Timetwister

提供:MTG Wiki

2020年8月5日 (水) 14:26時点におけるSinryow (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Timetwister (2)(青)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分の墓地と手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。その後、カードを7枚引く。(その後、Timetwisterをそのオーナーの墓地に置く。)


マジックの黎明期に存在した、パワー9の1つ。

3マナで気軽に墓地再利用ができる上に、手札も回復できるという優れもの。またマナ加速から1ターン目に唱えることで、マリガンして手札を好ましく調節した対戦相手の手札をめちゃくちゃにすることもできる。こちらは対戦相手の手札次第で場合によってはより好ましい手札にしてしまうこともありうるが、結構な確率で決まるので洒落にならない。

ただしパワー9の中では使用頻度は最も低い。手札を早く消費するデッキコンボデッキ等では有効だが、手札の質が重要なパーミッションでの有用性が低いため。非常に強力な墓地再利用カードであるヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willが登場したのも大きい。

同種のカードと比較してコストこそ低いが、上記の通りに他のパワー9と違いカードプールへの依存、デッキとの相性があり、単に挿すだけで強いカードではない(もちろんそれでも強力であるが、そういう使い方をするカードではない)。仮に他のパワー9を制限無くデッキに4枚まで入れることができるとしたら、そのデッキでのこのカードの効果は跳ね上がる。同期のこれを除いたパワー9があったからこそ非常に強かったカードという一面もある。

  • このカードが墓地に置かれるのは解決後なので、最終的に墓地にはこのカードだけがある状態になる。(注釈文にもその旨が明記されている。)
  • よくある間違いだが、このカード名は1語である。"Time Twister"と分かち書きしないように注意。
  • このカードとAncestral RecallTime Walkの3枚はビッグ・ブルーと言う通称で呼ばれた。ただ、この通称は同名のデッキができてからはあまり使われていない。
  • パワー9の中で、統率者戦禁止カードに指定されていないのはこれのみである。統率者戦での需要増のためか、近年取引価格が上昇傾向にある。

1994年1月25日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。タイプ1.5では制定当初から禁止カードで、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。

主な亜種

  • 同じく黎明期からある7枚補充カードとして、Wheel of Fortuneが存在する。手札を戻すのではなく捨てるものはそちらの項を参照。

初期のパワーカードの例に漏れず、亜種が多数存在する。以下、特筆しない限り、青のダブルシンボルの手札と墓地リセットソーサリー呪文

その他

参考

QR Code.gif