親指なしのクラーク/Krark, the Thumbless

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Krark, the Thumbless / 親指なしのクラーク (1)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)

あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、コイン投げを行う。あなたがそのコイン投げに負けたなら、その呪文をオーナーの手札に戻す。あなたがそのコイン投げに勝ったなら、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

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クラークの親指/Krark's Thumbで有名なクラーク/Krark伝説のクリーチャーとしてカード化。共闘を持ち、インスタントソーサリー唱えるたび、コイン投げでそれを2倍かゼロかにする伝説のゴブリンウィザード

能力抜きではただのなので、使う際は必然的に能力を前提とした構築となる。強制ではあるものの、コイン投げに負けても基本的にはマナを失うだけであり、追加コストを要求しない軽い呪文を多く採用すればリスクを低減できる。また手札を使わずに「唱えるたび」の能力を誘発できる、炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flameのような手札以外から唱える能力との併用なら負けても手札回収になると、メリットを得られる抜け道は多い。

各種ピッチスペル契約サイクル、コスト減少カード等でコストが0ならばコイン投げに負けている間は唱えるたびの能力を無限に誘発可能。ただし勝てば唱えてしまうため別の意味でギャンブルなことには変わりなく、特に契約サイクルはアップキープ時の要求コストも2倍になる。

総じて、ギャンブルカードというポジションのわりには、大振りよりも細かくアドバンテージを得るのを指向したカードとなっている。

  • 共闘こそ持っているが、コイン投げというユニークな領分を扱う性質上、共闘相手とシナジーを形成しにくいのもややネックか。神河:輝ける世界統率者デッキ現在の共闘持ちカード内では千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Facesでコイン投げの回数を増やすくらいだろう。
    • 千の顔の逆嶋と共闘する場合、呪文を唱えるたびに複数回のコイン投げが発生し、ゲームの進行を滞らせる原因になるため注意が必要(→遅いプレイ)。
      • 2022年3月26日からアメリカのシアトルで行われた賞金制イベント「Marchesa 2022」では、参加者100人中クラークと逆嶋の共闘を使用したのはわずか5名のみだったにもかかわらず、「全ての制限時間切れの65%を引き起こす」「ジャッジ呼び出しのうち65%を占める」「制限時間終了後に40分かけて勝利する」などの事象が発生した。同イベントの主催はトーナメント運営への支障を懸念し、次回以降、クラークと逆嶋の共闘デッキを使用する参加者に対しては素早く正確なプレイを求めるとともに、同デッキの遅いプレイに対してはジャッジからの対応が積極的に行われる方針を発表した[1]

関連カード

サイクル

統率者レジェンズレア単色伝説のクリーチャーサイクル。いずれも共闘を持つ。

ストーリー

クラーク/Krarkは、ミラディン/Mirrodinゴブリン/Goblin。大胆なギャンブラーで、賭けで失った親指を取り戻すため、ミラディンの中心へと旅をした。クラーク族/The Krark Clanの名の由来。

詳細はクラーク/Krarkを参照。

脚注

  1. Marchesa 2022 TO Report

参考

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