巻き戻し
提供:MTG Wiki
巻き戻し/Reversing Actionsとは、ある行動がルール上不正である場合に行われる処理のこと。ある行動が開始されたあとになってその行動が適正に処理できないことが判明した場合、その不正な行動が開始する直前までゲームの状況を戻す。
もちろん、トーナメントではペナルティの対象となるが、現状ではエターナル環境にて帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returnedのせいで合法的に一部の巻き戻しが起こる可能性はある。該当するような事態が起きた場合、ジャッジを呼んで指示を仰ぐこと。カジュアルプレイでは相手と合意した上で処理することもできるが、非公開情報が公開された後などは対処に困ることもしばしば。
日本選手権05のようにジャッジミスからゲーム自体が巻き戻った事もある。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 717 アトラクション・カード
- 717.1 アトラクションは定形外のマジックのカードにのみ見られるアーティファクトのサブタイプである。各アトラクションは通常のマジックのカードの裏面ではなく「アストロトリウム」の裏面を持ち、文章欄の右側に丸数字の欄が存在する。それらのカードで明るい色の背景に白い文字で書かれている数字は「点灯」している。同じ英語名の複数のアトラクション・カードで、異なる数字が点灯していることがある。各アトラクション・カードでどのような点灯の仕方があるのか、Gatherer.wizards.comで確認できる。
- 717.2 アトラクション・カードは、ゲーム開始時にプレイヤーのデッキにあるのではなく、デッキ枚数の上限や下限には計算しない。アトラクション・カードを使ってプレイすることを選んだプレイヤーは、統率領域に存在するアトラクションの補助デッキを持ってゲームを開始する。各アトラクション・デッキは、ゲーム開始前に切り直す(rule 103.3a 参照)。
- 717.3 アトラクション・カードを統率領域から戦場に出す効果が存在する。rule 701.48〔アトラクションを開く〕参照。
- 717.4 プレイヤーの戦闘前メイン・フェイズが始まるに際して、1つ以上のアトラクションをコントロールしているプレイヤーは、アトラクションを観覧するためサイコロを振る。rule 703.4g、rule 701.49〔アトラクションを観覧するためサイコロを振る〕参照。このターン起因処理はスタックを用いない。
- 717.5 各アトラクション・カードは、そのルール文に「観覧/Visit」とその後の長いダッシュから始まる能力を持つ。これは観覧 能力である。観覧 能力は、プレイヤーが自分のアトラクションを観覧するためサイコロを振り、出目が点灯している数字の1つと一致するたびに誘発する。rule 702.159〔観覧〕参照。
- 717.6 アストロトリウムの裏面を持ったカードが、いずこかから戦場、追放 領域、統率領域以外の領域に行くなら、代わりに、オーナーはそれを統率領域に置く。この置換効果は同じイベントに複数回適用されることがある。これはrule 614.5の例外である。
- 717 アトラクション・カード