シュナイダーポックス

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2008年8月8日 (金) 10:05時点におけるFl16 (トーク | 投稿記録)による版
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シュナイダーポックス(Schneider Pox)

Jay Schneiderが考案した悪疫/Poxを主軸とした黒コントロールデッキ


Pox / 悪疫 (黒)(黒)(黒)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分のライフの端数を切り上げた3分の1を失う。その後各プレイヤーは自分の手札にあるカードの端数を切り上げた3分の1を捨てる。その後各プレイヤーは自分がコントロールするクリーチャーの端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。その後各プレイヤーは自分がコントロールする土地の端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。


ミラージュ・ブロックテンペスト・ブロック期に活躍。 基本的戦略は、アドバンテージを生み出すカードを多用して相手より多くのリソースを展開し、自分のリソースが残る程度に悪疫/Poxプレイし、残ったリソースか早いリカバリーによって勝利することである。

アドバンテージを得る手段として、呆然/Stuporなどの手札破壊悪魔の布告/Diabolic Edictなどの除去、ユーティリティー的な動きをする葬送の魔除け/Funeral Charm、また一部ではマナ・アドバンテージを取るため涙の雨/Rain of Tears押し寄せる砂/Choking Sandsなどの土地破壊が採用された。

悪疫/Poxエンチャントアーティファクトには影響を及ぼさない為、アーティファクトやエンチャントを多用する。

などが採用された。

特に、罠の橋/Ensnaring Bridge無のブローチ/Null Broochで相手をロックし、呪われた巻物/Cursed Scrollで攻撃するデッキエンプティ・ハンドロックと呼ぶ。

また、ダンシング・ノームと組み合わせ、悪疫/Poxプレイにて低減したライフクリーチャーアドバンテージを得るデッキも存在した。

序盤の手札破壊の為、当時のコンボコントロールなどの低速のデッキに対して有利であった。 除去にも特化している為、当時の5CG5CB等にも比較的耐性があった。 しかし、序盤にクリーチャーを大量展開する、スーサイドブラックスライなどには除去が追いつかず、また、悪疫/Poxを打つデッキの定めとして、バーンには非常に脆かった。 そのため鋼のゴーレム/Steel Golemを2〜3枚入れたバージョンもある。

さらに、上記のエンプティ・ハンドロックなど、エンチャントアーティファクトによるコントロールを主軸に置くデッキの場合、エンチャントアーティファクトの大量破壊に非常に脆い。

ウルザ・ブロック登場後は、MoMaの台頭により鳴りを潜め、その後第6版悪疫/Poxが採用されなかったことからスタンダードより完全に姿を消した。

現在は、エターナルでしか見られないが、時のらせんにて小悪疫/Smallpoxが登場。 それにより「8Pox」体制が可能となり、レガシーでは細々と復活してきている。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (3)
3 鋼のゴーレム/Steel Golem
インスタントソーサリー (24)
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
2 Demonic Consultation
3 悪魔の布告/Diabolic Edict
4 強迫/Duress
3 葬送の魔除け/Funeral Charm
4 Hymn to Tourach
2 悪疫/Pox
2 ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
エンチャントアーティファクト (11)
3 呪われた巻物/Cursed Scroll
4 拷問台/The Rack
4 ウルザのガラクタ/Urza's Bauble
土地 (22)
3 ミシュラの工廠/Mishra's Factory
4 不毛の大地/Wasteland
15 沼/Swamp
サイドボード
2 砂のゴーレム/Sand Golem
3 ボトルのノーム/Bottle Gnomes
3 底なしの奈落/Bottomless Pit
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
1 ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
1 恐怖/Terror
1 葬送の魔除け/Funeral Charm
2 Dystopia

参考

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