倍にする

提供:MTG Wiki

2018年4月29日 (日) 00:12時点における河川 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

倍にする(ばいにする)/Doubleキーワード処理のひとつ。

解説

ゲーム上のある値を倍にする処理を示す。

パワータフネス


Grunn, the Lonely King / 孤独な王、グラン (4)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — 類人猿(Ape) 戦士(Warrior)

キッカー(3)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(3)を支払ってもよい。)
孤独な王、グランがキッカーされていたなら、これは+1/+1カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。
孤独な王、グランが単独で攻撃するたび、ターン終了時まで、これのパワーとタフネスを2倍にする。

5/5

クリーチャーのパワーやタフネスを倍にすることは、継続的効果を生成する。この効果はクリーチャーのパワーやタフネスを修整するものであって、それらの特性を特定の値にするものではない(CR:613.3c )。

  • クリーチャーのパワーを倍にするとは、そのクリーチャーに+X/+0の修整を与えるということである。ただし、Xはそのパワーを倍にする呪文能力解決した時点のそのクリーチャーのパワーである。同様に、クリーチャーのタフネスを倍にする効果はそれに+0/+Xの修整を与える。ただし、Xはそのクリーチャーのタフネスである。クリーチャーのパワーとタフネスを倍にするとは、それに+X/+Yの修整を与えるということである。ただし、Xはそれのパワー、Yはそれのタフネスである。
  • クリーチャーのパワーを倍にする時点でそれが0よりも小さい場合、そのクリーチャーのパワーを倍にするとは、そのクリーチャーに-X/-0の修整を与えるということである。ただし、Xは0とそのパワーの差である。同様に、タフネスを倍にする時点でそれが0よりも小さい場合、それは-0/-Xの修整を受ける。
  • パワーとタフネスを倍にする時点でその一方が負で他方がそうでない場合、それは-X/+Yまたは+X/-Yの修整を受ける。

ライフ総量


Beacon of Immortality / 不死の標 (5)(白)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライフの総量は2倍になる。不死の標をオーナーのライブラリーに加えて切り直す。


プレイヤーのライフ総量を倍にするとは、そのプレイヤーの新しいライフ総量が現在の値の2倍になるようにライフを得たり失ったりするということである。

カウンター


Gilder Bairn / 光らせの子 (1)(緑/青)(緑/青)
クリーチャー — アウフ(Ouphe)

(2)(緑/青),(Q):パーマネント1つを対象とする。その上に置かれている各種類のカウンターの数を2倍にする。((Q)はアンタップ・シンボルである。)

1/3

プレイヤーやパーマネントが持つある種のカウンターの数を倍にするとは、そのプレイヤーやパーマネントにそれが既に持っているその種のカウンターを同数だけ与えるということである。

マナ


Doubling Cube / 倍化の立方体 (2)
アーティファクト

(3),(T):あなたが有する未使用の各タイプのマナの総量を2倍する。


プレイヤーのマナ・プールにある、あるタイプのマナの量を倍にするとは、そのプレイヤーが既に持っているそのタイプのマナと同じ量を加えるということである。

その他

ドミナリア発売に伴う総合ルール更新で新たに制定されたキーワード処理。それまでもパワーとタフネス以外の値では普通に使用されてきた単語だが、パワーとタフネスの処理を定義するにあたり他の処理も改めて定義された。

  • 最も使われているのはダメージを倍にする効果なのだが、こちらはゲーム上の処理に関わるものではなく単純に数字の変化でしか無いためかルールでは定義されていない。

参考

QR Code.gif