部族養い/Feed the Clan

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ライフ回復だけをするカードは通常、[[クリーチャー]]などの[[パーマネント]]による継続的な[[ダメージ]][[クロック]]を有する相手には効果が薄い。しかしこれだけの回復量であれば少々[[ダメージレース]]で後手を踏んでいてもひっくり返してくれるだろう。もちろん[[対戦相手]]が[[バーン]][[デッキ]]であれば相手は悶絶もの。
 
ライフ回復だけをするカードは通常、[[クリーチャー]]などの[[パーマネント]]による継続的な[[ダメージ]][[クロック]]を有する相手には効果が薄い。しかしこれだけの回復量であれば少々[[ダメージレース]]で後手を踏んでいてもひっくり返してくれるだろう。もちろん[[対戦相手]]が[[バーン]][[デッキ]]であれば相手は悶絶もの。
  
[[リミテッド]]は、クリーチャー戦が主体でシビアなダメージレースが展開されがちなため、そこで大きく軸をずらしてくれるこのカードが比較的有効な[[フォーマット]]であるといえる。[[構築]]では、先述のようなバーンデッキが[[メタゲーム]]上に存在するかどうかで[[サイドボード]]への採用などを検討できる。できればライフ回復を契機とした何らかの[[シナジー]]も期待したい。強烈なシナジーを有する[[大食のワーム/Voracious Wurm]]が[[ローテーション]]により入れ替わりで[[スタンダード]]を落ちたのはいささか残念。
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[[リミテッド]]ではライフ回復だけで盤面に一切触れられないカードというのは一時しのぎにしかならないことも多く使いづらい。ライフ回復が欲しい相手であっても盤面にタッチできる[[高地の獲物/Highland Game]]などを優先したいところ。
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[[構築]]では、先述のようなバーンデッキが[[メタゲーム]]上に存在するかどうかで[[サイドボード]]への採用などを検討できる。できればライフ回復を契機とした何らかの[[シナジー]]も期待したい。強烈なシナジーを有する[[大食のワーム/Voracious Wurm]]が[[ローテーション]]により入れ替わりで[[スタンダード]]を落ちたのはいささか残念。
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[[スタンダード]]では[[緑単信心#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|緑単信心]]系や[[緑青黒コントロール#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|スゥルタイコントロール]]などに採用されることがある。バーンが[[トップメタ]]の一角を占める[[モダン]]では有用度が更に高く、[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]や[[黒緑白ビートダウン#モダン|アブザン]]の有力なサイドボードとなっている。また、[[パウパー]]でも[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]や[[親和#パウパー|親和]]などに採用されることがある。
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*2マナ10点は回復効率だけみれば([[色]]は違うものの)同じ2マナの[[疲弊の休息/Rest for the Weary]]の8点や[[勇士の再会/Heroes' Reunion]]の7点を上回る。[[上陸]]の達成や[[多色カード]]であることよりも獰猛達成の方が条件が厳しい分、回復効率も良くなったということだろう。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:タルキール覇王譚]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:タルキール覇王譚]] - [[コモン]]

2019年11月23日 (土) 21:15時点における最新版


Feed the Clan / 部族養い (1)(緑)
インスタント

あなたは5点のライフを得る。
獰猛 ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、代わりにあなたは10点のライフを得る。


ライフ回復カード。2マナ5点でもそれなりだが、獰猛を達成していればなんと10点も回復する。

ライフ回復だけをするカードは通常、クリーチャーなどのパーマネントによる継続的なダメージクロックを有する相手には効果が薄い。しかしこれだけの回復量であれば少々ダメージレースで後手を踏んでいてもひっくり返してくれるだろう。もちろん対戦相手バーンデッキであれば相手は悶絶もの。

リミテッドではライフ回復だけで盤面に一切触れられないカードというのは一時しのぎにしかならないことも多く使いづらい。ライフ回復が欲しい相手であっても盤面にタッチできる高地の獲物/Highland Gameなどを優先したいところ。

構築では、先述のようなバーンデッキがメタゲーム上に存在するかどうかでサイドボードへの採用などを検討できる。できればライフ回復を契機とした何らかのシナジーも期待したい。強烈なシナジーを有する大食のワーム/Voracious Wurmローテーションにより入れ替わりでスタンダードを落ちたのはいささか残念。

スタンダードでは緑単信心系やスゥルタイコントロールなどに採用されることがある。バーンがトップメタの一角を占めるモダンでは有用度が更に高く、ジャンドアブザンの有力なサイドボードとなっている。また、パウパーでもストンピィ親和などに採用されることがある。

[編集] 参考

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