外殻貫通/Hull Breach

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(例示をより汎用的なものに変更。whisperがなかなか更新されないのでカテゴリ追加。)
(Whisperが2009年4月オラクルに対応したので、カテゴリを解除。)
1行: 1行:
 
{{#card:Hull Breach}}
 
{{#card:Hull Breach}}
''現在のWHISPERのテキストはオラクルの変更が反映されていません。現在のテキストは、「アーティファクトとエンチャントを破壊する」のモードが追加され、「以下の3つから1つを選ぶ。」という書式です。''
 
  
 
[[アーティファクト]]か[[エンチャント]]、またはその両方を[[破壊]]できる[[ソーサリー]]。
 
[[アーティファクト]]か[[エンチャント]]、またはその両方を[[破壊]]できる[[ソーサリー]]。
8行: 7行:
 
[[帰化/Naturalize]]が登場したことで、1つしか破壊しないならばそちらを使えばよく、一粒で二度おいしい思いをするためにしか使われない。当時の[[スタンダード]]ではエンチャントの[[対立/Opposition]]とアーティファクトの[[静態の宝珠/Static Orb]]を[[キーカード]]にした[[対立オーブ]]が横行していたため、[[対象]]に関しては事欠かなかった。また、[[燃え立つ願い/Burning Wish]]からもってこられるため、[[レガシー]]の[[サイドボード]]ではよく見られる。
 
[[帰化/Naturalize]]が登場したことで、1つしか破壊しないならばそちらを使えばよく、一粒で二度おいしい思いをするためにしか使われない。当時の[[スタンダード]]ではエンチャントの[[対立/Opposition]]とアーティファクトの[[静態の宝珠/Static Orb]]を[[キーカード]]にした[[対立オーブ]]が横行していたため、[[対象]]に関しては事欠かなかった。また、[[燃え立つ願い/Burning Wish]]からもってこられるため、[[レガシー]]の[[サイドボード]]ではよく見られる。
  
*2009年1月30日の[[エラッタ]]で、「アーティファクトとエンチャントを破壊する」という[[モード]]が減った代わりに、「アーティファクトを破壊する」と「エンチャントを破壊する」の2つのモード両方を選択できるようになっていた。[[枝分かれの稲妻/Branching Bolt]]の書式とあわせた形であり、機能的に変化がないと判断された結果の変更だったが、実際にはアーティファクトとエンチャントが破壊されるタイミングに差が出るという違いがあったため、2009年4月24日に元に戻された。
+
*2009年1月30日の[[オラクル]]更新で、「アーティファクトとエンチャントを破壊する」という[[モード]]が減った代わりに、「アーティファクトを破壊する」と「エンチャントを破壊する」の2つのモード両方を選択できるようになっていた。[[枝分かれの稲妻/Branching Bolt]]の書式とあわせた形であり、機能的に変化がないと判断された結果の変更だったが、実際にはアーティファクトとエンチャントが破壊されるタイミングに差が出るという違いがあったため、2009年4月24日のオラクル更新で元に戻された。
 
**例えば、[[屑鉄の山/Scrapheap]]と任意のエンチャントを破壊する場合、現在の書式では同時に破壊されるため屑鉄の山の[[能力]]が[[誘発]]するが、2つのモードを選択する場合には誘発しなくなる。
 
**例えば、[[屑鉄の山/Scrapheap]]と任意のエンチャントを破壊する場合、現在の書式では同時に破壊されるため屑鉄の山の[[能力]]が[[誘発]]するが、2つのモードを選択する場合には誘発しなくなる。
 
*アーティファクトかつエンチャントである[[パーマネント]]を2回対象にとって[[プレイ]]できる。
 
*アーティファクトかつエンチャントである[[パーマネント]]を2回対象にとって[[プレイ]]できる。
*[[魔除け]]の変形版で、[[双呪]]の原形といえる[[カード]]かも。
+
*[[魔除け]]の変形版で、[[双呪]]の原形といえるかもしれない。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
19行: 18行:
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:プレーンシフト]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:プレーンシフト]] - [[コモン]]
 
[[Category:テキストが正常でないカード]]
 

2009年5月19日 (火) 21:46時点における版


Hull Breach / 外殻貫通 (赤)(緑)
ソーサリー

以下から1つを選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・アーティファクト1つとエンチャント1つを対象とし、それらを破壊する。


アーティファクトエンチャント、またはその両方を破壊できるソーサリー

さすがマルチカラーなだけあって、解呪/Disenchant下位互換になっていない。しかし当時の環境ではソーサリーでは遅すぎたらしく、これが登場してからもタッチして(多色環境ゆえそれはあまりに容易であった)、解呪を入れる赤緑デッキは多数存在した。

帰化/Naturalizeが登場したことで、1つしか破壊しないならばそちらを使えばよく、一粒で二度おいしい思いをするためにしか使われない。当時のスタンダードではエンチャントの対立/Oppositionとアーティファクトの静態の宝珠/Static Orbキーカードにした対立オーブが横行していたため、対象に関しては事欠かなかった。また、燃え立つ願い/Burning Wishからもってこられるため、レガシーサイドボードではよく見られる。

  • 2009年1月30日のオラクル更新で、「アーティファクトとエンチャントを破壊する」というモードが減った代わりに、「アーティファクトを破壊する」と「エンチャントを破壊する」の2つのモード両方を選択できるようになっていた。枝分かれの稲妻/Branching Boltの書式とあわせた形であり、機能的に変化がないと判断された結果の変更だったが、実際にはアーティファクトとエンチャントが破壊されるタイミングに差が出るという違いがあったため、2009年4月24日のオラクル更新で元に戻された。
    • 例えば、屑鉄の山/Scrapheapと任意のエンチャントを破壊する場合、現在の書式では同時に破壊されるため屑鉄の山の能力誘発するが、2つのモードを選択する場合には誘発しなくなる。
  • アーティファクトかつエンチャントであるパーマネントを2回対象にとってプレイできる。
  • 魔除けの変形版で、双呪の原形といえるかもしれない。

関連カード

サイクル

プレーンシフトコモン多色呪文サイクル。いずれも友好色の組み合わせである。

参考

QR Code.gif