自己置換効果

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'''自己置換効果'''''Self-replacement Effect'')は、[[呪文]]や[[能力]]が持つ、自身の能力によってその[[解決]]時の[[効果]]の一部または全部を[[置換効果|置換]]する効果のことである。
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'''自己置換効果'''(''Self-replacement Effect'')は、[[呪文]]や[[能力]]が持つ、自身の能力によってその[[解決]]時の[[効果]]の一部または全部を[[置換効果|置換]]する効果のことである。
  
{{#card:Electrostatic Bolt}}
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{{#card:Dissipate}}
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{{#card:Brimstone Volley}}
  
*例:[[静電気の稲妻/Electrostatic Bolt]]の、[[アーティファクト・クリーチャー]]に4点のダメージを与える効果は自己置換効果である。
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自己置換効果の多くは、自己置換効果を生成する文章が置換される効果を生み出す能力の一部に含まれるが、別の能力に含まれている場合もあり得る。特に[[能力語]]を伴う際にこうなる場合が多い。
  
 
ある[[イベント]]に適用可能な複数の置換効果がある場合、自己置換効果を最初に適用しなければならない。
 
ある[[イベント]]に適用可能な複数の置換効果がある場合、自己置換効果を最初に適用しなければならない。
  
 
*例:[[虚空の力線/Leyline of the Void]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態で、[[対戦相手]]が[[唱える|唱え]]た呪文を[[記憶の欠落/Memory Lapse]]で[[打ち消す|打ち消し]]た場合、「[[墓地に置く]]」というイベントがまず記憶の欠落の自己置換効果で「[[ライブラリーの一番上]]に置く」に置換されるため、虚空の力線の「[[追放]]する」への置換は適用できなくなる。
 
*例:[[虚空の力線/Leyline of the Void]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態で、[[対戦相手]]が[[唱える|唱え]]た呪文を[[記憶の欠落/Memory Lapse]]で[[打ち消す|打ち消し]]た場合、「[[墓地に置く]]」というイベントがまず記憶の欠落の自己置換効果で「[[ライブラリーの一番上]]に置く」に置換されるため、虚空の力線の「[[追放]]する」への置換は適用できなくなる。
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*例:[[流血の呪い/Curse of Bloodletting]]を[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されている状態で[[硫黄の流弾/Brimstone Volley]]を[[陰鬱]]の条件を達成されて唱えられた場合、まず硫黄の流弾の5点にする自己置換効果を適用してから流血の呪いの倍にする置換効果を適用する。適用順を逆にすることはできない。
  
== 参考 ==
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==参考==
 
*[[置換効果]]
 
*[[置換効果]]
 
*[[インスタ=ソーサリー]]
 
*[[インスタ=ソーサリー]]

2014年2月22日 (土) 12:30時点における最新版

自己置換効果(Self-replacement Effect)は、呪文能力が持つ、自身の能力によってその解決時の効果の一部または全部を置換する効果のことである。


Dissipate / 雲散霧消 (1)(青)(青)
インスタント

呪文1つを対象とする。それを打ち消す。これによりその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。



Brimstone Volley / 硫黄の流弾 (2)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。硫黄の流弾はそれに3点のダメージを与える。
陰鬱 ― このターン、クリーチャーが死亡していたなら、硫黄の流弾は代わりに5点のダメージを与える。


自己置換効果の多くは、自己置換効果を生成する文章が置換される効果を生み出す能力の一部に含まれるが、別の能力に含まれている場合もあり得る。特に能力語を伴う際にこうなる場合が多い。

あるイベントに適用可能な複数の置換効果がある場合、自己置換効果を最初に適用しなければならない。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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