鷹喰い蛾/Hawkeater Moth

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[[アンタッチャブル]][[飛行]][[クリーチャー]]
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[[被覆]][[飛行]]を持つ[[クリーチャー]]。被覆は[[緑]]の[[色の役割|得意分野]]だが、飛行は不得手。得手不得手のそれぞれ強力な[[能力]]を詰め込んだため、[[マナ・コスト]]に対して[[サイズ]]があまりにも貧弱になってしまった。
緑はアンタッチャブルには向いているが、飛行には向いていない。それぞれ強力な能力ではあるのだが、それゆえにコストに対してサイズがあまりにも貧弱になってしまった。
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[[コンバット・トリック]]が全体効果でもない限り使えないため、サイズの小ささをカバーできないという、少し悲しい[[クリーチャー]]
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[[構築]]はおろか[[リミテッド]]でさえ見向きもされない。[[回避能力]]を持っているのにサイズが小さく、かといって被覆のせいで容易に[[強化]]もできない、利点を伸ばせず弱点もカバーできないのだから当然である。「緑の飛行クリーチャーは[[コスト・パフォーマンス]]が悪い」、「被覆はそれなりのサイズがないと利点が活かしにくい」という二つの好例である。
[[]]の飛行クリーチャーはパフォーマンス的に劣る、という良い例であり、アンタッチャブルはそれなりのサイズがないと利点が生かしにくいという好例でもある。
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[[リミテッド]]でさえ見向きもされない。
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*調整すると[[シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker]]になる。飛行から一段性能が低い、いわゆる「[[樹上のレインジャー/Treetop Rangers|樹上能力]]」になったため[[コスト]]を抑えられ、被覆から[[呪禁]]になり各種強化手段を利用できるようになった。コンセプトをそのままに[[トーナメント]]レベルに達した見事な調整である。時代が違うため単純には比較できないが、随分と強化されている。
ブロックされにくいのに強化による強力な[[クロック]]を形成出来ず、[[コスト・パフォーマンス]]にも優れないのだから当然である。
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*緑らしく調整すると[[シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker]]になる。
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無理をやめて飛行から擬似的な飛行(飛行を持たないクリーチャーにはブロックされない能力)になったためコストが低い。更に、アンタッチャブルから[[一方通行]]能力になったおかげで[[装備品]]を使うこともできる。
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コンセプトをそのままに構築でも使えるレベルのクリーチャーになった。見事な調整といえるだろう。
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==参考==
 
==参考==
<!-- ↓該当ページにそのカード名を追加してください。自動では付きません。 -->
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*[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time]] 第33位
*[[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0227.html#33|18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time]] 第33位(Braingeyser)
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*[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time]] 第63位
*[[カード個別評価:ウルザブロック]]
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*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[アンコモン]]

2023年11月12日 (日) 19:52時点における最新版


Hawkeater Moth / 鷹喰い蛾 (3)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

飛行
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)

1/2

被覆飛行を持つクリーチャー。被覆は得意分野だが、飛行は不得手。得手不得手のそれぞれ強力な能力を詰め込んだため、マナ・コストに対してサイズがあまりにも貧弱になってしまった。

構築はおろかリミテッドでさえ見向きもされない。回避能力を持っているのにサイズが小さく、かといって被覆のせいで容易に強化もできない、利点を伸ばせず弱点もカバーできないのだから当然である。「緑の飛行クリーチャーはコスト・パフォーマンスが悪い」、「被覆はそれなりのサイズがないと利点が活かしにくい」という二つの好例である。

  • 調整するとシラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalkerになる。飛行から一段性能が低い、いわゆる「樹上能力」になったためコストを抑えられ、被覆から呪禁になり各種強化手段を利用できるようになった。コンセプトをそのままにトーナメントレベルに達した見事な調整である。時代が違うため単純には比較できないが、随分と強化されている。

[編集] 参考

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