虐なる捕食者、ガイオクス/Gyox, Brutal Carnivora
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Gyox, Brutal Carnivora / 虐なる捕食者、ガイオクス (１)(黒)(緑)伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 邪術師(Warlock)
あなたの終了ステップの開始時に、クリーチャー最大１体を対象とする。それの上に油(oil)カウンター１個を置く。
あなたがコントロールしていて１個以上の油カウンターが置かれていてトークンでないクリーチャー１体が死亡するたび、追放領域にそれの複写Ｘ枚を創出する。Ｘは、それの上にある油カウンターの個数に等しい。それらの複写は+X/+Xの修整を永久に受ける。その後、それらの複写をあなたのライブラリーに加え、切り直す。
油カウンターが置かれたあなたのクリーチャーが死亡すると、その個数だけ強化された複写をあなたのライブラリーに加える伝説のファイレクシアン・邪術師。あなたの終了ステップに油カウンターを置く能力も持つ。
マナ・コスト据え置きでP/Tが強化された複写を創出できるので、長期戦においては有利に立ちやすい。二つの能力はどちらもガイオクス自身にも適用されるため、死亡させる除去ではガイオクスを根絶することは困難である。もちろん、最初から油カウンターを用いるクリーチャーとも相性が良く、油カウンターの補給が行えるほか複写のサイズも大きくなりやすい。
ただし、この能力は直接的にカード・アドバンテージを稼いでいるわけではない。複写をライブラリーから引き当てなければ意味がないため、サーチや抽出・濾過などを駆使して複写をいち早く手札に加えることを要求される。油カウンターの数に比例してライブラリーも膨れ上がる点や黒緑という色から、事前に切削して密度を高めるのも引き当てる手段の一つとなるだろう。
アルケミー：ファイレクシアのリミテッドでは油喰らいのトロール/Oil-Gorger Troll等の油カウンター関連カードが使いやすくなるため、複写能力をオマケと考えても価値がある。屍蚊/Necrosquitoや進化する適応体/Evolving Adaptiveといった油カウンターがサイズに直結するクリーチャーと組み合わせると特に強力である。同名カードをサーチできるマイアの同族鍛冶/Myr Kinsmithを用いて複写を素早く手札に加えるのもよいが、同族鍛冶自体のカードパワーが低いことは留意したい。
- 創出およびライブラリーの切り直しは強制である。
