七曲がりの峡谷/Winding Canyons

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
 
(10人の利用者による、間の11版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Winding Canyons}}
 
{{#card:Winding Canyons}}
  
[[クリーチャー]]支援[[能力]]が付いた[[土地]]
+
[[クリーチャー]]支援[[能力]]が付いた[[土地]]。クリーチャーを[[インスタント・タイミング]]で[[唱える|唱え]]られる代わりに、実質3[[マナ]]の[[追加コスト]]がかかる計算である。
クリーチャーを[[インスタント・タイミング]]で[[プレイ]]できる代わりに、実質3[[マナ]]の[[追加コスト]]がかかる計算である。
+
  
上記の[[能力]]による最大のメリットは相手の[[ターン]]にマナを残しておけるということだが、相手のターンにマナを残しておいて役に立つのは[[カウンター]]を有する[[青]]い[[デッキ]]くらいのものであろう。
+
[[対戦相手]][[ターン]]にマナを残しておけることで臨機応変な対応をできるようになるが、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]ではその利点がそれほど大きくはなく、それよりも3マナの[[テンポ]]ロスによって[[展開]]が遅れがちになるデメリットが厳しくなりがち。相手が[[パーミッション]]系の[[デッキ]]である場合は、隙をつきやすくなることはメリット。
しかし、[[クリーチャー]]を多く使う[[フィッシュ]]のような[[ウィニー]][[デッキ]]では[[テンポ]]を殺すことになってしまい、デッキ本来の動きと噛み合わず上手くいかない。
+
終盤、相手の[[パーミッション]]の隙を突く為に役に立つ事がある、といった程度である。
+
  
逆にそのパーミッションのような、展開力を重視しないデッキでの使用は考えられる。
+
その一方で、自分がパーミッションのような展開力を重視しないデッキの場合は利用価値が上がる。相手の[[ターン]]にマナを残しておけることが重要であり、隙を作らずに[[フィニッシャー]]を唱えられることのメリットが大きい。特にパーミッションの[[ミラーマッチ]]では、[[ゲーム]]の流れを変える程の力を持っている。
そういったデッキのプレイでは、自分の[[ターン]]におけるタップアウトに対して神経を使わなくてはいけないため、隙を作らずに[[フィニッシャー]]を呼び出せるこの[[カード]]は相性が良いのである。
+
特にパーミッションの[[ミラーマッチ]]では、ゲームの流れを変える程の力を持っている。
+
  
<!-- しかも[[起動コスト]]が高く、[[ウィニー]]中心のデッキでないとほぼ機能しない。
+
[[スタンダード]]では、パーミッション対策に1~2枚導入されることがあった。
逆に言えば、[[フィッシュ#merfolk|カウンター]]を使用するクリーチャーデッキ([[フィッシュ]]など)ならばこの[[カード]]の恩恵を最大限に受けられる。
+
相手のターン終了時に追加戦力を呼べることになるため、カウンターにとっての隙を大幅に減らせるだろう。
+
[[ピッチスペル]]のカウンターが中心のデッキではあまり意味がないが。
+
マーフォークフィッシュは色拘束も強く、またウィニーそのものがこれを生かせるデッキとは言えないのでコメントアウト。
+
テンポを失うのはウィニーデッキでは致命的です。詳しくは上部に記載。 -->
+
  
==参考==
+
*15年の時を経た[[アヴァシンの帰還]]にて、[[起動コスト]]を[[緑青]]に限定したことで恩恵を与える範囲を大幅に広げた仕様の[[錬金術師の隠れ家/Alchemist's Refuge]]として[[リメイク]]された。
*[[カード個別評価:ミラージュブロック]]
+
 
 +
== 参考 ==
 +
*[[非マナ能力を持つ土地]]
 +
*[[インスタントプレイ#他のカードのインスタントプレイを可能にするカード|他のカードのインスタントプレイを可能にするカード]]
 +
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 +
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[レア]]
 +
 
 +
[[Category:ウェザーライトの再録禁止カード|ななまかりのきようこく]]

2022年4月17日 (日) 02:52時点における最新版


Winding Canyons / 七曲がりの峡谷
土地

(T):(◇)を加える。
(2),(T):このターン、あなたはクリーチャー呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。


クリーチャー支援能力が付いた土地。クリーチャーをインスタント・タイミング唱えられる代わりに、実質3マナ追加コストがかかる計算である。

対戦相手ターンにマナを残しておけることで臨機応変な対応をできるようになるが、ビートダウンデッキではその利点がそれほど大きくはなく、それよりも3マナのテンポロスによって展開が遅れがちになるデメリットが厳しくなりがち。相手がパーミッション系のデッキである場合は、隙をつきやすくなることはメリット。

その一方で、自分がパーミッションのような展開力を重視しないデッキの場合は利用価値が上がる。相手のターンにマナを残しておけることが重要であり、隙を作らずにフィニッシャーを唱えられることのメリットが大きい。特にパーミッションのミラーマッチでは、ゲームの流れを変える程の力を持っている。

スタンダードでは、パーミッション対策に1~2枚導入されることがあった。

[編集] 参考

QR Code.gif