魅惑の悪漢、マルコム/Malcolm, Alluring Scoundrel

提供:MTG Wiki

2024年1月22日 (月) 10:47時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Malcolm, Alluring Scoundrel / 魅惑の悪漢、マルコム (1)(青)
伝説のクリーチャー — セイレーン(Siren) 海賊(Pirate)

瞬速
飛行
魅惑の悪漢、マルコムがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、これの上に合唱(chorus)カウンター1個を置く。カード1枚を引く。その後、カード1枚を捨てる。これの上に4個以上の合唱カウンターがあるなら、その捨てたカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

2/1

ルーターサボタージュ能力を持つ伝説のセイレーン海賊誘発のたびに溜まる合唱カウンターが4つ以上になったら、捨てたカード唱えられる。

飛行とルーターの組み合わせにより、着実にライフ削りながら手札の質を整えられる。それに加え、瞬速持ちなのでインスタントと両構えがしやすい、手札の打ち消しクロックの割合を調整できるといった理由からクロック・パーミッションへの適性が高い。

コスト踏み倒し能力も持つが、この能力は基本的にオマケと考えてよい。というのも除去耐性のない2マナのクリーチャーが4回攻撃通すというのはかなり悠長であるし、アグロ的な性質が強いこのカードと踏み倒し先の重量級カードを同時に入れるとデッキの方向性が曖昧になりやすいからである。軽いカードを踏み倒してテンポで少し得するだけでも、十分な働きと思っておいた方が良いだろう。

踏み倒し能力を本格的に活かしたい場合、試作カードなどの軽く使える選択肢を持ったカードと組み合わせるとよいだろう。また、リアニメイト系デッキならば手札に来たリアニメイト先を捨てる手段として使いつつ、いざとなれば自身が踏み倒し役になることもできる。そのほか、二段攻撃うろつく玉座/Roaming Throne増殖などでカウンター数を稼ぐのもアプローチの一つである。

イクサラン:失われし洞窟リミテッドでは2マナパワー2の飛行持ちという点でクロックとして悪くなく、落魄とのシナジーも狙える。ただし鉱夫の導鳥/Miner's Guidewing樫材のセイレーン/Oaken Siren軽量飛行警戒持ちが多い環境のため、序盤に展開できても戦闘にまごついてしまう場面も良く見られる。

登場時のイニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期スタンダードでは、同じ基礎性能とドロー関係の能力を持ったフェアリーの黒幕/Faerie Mastermindが競合相手となる。こちらは序盤から手札が調整できる、英雄の公有地/Plaza of Heroesシナジーがある点で差別化でき、エスパー・ミッドレンジを始めとする入りミッドレンジデッキでは併用する型も存在する。またクリーチャー・タイプこそ兵士ではないが、上記のクロック・パーミッション向けの性質が買われアゾリウス兵士に採用例がある。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

鉱山の異変を調査するため、イクサラン大陸を訪れたマルコム/Malcolm

詳細はマルコム/Malcolmを参照。

[編集] 参考

QR Code.gif