核の占い師、ジン＝ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur

提供：MTG Wiki

青の派閥の法務官。自分に大量ドローをもたらし、対戦相手の手札の上限を(通常の場合)0枚にする。サイクル中最も重いが、その分能力は非常に派手。

5/4とそれなりのサイズはあるが、極端な重さとマナレシオの低さ、即座に戦場を制圧できる能力ではないことを考えると、主に構築でアドバンテージを目当てに使われるカードだろう。戦場に出すことさえできれば、オーバーキルとも言えるほどのハンド・アドバンテージをもたらしてくれる。

能力が発揮されるまでにタイムラグがある上、除去耐性はほぼないので、どうにか守りきりたいところ。素出しできるのであれば、瞬速によって相手ターンの終了ステップ中に唱えて反撃の芽を潰すとよい。マナ・コストを踏み倒して早いターンに出せば大きな効果が得られるが、この手の呪文や能力の多くはソーサリー・タイミングでしか使えないので、相手のクリンナップ・ステップまでに隙ができるため注意。もっとも、自分のターンを守り切れればその時点で膨大なアドバンテージを得られるので、相手の土地がフルタップ状態の時などにある程度割り切って出すのも悪くはない。

• 一時的なリアニメイト呪文とのシナジーも強烈。御霊の復讐/Goryo's VengeanceならContract from Belowに近い効率を叩き出し、インスタント・タイミングで使えるものなら、相手の終了ステップに唱えることで、1ターンだけジン=ギタクシアスが存在するかのように両能力を機能させられる。
• 終了ステップの後にクリンナップ・ステップがくるので、大抵はドロー後に何枚かカードを捨てることになる。
• ドローは強制でありその枚数も多いため、ライブラリーアウトには注意。特にライブラリーの枚数が少ないリミテッドではその危険性がさらに高まる。
  • 構築なら、除去なり生け贄に捧げる手段なりを2枚ほど仕込んでおけば、よほど運が悪くない限りライブラリーアウト前に引いて自分で処分することもできる。あるいは、ライブラリーアウトによる敗北を勝利に変えてしまう研究室の偏執狂/Laboratory Maniacを仕込むといった手もある。
• 統率者戦などの多人数戦でも大きなアドバンテージが得られる。可能ならば聖遺の塔/Reliquary Towerのような、手札の上限を無くすカードでサポートしたい。

関連カード

サイクル

新たなるファイレクシアのファイレクシアン・法務官サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャーであり、コントローラーに利益を与える能力と、対戦相手に不利益を与える能力を併せ持つ。2つの能力は対称的な効果となっている。

• 大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite
• 核の占い師、ジン＝ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur
• 囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One
• 隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden
• 飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger

ストーリー

詳細はジン＝ギタクシアス/Jin-Gitaxiasを参照。

参考

• 壁紙
• カード個別評価：新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - 神話レア