ルーン唱えの長槍/Runechanter's Pike

提供：MTG Wiki

2023年7月3日 (月) 22:35時点における最新版

墓地のインスタントとソーサリーの数を参照してパワーを強化する装備品。先制攻撃も与える。

これを活用するならデッキ内のインスタントやソーサリーの比率を濃くしたいが、装備品である以上クリーチャーがいないと働かないのが困り者。純粋なビートダウンよりも、クロック・パーミッションやゼロックス系のデッキに適したカードだと言えるだろう。また深夜の出没/Midnight Hauntingや神聖を汚す者のうめき/Moan of the Unhallowedなどのトークン生成呪文とも相性が良く、装備先の確保と同時に修整値のアップを図ることができる。

充分に墓地を肥やせば驚異的な打点になり得る。特に二段攻撃や一つ前のミラディンの傷跡ブロックの感染と組み合わせると強力。また、新たなるファイレクシアでファイレクシア・マナ呪文が登場していたことも追い風となり、The Finals11で青黒の感染デッキを優勝させる原動力となった。環境屈指のパワーカード、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsとの相性も抜群である。

• マナ・コストは野太刀/No-Dachi及びヴィリジアンの爪/Viridian Clawと同じで、装備コストはその2つのちょうど中間。+2/+0の修整でも相場以上ということになる。もっとも、構築でこれを使うならばもっと上を目指すことになるだろうが。
• 亜種にグラムドリング/Glamdringがある。

[編集] 参考

• ルーン唱え/Runechanter（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：イニストラード - レア
• カード個別評価：兄弟戦争旧枠版アーティファクト - レア