Mox

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
16行: 16行:
 
**それぞれが同じ色マナを出す基本土地の上位互換ともいえるが、アーティファクトであるため[[割る|割られ]]やすい点では劣っている。例えば、[[ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman]]や[[三角エイの捕食者/Trygon Predator]]の能力の対象になるし、[[無のロッド/Null Rod]]や[[石のような静寂/Stony Silence]]が戦場に出るとマナを出せなくなる。
 
**それぞれが同じ色マナを出す基本土地の上位互換ともいえるが、アーティファクトであるため[[割る|割られ]]やすい点では劣っている。例えば、[[ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman]]や[[三角エイの捕食者/Trygon Predator]]の能力の対象になるし、[[無のロッド/Null Rod]]や[[石のような静寂/Stony Silence]]が戦場に出るとマナを出せなくなる。
 
**基本土地と同じ[[能力]]であるため、[[中村聡]]の周囲では当初[[カスレア]]扱いされていた。
 
**基本土地と同じ[[能力]]であるため、[[中村聡]]の周囲では当初[[カスレア]]扱いされていた。
 +
**黎明期ならではのカードパワーの不理解もあるが、当時は基本土地ですら貴重品だった背景もある。
 
*[[ヴィンテージ]](旧[[Type1]])の[[デッキリスト]]で「5 Moxen」とあれば、5種類のMox各1枚ずつのことを意味する。
 
*[[ヴィンテージ]](旧[[Type1]])の[[デッキリスト]]で「5 Moxen」とあれば、5種類のMox各1枚ずつのことを意味する。
 
*[[Black Lotus]]と[[太陽の指輪/Sol Ring|Sol Ring]]を合わせた7枚を[[SoloMoxen]]と呼ぶことがある。
 
*[[Black Lotus]]と[[太陽の指輪/Sol Ring|Sol Ring]]を合わせた7枚を[[SoloMoxen]]と呼ぶことがある。

2013年12月7日 (土) 13:31時点における版


Mox Pearl (0)
アーティファクト

(T):(白)を加える。


Moxモックス)とは、アルファからアンリミテッドまでの基本セットに収録された、Moxの名を冠するマナ・アーティファクトサイクル。複数形は「Moxen」または「Moxes」。以下の5枚が該当し、いずれもパワー9に含まれている。

いずれも0マナアーティファクトであり、タップのみで対応する色マナを1点生み出す。各色マナを出す基本土地と同じ能力であるが、土地ではないため、土地の「1ターンに1枚しか出せない」という制約が無い。そのため、これらのカードを1ターンに複数枚出すことができ、莫大なマナ加速が可能となる。

このように非常に強力であるために、いずれも各フォーマット禁止制限されている。

Moxの名前を冠するカード

後世には、これらMoxサイクルの調整版として、Moxの名前を冠するマナ・アーティファクトがいくつか作られている。

公式フォーマットで利用できる以下の亜種は、いずれもマナ・コストが0点で、タップのみで色マナを生み出すことができる点がMoxサイクルと共通している。

モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
ストロングホールドで登場。どののマナも生み出せるが、土地を1枚捨てないと戦場に出せない。
金属モックス/Chrome Mox
ミラディンで登場。戦場に出た時に手札から追放したカードの色のマナだけを生み出す。
オパールのモックス/Mox Opal
ミラディンの傷跡で登場。どの色のマナも生み出せるが、アーティファクトを3つ以上コントロールしていないと生み出せない。また、伝説のアーティファクトであるため、1枚しか戦場に維持できない。

ジョーク・非公式

公式フォーマットで使えない亜種も作られている。これらの亜種には、Moxサイクルと公式フォーマットで利用できる亜種の共通点に合わないものもある。

Jack-in-the-Mox
アングルードで登場。0マナ。生み出すマナの色が6面ダイスで決まり、出目によっては自爆する。
Mox Lotus
アンヒンジドで登場。15マナ。無限無色マナを生み出し、100マナを色マナ1点に変換するマナフィルターを持つ。
Gleemox
Magic Onlineプロモーション・カード。0マナ。どの色のマナも生み出せるが、ルール文章禁止カードに指定されている。
Mox Crystal
非公式フォーマット5-Color Magicのインビテーショナルカード。0マナ。無色マナを生み出す。

参考

QR Code.gif