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[[防衛]]の登場した[[神河ブロック]]と次の[[ラヴニカ・ブロック]]では壁の収録は皆無となり、単に防衛を持つクリーチャーが登場。[[第9版]]にも壁は収録されず、この頃は「今後壁は出さない」という方針が見られた。しかし、懐古的・リバイバルな趣向のセットである[[コールドスナップ]]や[[時のらせんブロック]]をはじめ、いくつかのセットで新種の壁が登場している。[[第10版]]でも多数[[再録]]されており、数は以前より減ったものの、今後も新種は増えていくと思われる。
 
[[防衛]]の登場した[[神河ブロック]]と次の[[ラヴニカ・ブロック]]では壁の収録は皆無となり、単に防衛を持つクリーチャーが登場。[[第9版]]にも壁は収録されず、この頃は「今後壁は出さない」という方針が見られた。しかし、懐古的・リバイバルな趣向のセットである[[コールドスナップ]]や[[時のらせんブロック]]をはじめ、いくつかのセットで新種の壁が登場している。[[第10版]]でも多数[[再録]]されており、数は以前より減ったものの、今後も新種は増えていくと思われる。
  
*[[オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore]]や[[巨大戦車/Juggernaut]]等、壁を参照する[[カード]]は一喜一憂。もっとも、上述のように実戦レベルの壁は極々少数なので、こと構築においては実際の影響はほとんどなかったりする。
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*[[オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore]]や[[巨大戦車/Juggernaut]]等、壁を参照する[[カード]]は一喜一憂。
  
 
==参考==
 
==参考==

2010年8月8日 (日) 19:50時点における版

/Wallは、クリーチャー・タイプの1つ。人的に加工された素材や自然現象が並立した構造物を指す。生き物かどうかうかがい知れない場合が多い。現在ではそれ自体にルール上の意味は無い。


Wall of Stone / 石の壁 (1)(赤)(赤)
クリーチャー — 壁(Wall)

防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)

0/8


Wall of Blossoms / 花の壁 (1)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)

防衛
花の壁が戦場に出たとき、カードを1枚引く。

0/4

目次

解説

基本的に防衛を持っているため攻撃には参加できない。マナ・コストのわりにタフネスが高く、代わりにパワーが低いというものが多い。転じて、防衛を持つクリーチャー全般などを「壁」と呼ぶこともある(壁 (俗語)参照)。

以下に、過去よく構築で採用されたものを例示する。

昔(第5版)のルールブックには、「石の壁/Wall of Stone恐怖/Terrorで死ぬのは、イメージ的には不自然だがルール上は正しい」といった内容の記述があった。

廃止されたルール

神河ブロック以前は壁というクリーチャー・タイプそのものに「攻撃に参加できない」というルールがあり、テキスト中の「攻撃に参加できない」の文は単なる注釈文に過ぎなかった。その為、何らかの効果でクリーチャー・タイプを壁に変更してやれば、そのクリーチャーは自動的に攻撃に参加できなくなったし、逆に壁というサブタイプを失わせれば、攻撃に参加できるようになっていた。

  • そのため、過去のクリーチャー・タイプを変える能力を持つカードは、「壁でもレジェンドでもないタイプしか指定できない」などという制限を持っていた。

現在はこのルールは廃止され、代わりにキーワード能力「防衛」に変更された。この変更により、クリーチャー・タイプを壁に変更しても攻撃不能にはならなくなった。

  • これに伴い過去のクリーチャー・タイプを変える能力を持つカードから、壁を指定できないという制限が取り除かれた時期がある。しかし、現在では元に戻っている。
  • またこの変更に伴って、神河ブロック以前の霧衣の究極体/Mistform Ultimusを除くすべての壁には、オラクルで防衛の能力が追加されている。逆に、霧衣の究極体からは「壁でないかのように攻撃に参加できる」というテキストが削除され、文章変更効果でこのテキストの「壁」を他のクリーチャー・タイプに書き換えて攻撃に参加できなくさせるようなことはできなくなった。

防衛登場後

防衛の登場した神河ブロックと次のラヴニカ・ブロックでは壁の収録は皆無となり、単に防衛を持つクリーチャーが登場。第9版にも壁は収録されず、この頃は「今後壁は出さない」という方針が見られた。しかし、懐古的・リバイバルな趣向のセットであるコールドスナップ時のらせんブロックをはじめ、いくつかのセットで新種の壁が登場している。第10版でも多数再録されており、数は以前より減ったものの、今後も新種は増えていくと思われる。

参考

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