深淵の迫害者/Abyssal Persecutor

提供:MTG Wiki

2016年8月25日 (木) 22:35時点における221.16.88.24 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Abyssal Persecutor / 深淵の迫害者 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。

6/6

4マナ6/6飛行トランプルと凄まじい戦闘性能を誇るデーモン。だが、逆白金の天使/Platinum Angelとでも言うべきルール破壊能力を持ち、これが戦場にいる限り対戦相手敗北しなくなってしまう。

強力な戦闘性能で対戦相手のライフ削りきることができても、勝利することができないというのは非常に強烈なペナルティ。しかしこれが戦場からいなくなってしまえば再び勝利できるようになるため、対戦相手のライフを0点以下にした後に自分で始末してしまえばよい。よって、これをデッキに採用するならば、処理する手段を構築段階であらかじめ意識しておくことが重要になる。

後始末さえキチンと考えておけば、軽く強力なクリーチャーには違いないので、ビートダウンコントロール問わず採用に値する。仮にライフを0点以下にした後で始末できず立ち往生しても、これ自身が巨大なブロッカーとなってこれを始末できるカード引くまでの時間を稼いでくれるだろう。

主に青黒コントロールなどで、ビートダウン対策として採用されることが多い。処理手段としては乱動への突入/Into the Roil消耗の蒸気/Consuming Vaporsアドバンテージの損失が少ないため好相性であり、その他には喉首狙い/Go for the Throat破滅の刃/Doom Bladeよりも優先して採用するなどの工夫も見られる。

  • 処理する手段は基本的に対戦相手のクリーチャーに対する除去バウンスを流用すればよいのだが、妨害を受ける可能性は常に想定しておかなければならない。カウンターはもちろん、対象を取るものであればプロテクション被覆付与されて立ち消えさせられる危険性もある。布告系ならば後者は回避可能であり、吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat骨の粉砕/Bone Splintersなどのコスト生け贄に捧げる手段があればより確実。ただし、CIP起動型能力の場合、本体の方が打ち消される可能性があるので注意。
  • たとえ相手のライフが0以下でも、ライフがわずかなときにトランプルもちのクリーチャーをチャンプブロックする際には用心したほうがいい。ブロックして深淵の迫害者/Abyssal Persecutorに致死ダメージを与えつつライフが0になるように割り振られた場合、深淵の迫害者/Abyssal Persecutorが破壊される処理と同時にあなたが敗北する状況起因処理が処理され、引き分けにもならずに負けてしまう。

参考

QR Code.gif