ヴィザードリックス/Vizzerdrix

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[[レア]]なのだが、単なる7[[マナ]]6/6[[バニラ]]と非常に寂しい。
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[[スターター]]初出の7[[マナ]]6/6の[[大型クリーチャー|大型]][[バニラ]][[クリーチャー]][[コスト・パフォーマンス]]が悪く、しかも[[レア]]である。
[[]][[単色]]ならば、[[マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn]]のほうがはるかに強力だろう。
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*[[第7版]]以降[[基本セット]]入りしていたが、[[第10版]]には収録されなかった。
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[[構築]]では[[マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn]]など選択肢には困らないため、特にこれを使う必要はなく、[[カスレア]]の一種として扱われている。しかし、単に[[サイズ]]が大きいだけで[[リミテッド]]では重宝することも。
[[第8版]]と[[第9版]]では入門用の[[スターター]]セットのみの収録となっているので、[[ブースターパック]]を買っても入っていない。パックから出てきたこいつを見て落胆するプレイヤーの気持ちを汲んでくれたのかも知れない。
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*全く同じ[[能力]]の[[赤]]版が[[訓練されたオーグ/Trained Orgg]][[クリーチャー・タイプ]]も同であったが2008年の[[Oracle]]改正で[[兎]]のクリーチャー・タイプを獲得したため現在は異なる。
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*兎とピラニアを媒介に生物を創るとこうなるらしい。
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*ちなみに、スターター版の[[フレイバー・テキスト]]中にある「沼に棲むあいつの同類の奴ら」とは、[[ケザードリックス/Kezzerdrix]]の事。
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開発部はケザードリックスをスターターに[[再録]]したいと考えていたが、その[[能力]]がスターターに収録するには複雑すぎるとされたため、これが誕生した。
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*間違われやすいが、ウィザードリックスではない。「ヴ」ィザードリックスである。[[ウィザード]]とは何の関係もない。
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<!-- -[[訓練されたオーグ/Trained Orgg]]とともに基本セットきっての[[カスレア]]である。[[コモン]]でもここまでひどいのは滅多にない。もしパックから出てきたら涙で枕を濡らす事になるだろう。
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リミテッドを考慮に入れると、そこまでひどくないと思う。 -->
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==参考==
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*[[第7版]]以降[[基本セット]]入りしていたが、[[第10版]]には収録されなかった。[[第8版]]と[[第9版]]では入門用の[[スターター|スターターセット]]のみの収録となっているので、[[ブースターパック]]を買っても入っていない。
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0401|Card of the Day 04/02/2004]][[http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200404.shtml|邦訳]]
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*スターターでは、[[赤]]の[[訓練されたオーグ/Trained Orgg]]と対になるようデザインされており、[[色]]を除くと[[クリーチャー・タイプ]]を含め全く同じ性能であった。ただし、[[2008年]]の[[オラクル]]改訂でこれが[[兎]]のクリーチャー・タイプを獲得し、訓練されたオーグが[[ビースト]]を失ったため、現在は異なる。
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0305|Card of the Day 03/23/2005]][[http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200503.shtml|邦訳]]
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*[[戦乱のゼンディカー]]では、いずれも[[無色]]だが[[不死のビヒモス/Deathless Behemoth]]や[[破滅の昇華者/Ruin Processor]]、[[果てしなきもの/Endless One]]といった[[上位互換]]が一度に登場している。意外にも、これまで上位互換は存在していなかった。
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*兎とピラニアを媒介に生物を造るとこうなるらしい。造った魔術師は「その後はそんな間違いはもう二度としなかった」とあるが、ヴィザードリックスに殺されてしまったのだろう。
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{{フレイバーテキスト|ある魔術師が退屈しのぎに兎とピラニアからヴィザードリックスを造った。そしてその後はそんな間違いはもう二度としなかった。}}
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*ちなみに、スターター版の[[フレイバー・テキスト]]中にあるswamp cousin(沼に棲む同類)とは、[[ケザードリックス/Kezzerdrix]]の事。[[開発部]]はケザードリックスをスターターに[[再録]]したいと考えていたが、その[[能力]]がスターターに収録するには複雑すぎるとされたため、これが誕生した。
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{{フレイバーテキスト|Its swamp cousin may be meaner, but the vizzerdrix is much bigger.}}
  
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==参考==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-april-2004-2004-04-01 Card of the Day 04/02/2004]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200404.shtml 邦訳])
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-march-2005-2005-03-01 Card of the Day 03/23/2005]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200503.shtml 邦訳])
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036190/ マジックのデザイン・AからZ その3]([[Making Magic]] [[2022年]]7月25日 [[Mark Rosewater]]著)
 
*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[バニラクリーチャー]]
*[[カード個別評価:9版(9th)]]
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*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]]([[スターター]]のみ)
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
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*[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]]([[スターター]]のみ)
*[[カード個別評価:7版(7th)]]
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*[[カード個別評価:第7版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:ポータル系、スターター]]
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*[[カード個別評価:スターター]] - [[レア]]

2022年7月26日 (火) 21:55時点における最新版


Vizzerdrix / ヴィザードリックス (6)(青)
クリーチャー — 兎(Rabbit) ビースト(Beast)

6/6

スターター初出の7マナ6/6の大型バニラクリーチャーコスト・パフォーマンスが悪く、しかもレアである。

構築ではマハモティ・ジン/Mahamoti Djinnなど選択肢には困らないため、特にこれを使う必要はなく、カスレアの一種として扱われている。しかし、単にサイズが大きいだけでリミテッドでは重宝することも。

ある魔術師が退屈しのぎに兎とピラニアからヴィザードリックスを造った。そしてその後はそんな間違いはもう二度としなかった。
Its swamp cousin may be meaner, but the vizzerdrix is much bigger.

[編集] 参考

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