ゼガーナ/Zegana

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[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の一つ、[[シミック連合/The Simic Combine]]の首席議長/Prime Speakerを務める[[マーフォーク#ストーリー|マーフォーク]]。女性({{Gatherer|id=366416}})。
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[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の一つ、[[シミック連合/The Simic Combine]]の首席議長/Prime Speakerを務める[[マーフォーク/Merfolk#ラヴニカ|マーフォーク/Merfolk]]。女性({{Gatherer|id=366416}})。
  
 
寡黙で威厳ある人物。[[シミック連合/The Simic Combine#太古の海|太古の海]]に通じる大穴[[シミック連合/The Simic Combine#ゾノット/Zonot|ゾノット/Zonot]]から姿を現したマーフォークの一人であり、[[モミール・ヴィグ/Momir Vig]]を失い崩壊寸前だったシミックの新たなギルドマスターとなった。ゼガーナは最初に開いた第一ゾノット/Zonot Oneを代表する議長であり、九のゾノット議長で構成される秘密組織、「言論室/The Speaker's Chamber」の裁量に従って発言していると速やかに表明した。曰く、言論室は彼女の地位を無効にすることもでき、その場合は他の議長が新たな首席議長になると。しかしながらシミックに属さない者の多くは、これは偽りの謙虚さで、言論室なるものが存在したとしても、彼女がその組織を支配しているのではないかと疑っている。
 
寡黙で威厳ある人物。[[シミック連合/The Simic Combine#太古の海|太古の海]]に通じる大穴[[シミック連合/The Simic Combine#ゾノット/Zonot|ゾノット/Zonot]]から姿を現したマーフォークの一人であり、[[モミール・ヴィグ/Momir Vig]]を失い崩壊寸前だったシミックの新たなギルドマスターとなった。ゼガーナは最初に開いた第一ゾノット/Zonot Oneを代表する議長であり、九のゾノット議長で構成される秘密組織、「言論室/The Speaker's Chamber」の裁量に従って発言していると速やかに表明した。曰く、言論室は彼女の地位を無効にすることもでき、その場合は他の議長が新たな首席議長になると。しかしながらシミックに属さない者の多くは、これは偽りの謙虚さで、言論室なるものが存在したとしても、彼女がその組織を支配しているのではないかと疑っている。
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===ラヴニカの献身===
 
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[[ヴァニファール/Vannifar]]たち順応主義者/Adaptionistはゼガーナの楽園党/Utopianよりも、もっと直接的で素早い行動を求めていた。[[ギルドパクト/Guildpact]]たる[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]の失踪を受けてギルド間の緊張が高まると、ヴァニファールの行動主義的な哲学は多くの支持を集めるようになった。そしてゼガーナは、ゾノットの一つを奪おうとする[[ゴルガリ団/The Golgari Swarm]]に対抗するため、ヴァニファールに助力を求めた。その後、ヴァニファールは言論室でゼガーナに挑み、投票により新たな首席議長に選出された。
 
[[ヴァニファール/Vannifar]]たち順応主義者/Adaptionistはゼガーナの楽園党/Utopianよりも、もっと直接的で素早い行動を求めていた。[[ギルドパクト/Guildpact]]たる[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]の失踪を受けてギルド間の緊張が高まると、ヴァニファールの行動主義的な哲学は多くの支持を集めるようになった。そしてゼガーナは、ゾノットの一つを奪おうとする[[ゴルガリ団/The Golgari Swarm]]に対抗するため、ヴァニファールに助力を求めた。その後、ヴァニファールは言論室でゼガーナに挑み、投票により新たな首席議長に選出された。
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===カルロフ邸殺人事件===
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[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]戦争の終結後、ゼガーナとヴァニファールは[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]邸で行われたパーティに出席していた。しかし突然悲鳴が上がりパーティは中断された。その声の主は何者かに殺害され、密室に転がるゼガーナであった。探偵の[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]]は、ゼガーナの遺体はギルドのシンボルが入ったコートの山の上に置かれていたが、[[ディミーア家/House Dimir]]の印だけが隠されていることに気づく。これにより会場に潜んでいた[[エトラータ/Etrata]]の存在が発覚し、彼女はゼガーナ殺害の容疑者として捕らえられた……だが、彼女にはゼガーナを殺害した記憶はなかった。
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エトラータを操っていた[[トロスターニ/Trostani|黒幕]]によると、ゼガーナは戦時中[[ファイレクシアの油/Phyrexian oil]]で動物実験を行っており、いずれは知的生物にもその魔手を伸ばしかねなかったという。しかしそれは断片的な情報に基づく憶測でしかなかった。実験はヴァニファールの同意の元行われており、その目的はファイレクシアの油に感染した生物の治療方法を探ることだったからだ。
  
