血空の虐殺/The Bloodsky Massacre

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:血空の惨劇。
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特にII章の[[章能力]]が大量の[[カード・アドバンテージ]]に繋がりうる[[英雄譚]]。しかしII-III章がいずれも狂戦士の数に依存しているため[[全体除去]]の格好の的であり、空振りに終わると[[誘発]]タイミングを選べない英雄譚の欠点が目立ってしまう。あらかじめ[[手札破壊]]で前方確認しておく、[[スケムファーの報復者/Skemfar Avenger]]等で全体除去のケアをするなど、何らかの対策を打っておきたいところ。
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==関連カード==
 
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*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034738/ 『カルドハイム』のトークン]([[Daily MTG]] [[2021年]]1月20日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034738/ 『カルドハイム』のトークン]([[Daily MTG]] [[2021年]]1月20日)
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*[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]]
 
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[レア]]
 
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2021年3月28日 (日) 16:02時点における最新版


The Bloodsky Massacre / 血空の虐殺 (1)(黒)(赤)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 威迫を持つ赤の2/3のデーモン(Demon)・狂戦士(Berserker)クリーチャー・トークン1体を生成する。
II ― このターン、狂戦士1体が攻撃するたび、あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。
III ― あなたがコントロールしている狂戦士1体につき(赤)を加える。ターン終了時まで、このマナはステップやフェイズの終了に際して無くならない。


ヴェラゴス/Varragothが百年前に起こした惨劇を描いた英雄譚

クリーチャートークン生成狂戦士攻撃誘発するドロー、狂戦士の数に応じた一時的マナ加速の3章からなる。

I-
能力は異なるが、ヴェラゴスの脱出をイメージした章能力
威迫を持つ2/3のデーモン狂戦士クリーチャートークン生成される。
続く2つの章は狂戦士の数が重要になるのでその布石となり、トークンは3マナ相当の性能を持つのでこれだけでもマナ・コスト相応の働きは保証される。
II-
ヴェラゴスに先導された狂戦士達による虐殺と略奪が起きる。
攻撃した狂戦士の数だけドローライフロス
III-
血空の惨劇。
ステップフェイズを跨いで持ち越せる赤マナを狂戦士の数だけ加える。

特にII章の章能力が大量のカード・アドバンテージに繋がりうる英雄譚。しかしII-III章がいずれも狂戦士の数に依存しているため全体除去の格好の的であり、空振りに終わると誘発タイミングを選べない英雄譚の欠点が目立ってしまう。あらかじめ手札破壊で前方確認しておく、スケムファーの報復者/Skemfar Avenger等で全体除去のケアをするなど、何らかの対策を打っておきたいところ。

全体除去の出現率が低いリミテッドでは強力なカードで、黒赤では意識せずとも狂戦士が集まるのでII章、III章の章能力の増強が期待できる。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

カルドハイムレア英雄譚サイクル。2色の組み合わせそれぞれに1枚ずつ存在する。

[編集] ストーリー

血空の虐殺/The Bloodsky Massacreは、百年前にブレタガルド/Bretagardで起きた惨劇。

イマースターム/Immersturmから脱出したデーモン/Demonヴェラゴス/Varragothは、ブレタガルドに入ると、速やかにスケレ/The Skelleの指導者としての地位を確立した。彼はスケレを率いてベスキール会堂/Beskir Hallへと向かい、道中で目にした者を一人残らず虐殺した。数人のベスキール/The Beskirが逃げ延び、神々に介入を嘆願した。神々はまるまる一月かけてヴェラゴスと戦い、最終的に彼をイマースタームへと追い返した。

この惨劇に因み、ブレタガルドでは今でも冬の季節を血空/Bloodskyの名で呼ぶ[1]

  • イラストに描かれているのは、腕に彫られた刺青。今でもヴェラゴスを信奉するスケレの一員のものだろう。

[編集] 脚注

  1. Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 1/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その1(Feature 2021年1月8日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)

[編集] 参考

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