ヴラスカ/Vraska

提供:MTG Wiki

2018年2月11日 (日) 17:59時点におけるたまごやき (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

ヴラスカ/Vraskaラヴニカへの回帰ブロックおよびイクサラン・ブロックのキャラクター。カードとしてはラヴニカへの回帰見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseenが初出。

目次

解説

ラヴニカ/Ravnica出身のゴルゴンプレインズウォーカー/Planeswalker。彼女は「あらゆる者がそれに値する死を受け入れねばならない(all should receive the death they deserve.)」という思想を持っており、信奉者である暗殺者たちを使ってそれを実践する。彼女は多くの時間をラヴニカ以外の次元で過ごし、経験を積んでは死の魔法を磨いたり収集品を集めたりしている。

  • 彼女の信奉者はギルド/Guild内にも存在しており、掌編「プラーフの影」ではボロス軍/Boros Legionの調査員がその一人として登場した。
  • 読書家で、好きなデザートはトゥルデルニーク(チェコなどで食される筒状の焼き菓子)[1]
  • アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人[1]の画像から推測するに、身長は185-187cm(触手含まず)[2]

ゲートウォッチ奮闘の裏側で

ジェイスがラヴニカを抜け出し、仲間とともにエルドラージのタイタン三体を討伐していた数か月の間隙を縫って、アゾリウス評議会の議員たちをさらに数名石化させるという惨事を引き起こしている。溜めに溜め込んだ事務書類を「ギルドパクト」として片づけ続けなければならないジェイスに代わりギデオンが彼女を追撃する任を請けたが、この結末やいかに。

イクサラン

海賊船「喧嘩腰」号/The Belligerentの船長となり、黄金の都オラーズカ/Orazcaを探していた。ある日、海上に見覚えのある漂流者を発見する。

登場

登場カード

カード名に登場

イクサラン
ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
イクサランの相克 プレインズウォーカーデッキ
ヴラスカの征服者/Vraska's Conquistadorヴラスカの嘲笑/Vraska's Scorn

フレイバー・テキストに登場

ジェイスvsヴラスカ
力の消耗/Consume Strengthネクラタル/Nekrataal夜の囁き/Night's Whisper朽ちゆくヒル/Putrid Leech鼓動の追跡者/Pulse Tracker
ラヴニカへの回帰
爆発の衝撃/Explosive Impact
イクサラン
危険な航海/Perilous Voyage川の叱責/River's Rebuke高くつく略奪/Costly Plunder

イラストに登場

ジェイスvsヴラスカ
夜の囁き/Night's Whisper
ギルド門侵犯
殺意の凝視/Killing Glare
イクサラン
危険な航海/Perilous Voyage、高くつく略奪/Costly Plunder、ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
イクサランの相克 プレインズウォーカーデッキ
ヴラスカの嘲笑/Vraska's Scorn
イクサランの相克
誘導記憶喪失/Induced Amnesia黄金の死/Golden Demise首謀者の収得/Mastermind's Acquisition

登場デッキ

デュエルデッキ
プレインズウォーカーデッキ

登場作品・登場記事

脚注

  1. Twitter(Alison Luhrs)
  2. 経歴

    ゴルガリ団/The Golgariの一員であるヴラスカの人生はアゾリウス評議会/The Azorius Senateによる地下都市の掃討作戦によって一転した。彼女を始め多くの団員が逮捕されたが、その数は拘置所の許容数を上回りやがて暴動となって一階部分を占拠した。地下に押し込められた囚人たちの一部はヴラスカを武器とするために彼女の猿轡と目隠しを解き放つも、看守は彼女を打据えて鎮圧しようとした。ヴラスカが死に瀕したその時、彼女のプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点り、彼女はラヴニカから消え去った。

    ヴラスカは出口のない闇の世界に放り出され、次元を渡る方法を修得するまでそこに留められたが、それは彼女にとっては永遠とも感じられるような時だった。やがてラヴニカに戻った彼女は信奉者を集め、掃討作戦に関係した全ての人間たちをそれぞれ相応しい方法で抹殺した。それにより彼女はアゾリウス評議会にとって重大なお尋ね者の一人となった。

    ラヴニカに滞在している間はゴルガリ団のために闇の仕事を請け負っており、その引き換えに誰にも価値が理解できないような風変わりな報酬を要求する。ギルドは彼女を有用な秘密兵器とみなしているが、彼女自身はギルド内部の政治的な駆け引きや内部事情からは距離を置いている。彼女がプレインズウォーカーであるという事実はゴルガリ団にも知られておらず、仲間のゴルゴンたちですら彼女がしばしばどこへ姿を消すのかを察することが出来なかった。

    ジェイスvsヴラスカ、ゴルゴンとギルドパクト/The Gorgon and the Guildpact

    己の哲学に基づいて暗殺を続けるヴラスカを、ラヴニカの平和を脅かす可能性のある存在として危険視する者がいた。10のギルドの協調を象徴するギルドパクト/Guildpactそのものとなったプレインズウォーカーのジェイス・ベレレン/Jace Belerenである。

    ヴラスカは何らかの情報源によって、ジェイスがプレインズウォーカーであることやいくつかの過去―彼の親友のカリスト/Kallistや共同研究者のカヴィン/Kavinの非業の死やガラク/Garrukとの関わりのことをも知っていた。他所者であるジェイスがギルドパクトの体現者となってラヴニカを管理することは、ヴラスカにとって二重に不自然なことであり我慢ならなかった。彼女は石化させた犠牲者たちの名前と姿によってジェイスへとメッセージを送り、それを読み解いたジェイスは単身で現場に乗り込んで話し合いを持とうとする。

    ヴラスカの目的は、ジェイスをギルドパクトとしての力を彼女の為に揮う傀儡とすることだった。その思惑をジェイスに拒絶されたヴラスカは、彼を始末しようと首を掴んで締め上げる。ジェイスは自身の幻影を大量に呼び出してはヴラスカを取り囲んで襲わせた。ヴラスカはそれらを次々と石化させることによって、自らを石像の檻に閉じ込めてしまうような格好となった。彼女がジェイスの首を更に締めると、石像たちはジェイスが彼女に協力するということと、その為には彼女の計画を知る必要があると告げる。彼女は意気揚々と全てのギルドの力を奪ってそのリーダーたちを殺すことを宣言する。しかし、それはジェイスの罠だった。彼女の発言はサンホーム/Sunhomeに集まるオレリア/Aureliaたちに遠隔自白として伝達されていた。ヴラスカは怒り狂ってジェイスの喉を握りつぶしたが、それは彼女の信奉者である暗殺者の死体が幻影によって姿を変えていたものだった。石像の群れに襲い掛かられたヴラスカは半狂乱になってそれらを破壊し、そして何処かへと次元渡りした。

    しかし、彼女の野心はいまだ燻っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/checking-planeswalkers-2014-06-16 Checking in on the Planeswalkers]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0010782/ プレインズウォーカー達の現状]

    </li></ol></ref>

参考

QR Code.gif