穢れた血、ラザケシュ/Razaketh, the Foulblooded

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(7人の利用者による、間の9版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Razaketh, the Foulblooded}}
 
{{#card:Razaketh, the Foulblooded}}
[[破滅の刻]]に登場した[[伝説の]][[デーモン]]。[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]と契約した4体の大悪魔の三人目でもある。
 
  
[[トリプルシンボル]]8マナにして8/8[[飛行]][[トランプル]]と、豪快だか驚異的なステータスを持つ。
+
[[破滅の刻]]で登場した[[伝説の]][[デーモン]][[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ]]と契約した4体の大悪魔の3人目。
[[除去耐性]]がないのがネックであるものの、フィニッシャーとしての採用がメインになるであろうから、[[打ち消し]]などでサポートするとよいだろう。
+
  
教示者能力は、[[ライフ]]の支払いと[[生け贄に捧げる]]ことにより、直接[[ライブラリー]]のカードを手札に加えることができる。バカにならないコストで連発はできないが、マナの支払いなく(タップアウト時でも)牽制になるのは悪くない。しかし自身を生け贄にできない点は若干マイナスだろう。
+
[[トリプルシンボル]]8[[マナ]]と非常に[[重い]]が、8/8[[飛行]][[トランプル]]という[[フィニッシャー]]として十分な基本スペックと、[[ライブラリー]]から[[カード]]を[[サーチ]]し[[手札に加える]][[起動型能力]]を持つ。
これ自身の重さが、教示者能力にある程度の制限を加えており、特定のキーカードを引き込むよりは[[シルバーバレット]]のように状況に応じたカードを持ってくる動きを期待するのが無難。
+
  
教示者能力で打ち消しや除去を持ってくることができるため擬似的な耐性を持たせることができるものの、[[コントロールデッキ]]では[[クリーチャー]]の採用は控えられるため能力を生かしにくい。また[[コンボデッキ]]に採用するにはこれ自身が重い。[[リアニメイト]]などで踏み倒しつつ利用するのが現実的か。
+
[[教示者]][[能力]]は[[ライフ]]の[[支払う|支払い]]と[[クリーチャー]]の[[生け贄に捧げる|生け贄]]が必要なため連発は難しいものの、サーチ先は無制限・手札に直接加える・[[マナ]]の支払いも[[タップ]]も不要、と高性能。戦場のクリーチャーをいつでも好きな手札に変換できるので、自軍クリーチャー全体に擬似的な[[除去耐性]]を与えるかのような副次的効果も期待できる。自身に除去耐性がないのがネックであるが、[[打ち消す|打ち消し]]や[[手札破壊]]などのサポート用カードを自力で調達できるため、1[[ターン]]でも生き残ればある程度守りやすい。2枚目のラザケシュをサーチすることもできるため、ライフと生け贄要員が豊富な状態だと非常にしぶとい。
  
 +
このカード自体の重さがサーチ手段として使う場合の枷になっており、特定の[[キーカード]]を引き込む使い方には向かず、[[シルバーバレット]]のように状況に応じたカードを持ってくる使い方が適している。自身の[[戦闘]]能力の高さが驚異的であるため、これを守って[[殴る|殴り]][[勝利|勝つ]]動きが最もシンプルかつ理想的。[[約束の刻/Hour of Promise]]や[[マナ・クリーチャー]]経由の[[マナ加速]]手段、[[死の権威、リリアナ/Liliana, Death's Majesty]]など、[[マナ・コスト]]の重さと生け贄要員を同時に工面できるカードと併用したい。
 +
 +
一方、強力な[[マナ加速]]手段に恵まれ初期ライフの多い[[統率者戦]]では一転、非常に強力であると評価される。[[黒]][[単色]]でも2、3枚からの瞬殺[[コンボ]]が可能の環境であるため、数体クリーチャーが出ている状態で戦場に出れば[[コンボパーツ]]と妨害手段をそろえてほぼ勝負ありとなる。これ以外のサーチや[[ドロー]]に[[スロット]]を割かずに済むのも強み。
 +
 +
*能力の[[コスト]]にできるのは「他のクリーチャー」であるため、[[除去]]に[[対応して]]自身を生け贄に捧げることはできない。
 +
*[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]とは相性が良い。[[デッキ]]に1枚だけあればライブラリーに戻ってからすぐサーチして二度目を[[唱える]]事ができる上、サーチの[[起動]]で削れたライフの補填も可能。しかし前述の通りラザケシュ自体が強力なので[[オーバーキル]]になりがち。
 +
 +
==ストーリー==
 +
'''ラザケシュ'''/''Razaketh''は、[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]と契約を交わした4体の[[デーモン/Demon|悪魔]]のうちの1体。[[アモンケット/Amonkhet#ナクタムン/Naktamun|ナクタムン/Naktamun]]の伝説では、[[アモンケット/Amonkhet#王神/The God-Pharaoh|王神/The God-Pharaoh]]の帰還が迫り[[来世への門/Gate to the Afterlife]]が開くとき、ラザケシュが蓋世の英雄/The worthyになれなかった生者に最後の試練を課し、栄光なき死を与えるとされている。
 +
 +
詳細は[[ラザケシュ/Razaketh]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[サーチカード]]
 
