嘶くカルノサウルス/Trumpeting Carnosaur

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Trumpeting Carnosaur / 嘶くカルノサウルス (4)(赤)(赤)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)

トランプル
嘶くカルノサウルスが戦場に出たとき、発見5を行う。
(2)(赤),嘶くカルノサウルスを捨てる:クリーチャーやプレインズウォーカーである1体を対象とする。これはそれに3点のダメージを与える。

7/6

戦場に出たとき発見5を行う恐竜手札から捨てることで火力に変換できる。

6マナ7/6トランプルという十分な戦闘能力に加え、発見5で追加の戦力を補充できるフィニッシャー。発見能力に「唱えたとき」等の制限はないため、明滅手段やコピーカードを発見できればさらなる連鎖も期待できる。重いためマナ加速手段と併用したいが、それを発見してしまうことがある点には注意したい。この点は大狸/Greater Tanukiのような発見にひっかからないマナ加速手段や、巨体の猛竜/Hulking Raptorのような戦力を兼ねるものと併用することで解消できる。

火力として見た場合のスペックは発射/Open Fireにも劣るが、起動型能力なので通常のカウンターが効かず、手札腐りやすい重量級カードに序盤を凌げる利用法があるという点でこれを使用するデッキと噛み合いやすい。また、特定のカードを発見するために低コストのカードを採用しない構築では、発見源でありながら発見を妨害せずに使える3点火力にもなるという点で優秀である。エメリアのアルコン/Archon of Emeriaのような発見対策能力を持ったクリーチャーを処理することも可能。手札から能動的に捨てられる大型クリーチャーなので、リアニメイト戦術とも相性が良い。

登場時のイニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期のスタンダードではラクドス・ミッドレンジラクドス・コントロールに採用される。ギックスの残虐/The Cruelty of Gixと一緒に使われ、II章でサーチして火力で使った後III章でリアニメイトすることができ、また発見の「大当たり」として更なるアドバンテージ源となる。

パイオニアでは登場直後から発見デッキに採用される。地質鑑定士/Geological Appraiser型では異界の進化/Eldritch Evolutionを絡めて大量展開されるメインの勝ち筋として、クイントリウス・カンド/Quintorius Kand型ではクイントリウスを呼び出す手段兼サブフィニッシャーとしても採用される。

  • 「カルノサウルス」は「肉竜類」と訳される恐竜の一群。かつては多数の大型獣脚類を雑多に放り込んでおくような分類群だったが、現在ではアロサウルスおよびそれに直近の属のみを包含するものとされている。イクサラン/Ixalanの恐竜としては珍しく、実在の恐竜の分類群の名称をそのまま使用している。
  • 名前の日本語訳に関してはいななくアーモドン/Trumpeting Armodonを参照。

参考

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