 
==登場==
 
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;[[ラヴニカの献身]]
 
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:[[シミックのギルド門/Simic Guildgate]]([[コレクター番号]]258)
 
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:[[殺害/Murder]]、[[辻妻の不一致/It Doesn't Add Up]]
  
 
====[[絵|イラスト]]に登場====
 
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;ラヴニカの献身
 
;ラヴニカの献身
 
:[[覆滅+複製/Repudiate+Replicate|覆滅/Repudiate]]
 
:[[覆滅+複製/Repudiate+Replicate|覆滅/Repudiate]]
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:[[殺害/Murder]](通常版/[[ショーケース]]版共通)、[[辻妻の不一致/It Doesn't Add Up]]
  
 
===登場作品・登場記事===
 
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;[[ラヴニカのギルド]]~[[灯争大戦]]
 
;[[ラヴニカのギルド]]~[[灯争大戦]]
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/principles-unnatural-selection-2019-02-06 The Principles of Unnatural Selection]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0031721/ 不自然淘汰の原則](Magic Story [[2019年]]2月6日 [[Nicky Drayden]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/principles-unnatural-selection-2019-02-06 The Principles of Unnatural Selection]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0031721/ 不自然淘汰の原則](Magic Story [[2019年]]2月6日 [[Nicky Drayden]]著)
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*[[War of the Spark: Ravnica]](名前のみ)
  
 
;[[Magic (BOOM!)]]
 
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;[[カルロフ邸殺人事件]]
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-1-ghosts-of-our-past Murders at Karlov Manor | Episode 1: Ghosts of Our Past]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037450/ 第1話 過去の幽霊](Magic Story [[2023年]]12月5日 [[Seanan McGuire]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-2-monsters-we-became Murders at Karlov Manor | Episode 2: Monsters We Became]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037497/ 第2話 成れの果ての怪物](Magic Story [[2024年]]1月8日 Seanan McGuire著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-3-shadows-of-regret Murders at Karlov Manor | Episode 3: Shadows of Regret]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037500/ 第3話 後悔の影](Magic Story 2024年1月9日 Seanan McGuire著、名前のみ)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-4-justice-before-mercy Murders at Karlov Manor | Episode 4: Justice Before Mercy]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037501/ 第4話 慈悲の前に正義を](Magic Story 2024年1月10日 Seanan McGuire著、名前のみ)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-5-chains-of-expectation Murders at Karlov Manor | Episode 5: Chains of Expectation]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037504/ 第5話 可能性の連鎖](Magic Story 2024年1月11日 Seanan McGuire著、名前のみ)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-7-rot-before-recovery Murders at Karlov Manor | Episode 7: Rot before Recovery]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037506/ 第7話 復活の前に腐敗あり](Magic Story 2024年1月15日 Seanan McGuire著、名前のみ)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-8-gods-of-chaos Murders at Karlov Manor | Episode 8: Gods of Chaos]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037507/ 第8話 混沌の神々](Magic Story 2024年1月16日 Seanan McGuire著、名前のみ)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-9-beauty-in-destruction Murders at Karlov Manor | Episode 9: Beauty in Destruction]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MKM/0037508/ 第9話 破壊の中の美](Magic Story 2024年1月17日 Seanan McGuire著、名前のみ)
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2024年1月27日 (土) 13:28時点における版

ゼガーナ/Zeganaラヴニカへの回帰ブロックおよびラヴニカの献身のキャラクター。カードとしてはギルド門侵犯首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zeganaが初出。

目次

解説

ラヴニカ/Ravnicaギルド/Guildの一つ、シミック連合/The Simic Combineの首席議長/Prime Speakerを務めるマーフォーク/Merfolk。女性(イラスト)。