*[[サーチカード]]
*[[トリプルシンボルカード]]
+
*[[トリプルシンボルカード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[神話レア]]
 +
*[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[神話レア]]
 +
*[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[神話レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2021年#Read The Fine Print|Secret Lair Drop Series: Read The Fine Print]]

2023年7月24日 (月) 13:24時点における最新版


Razaketh, the Foulblooded / 穢れた血、ラザケシュ (5)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
2点のライフを支払う,他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからカード1枚を探し、そのカードをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。

8/8

破滅の刻で登場した伝説のデーモンリリアナと契約した4体の大悪魔の3人目。

トリプルシンボル8マナと非常に重いが、8/8飛行トランプルというフィニッシャーとして十分な基本スペックと、ライブラリーからカードサーチ手札に加える起動型能力を持つ。

教示者能力ライフ支払いクリーチャー生け贄が必要なため連発は難しいものの、サーチ先は無制限・手札に直接加える・マナの支払いもタップも不要、と高性能。戦場のクリーチャーをいつでも好きな手札に変換できるので、自軍クリーチャー全体に擬似的な除去耐性を与えるかのような副次的効果も期待できる。自身に除去耐性がないのがネックであるが、打ち消し手札破壊などのサポート用カードを自力で調達できるため、1ターンでも生き残ればある程度守りやすい。2枚目のラザケシュをサーチすることもできるため、ライフと生け贄要員が豊富な状態だと非常にしぶとい。

このカード自体の重さがサーチ手段として使う場合の枷になっており、特定のキーカードを引き込む使い方には向かず、シルバーバレットのように状況に応じたカードを持ってくる使い方が適している。自身の戦闘能力の高さが驚異的であるため、これを守って殴り勝つ動きが最もシンプルかつ理想的。約束の刻/Hour of Promiseマナ・クリーチャー経由のマナ加速手段、死の権威、リリアナ/Liliana, Death's Majestyなど、マナ・コストの重さと生け贄要員を同時に工面できるカードと併用したい。

一方、強力なマナ加速手段に恵まれ初期ライフの多い統率者戦では一転、非常に強力であると評価される。単色でも2、3枚からの瞬殺コンボが可能の環境であるため、数体クリーチャーが出ている状態で戦場に出ればコンボパーツと妨害手段をそろえてほぼ勝負ありとなる。これ以外のサーチやドロースロットを割かずに済むのも強み。

[編集] ストーリー

ラザケシュ/Razakethは、リリアナ・ヴェス/Liliana Vessと契約を交わした4体の悪魔のうちの1体。ナクタムン/Naktamunの伝説では、王神/The God-Pharaohの帰還が迫り来世への門/Gate to the Afterlifeが開くとき、ラザケシュが蓋世の英雄/The worthyになれなかった生者に最後の試練を課し、栄光なき死を与えるとされている。

詳細はラザケシュ/Razakethを参照。

[編集] 参考

QR Code.gif