クローサの掌握/Krosan Grip

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Krosan Grip / クローサの掌握 (2)(緑)
インスタント

刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。


刹那を持って1マナ重くなった帰化/Naturalize

「より確実に破壊できる」という点において、帰化やその亜種よりも優秀である。攻防の要にエンチャントアーティファクトを用いるパーミッションコンボ系のデッキに対して、高い信頼性を持つカードとなる。単純なカウンター呪文耐性というだけには留まらず、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの様に戦場以外に逃げたり、溶接の壺/Welding Jar再生したり、梅澤の十手/Umezawa's Jitte蓄積カウンターを使い切ったり、といった事もさせない。

エクステンデッドレガシーでも、等時の王笏/Isochron Scepterライブラリー操作と組み合わせた相殺/Counterbalanceなど、デッキの中核として働くほど強力なエンチャントやアーティファクトは非常に多い。これらに対しても刹那は有効に働くため、申し分無い解答といえる。

対して、マナ・アーティファクトを破壊してテンポ・アドバンテージをとる場合は、マナ・コストが1点重い分だけ帰化に劣る。

これらの特性から、サイドボードに積まれる事が多く、特定のエンチャントアーティファクトに頼るデッキに対しては、そのポテンシャルを遺憾なく発揮している。シングルシンボルであるため、タッチするだけで気軽に使えるのも大きなポイント。実際、色を増やす際の検討基準のひとつによく挙げられる。事実、レガシーでは緑系デッキのサイドボードへの搭載が標準となっている。

関連カード

サイクル

時のらせん刹那を持つアンコモン呪文サイクル

参考

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