 (月) 17:10時点における最新版
ファイレクシア：完全なる統一で登場した球層の1つ。ファイレクシアン・クリーチャー呪文専用の色マナを生み出すことができ、堕落を達成すると1/1クリーチャーを強化する起動型能力を起動できる。
ファイレクシアン全般に対応する5色土地だが、閑静な中庭/Secluded Courtyardの存在を考えると差別化のために球層であることか堕落を活かす必要があり、専ら構築では毒性クリーチャー用土地として扱われている。
タップのみで+2/+1のサイズ修整を掛ける堕落能力は非常に強力。対象は1/1クリーチャーであること以外に指定は無いが、最も使いたいのはやはりダニ・トークン。3/2となるとブロックも素通しも難しいサイズになってくるので相手に与える負荷が一気に大きくなる。
スタンダードでは、セレズニア・ポイズンに採用される。序盤に堕落を達成して、以降は種子中枢を構えながらダニを順次突撃させてチャンプブロックを強要するのが勝ちパターンとなっている。ダニはスクレルヴの巣/Skrelv's Hiveやミレックス/Mirrexなどからいくらでも用意できるので、相討ちでもクリーチャー横並びの速度は大抵セレズニア・ポイズンが上回る。
- ペンデルヘイヴン/Pendelhavenを想起させる強化条件だが、修整値のP/Tがちょうど逆になっている。
[編集] ストーリー
種子中枢/The Seedcoreは新ファイレクシア/New Phyrexiaの球層/Sphereの1つ(イラスト)。9つある球層の中で最奥である第9層に当たる。
かつてメムナーク/Memnarchが座していたパノプティコン/Panopticonであり、新ファイレクシアにとってはカーン/Karnの牢獄である「謁見室/the Throne Room」だった場所。エリシュ・ノーン/Elesh Nornはそこに世界樹/The World Treeの精髄を埋め、次元壊し/Realmbreakerとして成長させ多元宇宙/Multiverse侵略の拠点とした。
