傭兵
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(本流のセット再登場は傭兵を語るにおいて大きな出来事だと思われるので、例示の伝説枠をオジャネン→薬瓶砕きに変更) |
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初出は[[アイスエイジ]]の[[Mercenaries]]。[[アライアンス]]でも複数登場した。隆盛したのは[[マスクス・ブロック]]で、[[リクルート]]メカニズムを有した[[部族 (俗称)|部族]]として[[白]]の[[レベル]]と対を成す[[黒]]の部族として数を増やした。その後も[[オンスロート・ブロック]]や[[神河救済]]などいくつかの[[エキスパンション]]で少数登場していたが、[[ラヴニカ:ギルドの都]]の[[売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute]]を最後に[[本流のセット]]では長らく新規カードが登場しなくなった。ただし[[クリーチャー・タイプ #ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]では[[カード名]]にMercenaryを含むクリーチャーもこのタイプが与えられたほか、[[サプリメント・セット]]で新カードが追加されることはあった。[[サンダー・ジャンクションの無法者]]では久々に本流のセットで扱われ、[[無法者]]の定義に含まれるタイプの一つにもなった。 | 初出は[[アイスエイジ]]の[[Mercenaries]]。[[アライアンス]]でも複数登場した。隆盛したのは[[マスクス・ブロック]]で、[[リクルート]]メカニズムを有した[[部族 (俗称)|部族]]として[[白]]の[[レベル]]と対を成す[[黒]]の部族として数を増やした。その後も[[オンスロート・ブロック]]や[[神河救済]]などいくつかの[[エキスパンション]]で少数登場していたが、[[ラヴニカ:ギルドの都]]の[[売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute]]を最後に[[本流のセット]]では長らく新規カードが登場しなくなった。ただし[[クリーチャー・タイプ #ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]では[[カード名]]にMercenaryを含むクリーチャーもこのタイプが与えられたほか、[[サプリメント・セット]]で新カードが追加されることはあった。[[サンダー・ジャンクションの無法者]]では久々に本流のセットで扱われ、[[無法者]]の定義に含まれるタイプの一つにもなった。 |
2024年4月30日 (火) 01:52時点における版
傭兵/Mercenaryは、クリーチャー・タイプの1つ。思想信条や所属する共同体などのためではなく、雇用契約に従って戦う職業軍人のこと。
クリーチャー — ホラー(Horror) 傭兵(Mercenary)
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:カテラン組合の首領を再生する。
(6),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量が6以下の傭兵(Mercenary)パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
クリーチャー — オーガ(Ogre) 侍(Samurai) 傭兵(Mercenary)
武士道1(このクリーチャーがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
あなたのアップキープの開始時に、プレイヤー1人の手札にあるカードの枚数が、他の各プレイヤーの手札にあるカードの枚数よりも多い場合、その手札にあるカードの枚数が最も多いプレイヤーは霜剣山の背教者のコントロールを得る。
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) 傭兵(Mercenary)
これでない無法者1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、対戦相手1人を対象とする。陽気な擲弾兵、薬瓶砕きはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。(暗殺者(Assassin)、海賊(Pirate)、邪術師(Warlock)、ならず者(Rogue)、傭兵(Mercenary)が無法者である。)
3/2初出はアイスエイジのMercenaries。アライアンスでも複数登場した。隆盛したのはマスクス・ブロックで、リクルートメカニズムを有した部族として白のレベルと対を成す黒の部族として数を増やした。その後もオンスロート・ブロックや神河救済などいくつかのエキスパンションで少数登場していたが、ラヴニカ:ギルドの都の売剣の粗暴者/Sell-Sword Bruteを最後に本流のセットでは長らく新規カードが登場しなくなった。ただしクリーチャー・タイプ大再編ではカード名にMercenaryを含むクリーチャーもこのタイプが与えられたほか、サプリメント・セットで新カードが追加されることはあった。サンダー・ジャンクションの無法者では久々に本流のセットで扱われ、無法者の定義に含まれるタイプの一つにもなった。
全色に存在するが圧倒的多数が黒、次点で赤に存在する。緑の傭兵はFallout統率者デッキのガンナー・コンスクリプト/Gunner Conscriptまで存在しなかった。
マスクス・ブロックの傭兵は自分より低いマナ・コストの傭兵をリクルートすることができる。レベルと比べるとリクルートできる範囲が狭くて扱いづらさがある一方、マナ効率がよく、また基本性能が高めのカードが多い。当時の黒の優秀なコントロール・カードと組み合わせた、マーセナリーというデッキが活躍した。
部族カードはリクルーター以外では教示者のカテラン組合の召喚/Cateran Summons、墓地から回収できる腕ずくの凶漢/Strongarm Thug、一時強化のファイレクシアの督戦官/Phyrexian Driver、対抗カードの傭兵の密告人/Mercenary Informerが存在する。また暗殺者、ならず者と共通の部族カードとして殺しの羽ペン、マリ/Mari, the Killing Quillが存在する。
伝説の傭兵はサンダー・ジャンクションの無法者現在、6体存在する(「伝説の(Legendary)・傭兵(Mercenary)」でWHISPER検索)。
傭兵・トークンを生成するカードはサンダー・ジャンクションの無法者で複数枚が初登場しており、同セットでは「(T):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受ける。起動はソーサリーとしてのみ行う。」を持つ赤の1/1トークンとなっている。これは旅する聖職者/Traveling Ministerがデザイン元になっている[1]。
- 時のらせんブロックでは、レベルが再登場を遂げた一方、傭兵は1枚も登場していない。
- 一口に傭兵と言っても時代や地域によってそれぞれ違いがあり、兵士・戦士・騎士などと区別しきれない部分もある。ただ、あえて傭兵と呼ぶ場合には(特に創作物では)「忠義・人情・正義などという価値観には目もくれず、ただ金のために戦う」という点が強調されることが多い。マジックでも例に漏れず、攻撃的な性能のものが多く、また報酬を吹っかけてきたり、契約次第で働かなかったり敵側に寝返ったりといったフレイバーのペナルティ能力(アップキープ・コストなど)を持っていたりする。
- (これはレベルにも言えることではあるが)フレイバー的には傭兵であっても傭兵のタイプは持っていない、というカードは多い。例えば「売剣/sell-sword」と付くカードなど(カード名を「sell-sword」で検索)。