魂刺し/Soulstinger

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[[蠍]]・[[デーモン]]というハイブリッドな[[クリーチャー]]。[[CIP]]で[[-1/-1カウンター]]を自分のクリーチャーに置く[[デメリット]][[能力]]と、[[死亡誘発]]で自身の上に置かれていた-1/-1カウンターを相手に負わせる能力を持つ。
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[[ETB]]で[[-1/-1カウンター]]を自分の[[クリーチャー]]に置く[[ペナルティ能力|デメリット能力]]と、[[死亡誘発]]で自身の上に置かれていた-1/-1カウンターを相手に負わせる能力を持ったクリーチャー。
  
状況によって他のクリーチャーを犠牲に高めの[[マナレシオ]]でシンプルに戦うか、死に際に相手を弱体化する搦め手のどちらが有効かを見極める必要がある。[[アモンケット]]は主に[[黒]]と[[緑]]に同じデメリット能力を持ったクリーチャーが存在するので、それらの-1/-1カウンターの置き場として使えば死亡誘発の[[効果]]を底上げできる。
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状況によって高めの[[マナレシオ]]で[[ファッティ]]として戦うことも、タフネス2以下の[[クリーチャー]]を道連れにできる厄介な[[ブロッカー]]として立ち回ることもでき、[[リミテッド]]では優秀な地上戦力。
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[[アモンケット]]は主に[[黒]]と[[緑]]に同じデメリット能力を持ったクリーチャーが存在するので、それらの-1/-1カウンターの置き場として使えば死亡誘発の[[効果]]も底上げできる。
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==関連カード==
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同種のクリーチャーの一覧は[[気性の荒いクーズー/Ornery Kudu]]を参照。
  
 
==余談==
 
==余談==
元ネタは恐らく人の上半身に蠍の下半身を持つ怪物ギルタブリル、神々の下僕であり都市の入口や死者の国へ続く道の門番を努めている。彼もまたアモンケットの神々に使えているのだろう。
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*[[蠍]]・[[デーモン]]という珍しい組み合わせの[[クリーチャー・タイプ]]を持つが、元ネタは恐らく[[Wikipedia:ja:ギルタブルル|ギルタブルル]]だろう。[[人間]]の上半身に蠍の下半身を持つ怪物で、神々の下僕であり都市の入口や死者の国へ続く道の門番を務めている。彼もまた[[バントゥ/Bontu|バントゥ神]]に仕えているのだろう。
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**しかしギルタブリルが登場するのはメソポタミア神話であり、エジプト神話とは殆ど関係が無い。
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**ちなみに蠍と関係ある神としてエジプト神話には蠍の頭を持つ女神である[[Wikipedia:ja:セルケト|セルケト神]]が存在する。後にそのセルケトをモチーフにした[[蠍の神/The Scorpion God (ストーリー)|蠍の神/The Scorpion God]]が登場している。
  
しかしギルタブリルが登場するのはメソポタミア神話であり、エジプト神話とは殆ど関係が無い。因みに蠍と関係ある神としてエジプト神話には蠍の頭を持つ女神であるセルケト神が登場する。
 
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[コモン]]

2023年9月18日 (月) 02:47時点における最新版


Soulstinger / 魂刺し (3)(黒)
クリーチャー — 蠍(Scorpion) デーモン(Demon)

魂刺しが戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを2個置く。
魂刺しが死亡したとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれの上に-1/-1カウンターを、魂刺しの上に置かれていた-1/-1カウンター1個につき1個置いてもよい。

4/5

ETB-1/-1カウンターを自分のクリーチャーに置くデメリット能力と、死亡誘発で自身の上に置かれていた-1/-1カウンターを相手に負わせる能力を持ったクリーチャー。

状況によって高めのマナレシオファッティとして戦うことも、タフネス2以下のクリーチャーを道連れにできる厄介なブロッカーとして立ち回ることもでき、リミテッドでは優秀な地上戦力。

アモンケットは主にに同じデメリット能力を持ったクリーチャーが存在するので、それらの-1/-1カウンターの置き場として使えば死亡誘発の効果も底上げできる。

[編集] 関連カード

同種のクリーチャーの一覧は気性の荒いクーズー/Ornery Kuduを参照。

[編集] 余談

  • デーモンという珍しい組み合わせのクリーチャー・タイプを持つが、元ネタは恐らくギルタブルルだろう。人間の上半身に蠍の下半身を持つ怪物で、神々の下僕であり都市の入口や死者の国へ続く道の門番を務めている。彼もまたバントゥ神に仕えているのだろう。
    • しかしギルタブリルが登場するのはメソポタミア神話であり、エジプト神話とは殆ど関係が無い。
    • ちなみに蠍と関係ある神としてエジプト神話には蠍の頭を持つ女神であるセルケト神が存在する。後にそのセルケトをモチーフにした蠍の神/The Scorpion Godが登場している。

[編集] 参考

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