白黒

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(14人の利用者による、間の29版が非表示)
1行: 1行:
'''白黒'''(''White-Black'')は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における[[]]の組み合わせのうち、[[白]]と[[黒]]の組み合わせのことである。[[ラヴニカ・ブロック]]の白黒の[[ギルド/Guild]]、[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]]にちなんで'''オルゾフカラー'''(''Orzhov Color'')とも呼ばれる。
+
'''白黒'''(''White-Black'')は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における[[色の組み合わせ]]のうち、[[白]]と[[黒]]の組み合わせのことである。略式表記'''WB'''
  
== 概要 ==
+
{{#card:Vindicate}}
[[友好色]]2色の組み合わせは[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で初めて登場したのに対し、この色の組み合わせは[[ミラージュ]]の[[絶望の魔法円/Circle of Despair]]と[[煉獄/Purgatory]]で初めて登場した。
+
{{#card:Sorin, Lord of Innistrad}}
  
[[対抗色]]である上に両色とも[[色拘束]]の強い[[カード]]が多く、[[デッキ]]を成立させることが困難なので、[[トーナメント]]シーンで見ることは多くない。しかし、色拘束の強いカードには[[カードパワー]]が高いものが揃っているので、それが組める環境であればある程度の活躍が見込める。
+
==概要==
 +
白黒の[[デッキ]]は性質が正反対な2色の組み合わせなので、両方の短所を補いやすい。その一方で共に[[ボードコントロール]]に長けている面があり、全体として[[コントロール (俗語)|コントロール]]色が強い傾向にある。[[ビートダウンデッキ]]であっても何かしらのコントロール要素を備えて[[ビート・コントロール]]めいた構成になりやすい。
  
傾向としては、全体として[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]色が強い。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]タイプのデッキであっても何かしらのコントロール要素を備えているものが多い。
+
白黒の[[多色カード]]は、[[リアニメイト]]、[[パーマネント]][[除去]]、[[ドレイン]]、[[手札]]や[[墓地]]の[[追放]]、[[ライフ]]回復や[[死亡]]との[[シナジー]]、多数の[[小型]][[トークン]][[生成]]などのデザインが多い。
  
*デッキ診断所などでは、白黒で組まれたデッキを '''orz''' と書く事がある。オルゾフカラーの頭3文字から取られたものであるが、顔文字と勘違いされやすいので注意。
+
*[[ラヴニカ・ブロック]]の白黒の[[ギルド/Guild]]、[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]]にちなんで'''オルゾフカラー'''(''Orzhov Color'')とも呼ばれる。マジック黎明期にはその色あいにちなんで'''ゼブラ'''や'''ココア'''と呼ばれていた。
  
== 代表的なデッキ ==
+
==代表的なデッキ==
 
*[[白黒ビートダウン]]
 
*[[白黒ビートダウン]]
 
**[[クレリック (デッキ)|クレリック]]
 
**[[クレリック (デッキ)|クレリック]]
20行: 21行:
 
*[[ピットサイクル]]
 
*[[ピットサイクル]]
  
== 参考 ==
+
==参考==
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]
  
 
{{色}}
 
{{色}}

2024年1月3日 (水) 21:07時点における最新版

白黒(White-Black)は、マジックにおける色の組み合わせのうち、の組み合わせのことである。略式表記WB


Vindicate / 名誉回復 (1)(白)(黒)
ソーサリー

パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。



Sorin, Lord of Innistrad / イニストラードの君主、ソリン (2)(白)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — ソリン(Sorin)

[+1]:絆魂を持つ黒の1/1の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-2]:あなたは「あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。」を持つ紋章を得る。
[-6]:クリーチャーと他のプレインズウォーカーを最大3つまで対象とし、それらを破壊する。これにより墓地に置かれた各カードを、あなたのコントロール下で戦場に戻す。

3

[編集] 概要

白黒のデッキは性質が正反対な2色の組み合わせなので、両方の短所を補いやすい。その一方で共にボードコントロールに長けている面があり、全体としてコントロール色が強い傾向にある。ビートダウンデッキであっても何かしらのコントロール要素を備えてビート・コントロールめいた構成になりやすい。

白黒の多色カードは、リアニメイトパーマネント除去ドレイン手札墓地追放ライフ回復や死亡とのシナジー、多数の小型トークン生成などのデザインが多い。

[編集] 代表的なデッキ

[編集] 参考

単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
QR Code.gif