茶単

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(7人の利用者による、間の9版が非表示)
1行: 1行:
'''茶単'''(''Mono-Brown'')とは、[[アーティファクト]]を主軸に展開する[[デッキ]]である。アーティファクト[[カード]]の色がかつて[[茶]]色であった事からこう呼ばれる。
+
'''茶単'''(''Mono-Brown'')とは、[[アーティファクト]]を主軸に展開する[[デッキ]]である。{{Gatherer|id=13087|アーティファクト・カードの背景色}}がかつて[[茶]]色であった事からこう呼ばれる。
  
 +
[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]黎明期から存在する[[デッキタイプ]]だが、当初は強力な[[マナ・アーティファクト]]が豊富な反面、それらを活かせる[[呪文]]や強力な[[アーティファクト・クリーチャー]]に乏しく、茶単=[[ファンデッキ]]という認識が一般的であった。しかし[[Kai Budde]]が[[赤茶単]]で優勝した[[世界選手権99]]以降は、[[トーナメント]]レベルの[[デッキタイプ]]として認知されるようになり、様々なタイプの茶単デッキが作られるようになった。
 +
 +
戦略的には、大量の[[無色マナ]]を発生させるマナ・アーティファクトからさらに[[重い]]強力なアーティファクトや[[呪文]]を使用し、[[ゲーム]]を掌握する。[[マナ・アドバンテージ]]の差によって勝つデッキと言える。
 +
 +
詳細は各デッキのページを参照。
 +
 +
*なお、「茶色」という[[色]]が存在し得るのは[[アン・ゲーム]]世界だけである(→[[Avatar of Me]])。
 +
*[[新枠]]に移行して久しい現代ならば「[[銀]]単」などと呼ぶこともできそうだが、そのように呼ばれることは殆どない。[[旧枠]]時代の名残である。
 +
 +
==主な茶単デッキ==
 
*[[白茶単]]
 
*[[白茶単]]
 
*[[青茶単]]
 
*[[青茶単]]
11行: 21行:
 
*[[スタックス]]
 
*[[スタックス]]
 
*[[MUD]]
 
*[[MUD]]
 
+
*[[5/3]]
等がこれに属する。
+
*[[親和 (デッキ)|親和]]
 
+
[[マジック]]黎明期から存在する[[デッキタイプ]]だが、当初は強力な[[マナ・アーティファクト]]が豊富な反面、それらを生かせる[[呪文]]や強力な[[アーティファクト・クリーチャー]]に乏しく、茶単=[[ファンデッキ]]と言う認識が一般的であった。しかし[[Kai Budde]]が[[赤茶単]]で優勝した[[世界選手権99]]以降は、[[トーナメント]]レベルの[[デッキタイプ]]として認知されるようになり、様々なタイプの茶単デッキが作られるようになった。
+
 
+
戦略的には、大量の[[無色マナ]]を発生する[[マナ・アーティファクト]]からさらに[[重い]]強力なアーティファクトや[[呪文]]を使用し、[[ゲーム]]を掌握する。[[マナ・アドバンテージ]]の差によって勝つデッキと言える。
+
 
+
詳細は各デッキのページを参照。
+
 
+
*なお、「茶色」という[[色]]があるのは[[銀枠]]による「瞳の色」だけである。
+
*今の時代だったら「[[]]単」などと呼ぶこともできそうだが、そのように呼ばれることは殆どない。旧時代のカード枠の名残である。
+
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://mtg-jp.com/reading/variety/001933/ 浅原晃の「デッキタイムトラベル!」 Part8 -アーティファクトデッキ]([[WotC]]、文:[[浅原晃]])
+
*[https://mtg-jp.com/reading/variety/0004518/ 浅原晃の「デッキタイムトラベル!」 Part8 -アーティファクトデッキ]([[WotC]]、文:[[浅原晃]])
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
[[Category:アーティファクトデッキ|*]]

2022年12月21日 (水) 17:50時点における最新版

茶単(Mono-Brown)とは、アーティファクトを主軸に展開するデッキである。アーティファクト・カードの背景色がかつて色であった事からこう呼ばれる。

マジック黎明期から存在するデッキタイプだが、当初は強力なマナ・アーティファクトが豊富な反面、それらを活かせる呪文や強力なアーティファクト・クリーチャーに乏しく、茶単=ファンデッキという認識が一般的であった。しかしKai Budde赤茶単で優勝した世界選手権99以降は、トーナメントレベルのデッキタイプとして認知されるようになり、様々なタイプの茶単デッキが作られるようになった。

戦略的には、大量の無色マナを発生させるマナ・アーティファクトからさらに重い強力なアーティファクトや呪文を使用し、ゲームを掌握する。マナ・アドバンテージの差によって勝つデッキと言える。

詳細は各デッキのページを参照。

  • なお、「茶色」というが存在し得るのはアン・ゲーム世界だけである(→Avatar of Me)。
  • 新枠に移行して久しい現代ならば「単」などと呼ぶこともできそうだが、そのように呼ばれることは殆どない。旧枠時代の名残である。

[編集] 主な茶単デッキ

[編集] 参考

QR Code.gif