運命の操作/Manipulate Fate
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対戦相手のデッキや戦況に合わせ、腐ってしまうであろう不要カードをライブラリーから追放するのが基本用途。キャントリップも合わせて考えれば、2マナで4枚分のデッキ圧縮ができ、以降のドローの質の向上が期待できる。ノンクリーチャー相手のときに除去カードを取り除いたり、終盤不要になった土地をライブラリーから取り除いたりするとよい。他に不要カードがなければ、残りの運命の操作を取り除いてしまってもよいだろう。
しかしながら、次のドローを確実に有効カードにできるわけではないし、また既に手札で腐っているカードをどうすることもできない。そのため、もっと直接手札の内容を左右できるゼロックス型のドロー呪文やルーター類のほうが効率がよいケースが多く、同じセットの選択/Optや調査/Probe、スタンダードで共存したマーフォークの物あさり/Merfolk Looterなどが優先されていた。
- そもそも不要なカードは最初からデッキに入れないほうがよいわけで、不要カードが3枚もあることが前提というコンセプトが矛盾しているとも言える。
- あるいは、1枚目で2~4枚目のこれを追放して4枚圧縮、という使い方を念頭にデザインされたカードなのかもしれない。
- Gary Wiseはドラフトで13~15番目にピックする弱いカードと評価している(参考)。
- 不要な土地を取り除くデッキ圧縮には、同じマナ・コストのマナ切り離し/Mana Severanceがある。そちらの方が圧縮効果は劇的で、いくつかのコンボに採用されている。
- 追放領域に置くことを利用できるなら、多少は使い道がある。後世には霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffinや奔流の精霊/Torrent Elementalといった相棒が登場している。