ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus

提供:MTG Wiki

2008年11月7日 (金) 21:03時点におけるACB (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Darksteel Colossus / ダークスティールの巨像 (11)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

トランプル、破壊不能
ダークスティールの巨像がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにダークスティールの巨像を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。

11/11

ダークスティールで登場した、破壊されないアーティファクトの筆頭。

破壊されない上にパワー11でトランプルに出たら2ターン後には大体勝利をもたらしてくれるクリーチャーエンチャント以外をすべて消し去るあの抹消/Obliterateでも壊れずに残る。

過去登場したコロ助達の中でも最強クラス。 ライブラリーに戻る能力を持つためリアニメイトは困難だが、ライブラリーから直接呼び出す場合はそれすら無視できるどころかメリットにすらなりえる。 また、他のコロ助と異なり通常通りアンタップする。ズルい。

ウルザトロンなど歯と爪/Tooth and Nailを使うデッキでよく使われる。 召喚者の卵/Summoner's Eggから4〜5ターン目に出てきたりもする。場に出された時の絶望感は怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathと同等かそれ以上。 また、袖の下/Briberyで奪われると涙が止まらないカードでもある。

ヴィンテージなら Mox修繕/Tinkerで軽々出すことも可能。 超高速なこの環境であったとしても、1ターン目からこのクリーチャーを場に出されて耐えられるデッキは少ない。 それゆえこれを場に出す為にだけに修繕を入れるデッキ構築が往々にして行われている。

  • 2番目の能力は置換効果であって誘発型能力ではない。
    • したがってもみ消し/Stifleでこの効果打ち消し墓地に落としてリアニメイト…などということはできない。
    • 能力そのものをなくしてしまえば流石に墓地に落ちる。お粗末/Humble謙虚/Humilityなどがある状態ではこの置換効果が働かない。
      • イクスリッドの看守/Yixlid Jailerではこの能力を妨害する事は出来ない。置換効果は、それが置換するべきイベントが起こる直前の段階で有効かどうかを見るからである。つまり、墓地に置かれるというイベントの直前=まだ場にある段階で能力を失わせないと意味が無い。
    • 「場から墓地に置かれる場合、代わりにゲームから取り除く」の置換効果の適用下で、これが場から墓地に送られた場合、コントローラーが2番目の能力かゲームから取り除くかを選択することができる。→ 置換効果参照。

破壊されないパーマネントの常として通常の除去が効きづらく、対処がしづらい。とりわけこいつはタフネスが11もあるせいで「タフネスを0以下にする」方法も難しくなっており、これが出てくる可能性がある環境ならば、「問答無用でゲームから取り除く/生け贄に捧げさせる」や「除去ではなく攻撃禁止」等のきっちり対処できる方法を常に念頭においておく必要がある。


参考

QR Code.gif