寡黙で威厳ある人物。太古の海に通じる大穴ゾノット/Zonotから姿を現したマーフォークの一人であり、モミール・ヴィグ/Momir Vigを失い崩壊寸前だったシミックの新たなギルドマスターとなった。ゼガーナは最初に開いた第一ゾノット/Zonot Oneを代表する議長であり、九のゾノット議長で構成される秘密組織、「言論室/The Speaker's Chamber」の裁量に従って発言していると速やかに表明した。曰く、言論室は彼女の地位を無効にすることもでき、その場合は他の議長が新たな首席議長になると。しかしながらシミックに属さない者の多くは、これは偽りの謙虚さで、言論室なるものが存在したとしても、彼女がその組織を支配しているのではないかと疑っている。

なおこれは外部からの邪推であり、実際のところ新生シミックはかなり民主的なシステムで運営されている。後のラヴニカのギルドからのラヴニカ三部作の時代にはギルドマスターの地位をヴァニファール/Vannifarに渡し、ゼガーナは野党となった楽園党の議長として働いている。

経歴

水深の布告/The Fathom Edict

ゼガーナはアゾール公会広場/Forum of Azorにて、約12,000人の聴衆を前に演説を行った。それはマーフォークが地上に姿を現した経緯と、彼女たちがシミック連合を継承することについてのものであり、事実上、ゼガーナがシミックの新たなギルドマスターになるという宣言だった。この演説は数時間のうちに水深の布告/The Fathom Edictとして知られるようになった。

ラヴニカの献身

ヴァニファール/Vannifarたち順応主義者/Adaptionistはゼガーナの楽園党/Utopianよりも、もっと直接的で素早い行動を求めていた。ギルドパクト/Guildpactたるジェイス・ベレレン/Jace Belerenの失踪を受けてギルド間の緊張が高まると、ヴァニファールの行動主義的な哲学は多くの支持を集めるようになった。そしてゼガーナは、ゾノットの一つを奪おうとするゴルガリ団/The Golgari Swarmに対抗するため、ヴァニファールに助力を求めた。その後、ヴァニファールは言論室でゼガーナに挑み、投票により新たな首席議長に選出された。

カルロフ邸殺人事件

新ファイレクシア/New Phyrexia戦争の終結後、ゼガーナとヴァニファールはテイサ・カルロフ/Teysa Karlov邸で行われたパーティに出席していた。しかし突然悲鳴が上がりパーティは中断された。その声の主は何者かに殺害され、密室に転がるゼガーナであった。探偵のアルキスト・プロフト/Alquist Proftは、ゼガーナの遺体はギルドのシンボルが入ったコートの山の上に置かれていたが、ディミーア家/House Dimirの印だけが隠されていることに気づく。これにより会場に潜んでいたエトラータ/Etrataの存在が発覚し、彼女はゼガーナ殺害の容疑者として捕らえられた……だが、彼女にはゼガーナを殺害した記憶はなかった。

エトラータを操っていた黒幕によると、ゼガーナは戦時中ファイレクシアの油/Phyrexian oilで動物実験を行っており、いずれは知的生物にもその魔手を伸ばしかねなかったという。しかしそれは断片的な情報に基づく憶測でしかなかった。実験はヴァニファールの同意の元行われており、その目的はファイレクシアの油に感染した生物の治療方法を探ることだったからだ。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

ラヴニカへの回帰
払拭/Dispel
ギルド門侵犯
水形/Hydroformシミックの魔除け/Simic Charm破壊的一撃/Shattering Blow
ラヴニカの献身
シミックのギルド門/Simic Guildgateコレクター番号258)
カルロフ邸殺人事件
殺害/Murder辻妻の不一致/It Doesn't Add Up

イラストに登場

ラヴニカの献身
覆滅/Repudiate
カルロフ邸殺人事件
殺害/Murder(通常版/ショーケース版共通)、辻妻の不一致/It Doesn't Add Up

登場作品・登場記事

ラヴニカへの回帰ブロック
ラヴニカのギルド灯争大戦
Magic (BOOM!)
カルロフ邸殺人事件

参考

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