鞭尾のモロク/Whiptail Moloch

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5[[マナ]]6/3と[[マナ・コスト]]に対して高い[[パワー]]を持つ[[クリーチャー]]。代償として、[[CIP]][[能力]]で味方に{{Gatherer|id=97075|自慢の尾}}を振り下ろすという厄介な[[ペナルティ能力]]を持つ。
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5[[マナ]]6/3と、[[マナ・コスト]]に比して高い[[パワー]]を持つ[[頭でっかち]]な[[トカゲ]]。その代償として、[[CIP]]で味方[[クリーチャー]]{{Gatherer|id=97075|自慢の尾}}を振り下ろすという厄介な[[ペナルティ能力]]を持つ。
  
[[タフネス]]が低めなので相手の低コストクリーチャーと相打ちを取られやすい。また、他に[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているクリーチャーがいないときは[[戦場に出る|戦場に出]]ても自らのCIP能力で[[破壊]]されてしまうので、デメリットが緩くなった[[執念深い群衆/Vindictive Mob]]くらいの認識でも問題ないだろう。[[防衛]]持ちなど、高いタフネスを持つクリーチャーと一緒に使いたい。
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与える[[ダメージ]]が大きめとあって[[生け贄]]の[[追加コスト]]を抱えているのに近く、他に[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているクリーチャーがいないときは[[戦場に出る|戦場に出て]]も自分自身を[[破壊]]してしまう。できれば[[防衛]]などの高タフネス持ちと併用したいところだが、そこまでお膳立てしても、[[回避能力]]の無さから[[対戦相手|相手]]のより[[軽い]]クリーチャーに相討ちを取られるタフネスの低さが悩ましい。
  
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[[構築]]は言うまでもなく、[[リミテッド]]でも扱いどころの難しい[[カード]]である。
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*デメリットが緩くなった[[執念深い群衆/Vindictive Mob]]くらいの認識でも問題ないだろう。
 
*[[移植]]持ちクリーチャーを出している場合、このカードのCIP能力を先に[[スタック]]に乗せ、その上でこれに[[+1/+1カウンター]]を移植すると生き残ることができる。これ自身も7/4となり、[[除去]]に強くなるので悪くない。
 
*[[移植]]持ちクリーチャーを出している場合、このカードのCIP能力を先に[[スタック]]に乗せ、その上でこれに[[+1/+1カウンター]]を移植すると生き残ることができる。これ自身も7/4となり、[[除去]]に強くなるので悪くない。
*[[緑]]の[[豹の戦士/Panther Warriors]]を見る限り、もう一声欲しいところである。
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*[[色の役割]]の差という事だろうが、[[緑]]の[[豹の戦士/Panther Warriors]]を見る限り、もう一声欲しいところである。
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**[[基本セット2019]]では[[ダブルシンボル]]版の[[包囲破りの巨人/Siegebreaker Giant]]が登場。ペナルティが撤廃された上に2つのメリット能力を得ており、[[色拘束]]以上に時代の開きを感じさせる性能差となっている。
 
*[[石炭運びの豚/Coalhauler Swine]]や[[草ハイドラ/Phytohydra]]を[[対象]]にして攻撃的にいくのも1つの手である。
 
*[[石炭運びの豚/Coalhauler Swine]]や[[草ハイドラ/Phytohydra]]を[[対象]]にして攻撃的にいくのも1つの手である。
 
*[[忍び寄る復讐/Stalking Vengeance]]が出ていると、5[[マナ]]6点本体[[火力]]に。
 
*[[忍び寄る復讐/Stalking Vengeance]]が出ていると、5[[マナ]]6点本体[[火力]]に。

2018年8月26日 (日) 20:53時点における版


Whiptail Moloch / 鞭尾のモロク (4)(赤)
クリーチャー — トカゲ(Lizard)

鞭尾のモロクが戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。鞭尾のモロクはそれに3点のダメージを与える。

6/3

5マナ6/3と、マナ・コストに比して高いパワーを持つ頭でっかちトカゲ。その代償として、CIPで味方クリーチャー自慢の尾を振り下ろすという厄介なペナルティ能力を持つ。

与えるダメージが大きめとあって生け贄追加コストを抱えているのに近く、他にコントロールしているクリーチャーがいないときは戦場に出ても自分自身を破壊してしまう。できれば防衛などの高タフネス持ちと併用したいところだが、そこまでお膳立てしても、回避能力の無さから相手のより軽いクリーチャーに相討ちを取られるタフネスの低さが悩ましい。

構築は言うまでもなく、リミテッドでも扱いどころの難しいカードである。

参考

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