命取りの昆虫/Deadly Insect

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これでもか、といわんばかりの[[頭でっかち]]。サイズは[[歩く火力]]こと[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]を髣髴とさせる。
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これでもか、といわんばかりの[[頭でっかち]]。[[サイズ]]は[[歩く火力]]こと[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]を髣髴とさせる。
  
[[パワー]]は6もあるのだが、強化ができない。[[焼く|焼かれる]]ことはないが、普通に突っ込むと単なる1/1[[クリーチャー]]相手でさえ相打ちに取られてしまう。[[嘲るエルフ/Taunting Elf]]などの[[寄せ餌/Lure]]付きクリーチャーと一緒に攻撃するなどの変化球も考えられるが、[[クリーチャー]][[除去]]でサポートするのが一般的である。[[マナ・コスト]]が高めであるため完全に同一視はできないが、使われ方としては[[ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator]]に似ている点もある。
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[[パワー]]は6もあるのだが、強化ができない。[[焼く|焼か]]れることはないが、普通に突っ込むと単なる1/1[[クリーチャー]]相手でさえ相打ちに取られてしまう。[[嘲るエルフ/Taunting Elf]]などの[[寄せ餌/Lure]]付きクリーチャーと一緒に[[攻撃]]するなどの変化球も考えられるが、クリーチャー[[除去]]でサポートするのが一般的である。[[マナ・コスト]]が高めであるため完全に同一視はできないが、使われ方としては[[ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator]]に似ている点もある。
  
[[ブロック]]されなければゲームを即決させる実力があり、[[アライアンス]]の初出時には[[プリズン]][[デッキ]]において[[コントロール (デッキ)|コントロール]]対策の[[アグレッシブ・サイドボーディング]]として採用された実績がある。
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[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されなければゲームを即決させる実力があり、[[アライアンス]]の初出時には[[プリズン]][[デッキ]]において[[コントロール (デッキ)|コントロール]]対策の[[アグレッシブ・サイドボーディング]]として採用された実績がある。
  
また、恒久[[火力]]の[[嵐の束縛/Stormbind]]と組み合わせた[[BugBind]]が、[[プロツアーコロンバス96]]で優勝した。邪魔なブロッカーを嵐の束縛で薙ぎ払うことによって[[タフネス]]の低さをカバーしている。
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また、恒久[[火力]]の[[嵐の束縛/Stormbind]]と組み合わせた[[BugBind]]が、[[プロツアーコロンバス96]]で優勝した。邪魔な[[ブロッカー]]を嵐の束縛で薙ぎ払うことによって[[タフネス]]の低さをカバーしている。
  
一方、[[メルカディアン・マスクス]][[再録]]時には環境が合わずほとんど使われなかった。直後の[[ネメシス]]で登場した[[ブラストダーム/Blastoderm]]の存在も、このカードにとって痛手であった。
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一方、[[メルカディアン・マスクス]][[再録]]時には[[環境]]が合わずほとんど使われなかった。直後の[[ネメシス]]で登場した[[ブラストダーム/Blastoderm]]の存在も、このカードにとって痛手であった。
  
*[[アライアンス]]時代では、同セットで作られていた[[Urza's Engine]]と相性がよかった。Engineの[[バンド]]能力でこれのタフネスの弱さをカバーし、同時に[[トランプル]]まで得られる。トーナメント級とはいいづらいが、[[ファンデッキ]]ではそろって突撃していく姿がよく見られた。
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*アライアンス時代では、同セットで作られていた[[Urza's Engine]]と相性がよかった。Engineの[[バンド]]能力でこれのタフネスの弱さをカバーし、同時に[[トランプル]]まで得られる。トーナメント級とはいいづらいが、[[ファンデッキ]]ではそろって突撃していく姿がよく見られた。
 
*[[ハルマゲドン/Armageddon]]と組み合わせた[[デッドリィゲドン]]というデッキも存在したが、はっきり言って二線級だった。
 
*[[ハルマゲドン/Armageddon]]と組み合わせた[[デッドリィゲドン]]というデッキも存在したが、はっきり言って二線級だった。
*頭でっかちぶりは[[焦熱の火猫/Blistering Firecat]]についで第2位。
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<!--*頭でっかちぶりは[[焦熱の火猫/Blistering Firecat]]についで第2位。-->
 
*メルカディアン・マスクス版の{{日本語画像|Deadly Insect~MMQ|イラスト}}と日本語訳が不評であった。
 
*メルカディアン・マスクス版の{{日本語画像|Deadly Insect~MMQ|イラスト}}と日本語訳が不評であった。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
*[[色拘束]]が強くなると、[[墓地]]から[[手札]]に戻る能力が追加された[[千足虫/Gigapede]]となる。
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*[[色拘束]]が強くなると、[[墓地]]から[[手札]]に[[戻す|戻る]][[能力]]が追加された[[千足虫/Gigapede]]となる。
 
*[[次元の混乱]]に幼虫が登場した([[命取りの幼虫/Deadly Grub]])。幼虫は[[黒]]い。
 
*[[次元の混乱]]に幼虫が登場した([[命取りの幼虫/Deadly Grub]])。幼虫は[[黒]]い。
*色がハイブリッドになりサイズが少し小さくなると[[巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge]]
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*色が[[混成カード|ハイブリッド]]になり[[サイズ]]が少し小さくなると[[巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge]]
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アライアンス]] - [[アンコモン]]3(2種類)
 
*[[カード個別評価:アライアンス]] - [[アンコモン]]3(2種類)

2010年8月13日 (金) 21:21時点における版


Deadly Insect / 命取りの昆虫 (4)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)

6/1

これでもか、といわんばかりの頭でっかちサイズ歩く火力ことボール・ライトニング/Ball Lightningを髣髴とさせる。

パワーは6もあるのだが、強化ができない。焼かれることはないが、普通に突っ込むと単なる1/1クリーチャー相手でさえ相打ちに取られてしまう。嘲るエルフ/Taunting Elfなどの寄せ餌/Lure付きクリーチャーと一緒に攻撃するなどの変化球も考えられるが、クリーチャー除去でサポートするのが一般的である。マナ・コストが高めであるため完全に同一視はできないが、使われ方としてはファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorに似ている点もある。

ブロックされなければゲームを即決させる実力があり、アライアンスの初出時にはプリズンデッキにおいてコントロール対策のアグレッシブ・サイドボーディングとして採用された実績がある。

また、恒久火力嵐の束縛/Stormbindと組み合わせたBugBindが、プロツアーコロンバス96で優勝した。邪魔なブロッカーを嵐の束縛で薙ぎ払うことによってタフネスの低さをカバーしている。

一方、メルカディアン・マスクス再録時には環境が合わずほとんど使われなかった。直後のネメシスで登場したブラストダーム/Blastodermの存在も、このカードにとって痛手であった。

  • アライアンス時代では、同セットで作られていたUrza's Engineと相性がよかった。Engineのバンド能力でこれのタフネスの弱さをカバーし、同時にトランプルまで得られる。トーナメント級とはいいづらいが、ファンデッキではそろって突撃していく姿がよく見られた。
  • ハルマゲドン/Armageddonと組み合わせたデッドリィゲドンというデッキも存在したが、はっきり言って二線級だった。
  • メルカディアン・マスクス版のイラストと日本語訳が不評であった。

関連カード

参考

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